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捨てないで! トウモロコシのヒゲ、おいしく活用するには?

  • 2026.6.3

夏になると食卓に登場するトウモロコシ。皮を剝く時、ヒゲをそのまま捨てていませんか。

実は、トウモロコシのヒゲは薬膳の世界で『食材』として扱われてきました。

『すくよか®薬膳』の主宰者である中医薬膳講師の都築麻尋先生に話を聞くと「私は捨てません。大好きです」とのこと。

本記事を読むと、ヒゲを捨てるのが惜しくなるはずです!

その名も『南蛮毛』!薬膳が知っていた食材

都築先生:

トウモロコシのヒゲは、薬膳や漢方の世界で、南蛮毛『なんばんもう』と呼ばれています。
かつては日本でも、薬草として活用する知恵がありました。

日本でも古くから薬草として活用されていたというトウモロコシのヒゲ。

しかし現代では、流通の事情や見栄えを重視する消費者ニーズから『ヒゲは不要なもの』とする認識が加速したと考えられています。

※写真はイメージ

一方、韓国ではトウモロコシのヒゲは身近な存在として親しまれているようです。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットには『オクスス・スヨムチャ』と呼ばれるトウモロコシのヒゲ茶が並んでおり、ノンカフェインの飲みものとして老若男女に親しまれているのだとか。

私たち日本人が処分しているものが、韓国では定番飲料になっているとは驚きですね。

使い方は、拍子抜けするほどシンプル

都築先生に、トウモロコシのヒゲの効果的な活用方法を聞いたところ、このような回答がありました。

都築先生:

一番簡単な使い方は、皮を1枚程度残してヒゲをつけたままゆでて、そのまま食べることです。
炊き込みご飯に入れてもおいしいですよ。

風味は粒とほぼ同じで、食感に少し歯ごたえがある程度です。特別な調理の知識は必要ありません。

そのほか、フライパンでから煎りして塩を軽く振ると、つまみにもなります。

※写真はイメージ

都築先生は、スープや味噌汁にそのまま加えたり、煎って香ばしくなったヒゲをお茶として楽しんだりしているそうです。

下処理も驚くほど簡単で、以下2点のみでOKです。

・外側に出ている茶色い先端部分を切り落とす。

・さっと水洗いする。

冷凍保存も可能で、洗って水気を切った状態で約1か月保存できます。

トウモロコシを買ったらヒゲだけ先に冷凍しておく、という手もあるそうです。

ヒゲが教えてくれる、おいしいトウモロコシの見分け方

実はトウモロコシを選ぶ時にも、ヒゲが役立ちます。

皮の外に出ているヒゲの先が茶褐色に乾燥しているものが、熟していて甘みが強いサインです。

※写真はイメージ

都築先生は「スーパーのトウモロコシ売り場に置いてあるゴミ箱に、皮と一緒に捨てられているヒゲを見ると、全部かき集めたくなってしまいます」と笑って話してくれました。

今年の夏は、捨てる前にヒゲを活用してみてください!

取材協力 都築麻尋

中医薬膳講師。中医康復師®︎・中医カウンセラー。
名古屋を拠点に「すくよか薬膳」を主宰し、薬膳講座を1万人以上に届けてきた。
2025年4月に著書『いい加減』の薬膳~食べて笑って『すくよか』ライフ~を刊行。
HP⇒縁トラディショナルライフスクール
Instagram⇒sukuyoka.yakuzen

[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]

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