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「旦那さんの年収ってどれくらい?」余計な詮索ばかりしてくる友人。だが、別の友人の正論で空気が一変

  • 2026.6.4
「旦那さんの年収ってどれくらい?」余計な詮索ばかりしてくる友人。だが、別の友人の正論で空気が一変

会うたびに感じる小さな重圧

学生時代からの友人とは、長い付き合いになる。

気の置けない相手のはずなのに、結婚してからというもの、彼女と会うのが憂鬱になってきていた。

理由は、会うたびに飛んでくる踏み込みすぎる質問だ。

「旦那さんの年収ってどれくらい?」

「子ども、どこの塾に通わせてるの?」

軽い口調なのが余計に質が悪い。答えを濁すと、今度はこう返ってくる。

「隠すほどのことなの?」

笑いながら言われると、反論もしにくい。そのたびに苦笑いで受け流し、帰り道に一人でもやもやを引きずる。そんな繰り返しだった。

聞かれた内容が嫌なのではなく、そもそも「なぜそれを知りたいのか」がわからない。

比べて満足したいのか、それとも単なる癖なのか。どちらにせよ、心地よくはなかった。

共通の友人が放ったひと言

ある日、共通の友人も誘って3人でランチをすることになった。

食事が始まってしばらくすると、やはりいつもの質問が来た。

「旦那さん、最近昇進したって聞いたんだけど。収入、どれくらいになったの?」

咄嗟に苦笑いを浮かべようとしたそのとき、隣に座っていた友人が静かに口を開いた。

「ねえ、それ聞いてどうするの?人の家庭のことを詮索するのって、失礼だよ」

テーブルにしんと静寂が落ちた。

さらに、その友人はこちらへ目を向けてこう続けた。

「つもりがなくても不快に感じる人はいるよ。困ってたでしょ。」

ずっと言えずにいたことを、代わりに声に出してもらえた気がした。胸の中の重さが、ふっと軽くなる。

それは泣くほどの出来事でもないのに、なぜか目の奥が熱くなった。

質問した友人はしばらく黙ったあと、「そんなつもりじゃなかったんだけどな」と小さく呟いた。場の空気は少しだけ変わった。

それ以降、3人で会う機会はなくなったが、その友人と1対1で会うことはある。不思議なことに、あれからは込み入った質問をされることがなくなった。以前よりもほんの少し、互いの距離感が自然に落ち着いた気がしている。

あの日の帰り道、第三者として声を上げてくれた友人と駅まで一緒に歩いた。

ずっと気になってたんだ」と彼女は小さく笑った。長年気付かないふりをして自分の中で抱え込んでいたものが、誰かにとっては最初から見えていたのだという事実が、じんわりと胸に沁みた。我慢して笑っていた時間が、はじめて他人の言葉で報われた瞬間だった。

ずっと自分一人で抱えていたモヤモヤを、誰かが見ていてくれた。それだけで、十分救われた気がした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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