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「こっくりさん」には“破ってはいけない掟”がある…禁忌を犯した先に待つのは、遊びの域を超えた恐怖【作者に聞く】

  • 2026.6.2

「こっくりさん、おいでください」――。子どものころ、一度は耳にしたことがある人も多い“こっくりさん”。学校で流行した遊びとして知られているが、その正体は明治時代以降に広まった降霊術の一種とも言われている。そして、こっくりさんには“決して破ってはいけない2つの掟”が存在した。もし破ってしまったら、一体どうなるのか――。

怪異が見える女子高生の物語

『鬼の居る間にわたしたちは』の主人公は、怪異が見える特異体質の女子高生・螢。見えないふりをして日常をやり過ごしていたが、転校生のあざみに危険な怪異が取り憑いていることに気づく。あざみ自身には怪異が見えないものの、螢と手をつないでいる間だけ見えるようになるという不思議な現象が起こり、2人は次第に距離を縮めていく。

「本当に動くかも」と怖かった

本作を描いたのは、ホラー漫画や都市伝説系作品を得意とする三ノ輪ブン子(@minowabunko)さん。自身も小学生のころにこっくりさんを体験したことがあるそうで、「明らかに力を入れている人の指の爪が白くなっていたことを覚えています(笑)」と当時を振り返る。一方で、「もしかしたら本当に勝手にコインが動くんじゃないかと結構怖くて、ドキドキして楽しかったですね」と、“怖いのにやってしまう”独特の魅力について語った。

続編構想はあったものの…

『鬼の居る間にわたしたちは』は、現在は閉鎖された漫画アプリで連載されていた作品で、第4話が最後の掲載回となっている。三ノ輪さんによると、第8話あたりまでの構成は考えていたそうだが、「第4話を描いてから時間が経って絵柄が変わってしまった」とのこと。さらに、「今続きを描いたら、自分の価値観や考え方も変わっていて、かなり違う作品になるかもしれない」と明かしている。

都市伝説好きにはたまらない短編群

本作では、第1話で「テケテケ」、第2話で「ムカサリ絵馬」、第3話で遊園地の子どもの幽霊、そして第4話で「こっくりさん」をテーマに描いている。どのエピソードも1話完結型の短編ホラーとなっており、都市伝説やじわじわ来る怪談が好きな人にはぴったりの作品だ。また、「タクシーの幽霊」「死体洗いのバイト」「メリーさんの電話」などを扱った『ただのうわさです』もおすすめとのことなので、ホラー好きはあわせてチェックしてみてほしい。

取材協力:三ノ輪ブン子(@minowabunko)

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