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実は「5月病」よりヤバい…「6月病」具体的な“症状の違い”とは?症状を和らげる「朝習慣」を伝授!

  • 2026.6.1

「6月病」が「5月病」より厄介なワケ

「6月病」が「5月病」より厄介なワケ
「6月病」が「5月病」より厄介なワケ

新年度から2カ月ほど経った時期、「なんとなく体がしんどい」「気分が上がらない」といった経験をした人は少なくないはずです。こうした状態は、近年「6月病」という名前で認知されつつあります。

梅雨に入り天気もすぐれない中で、どのように6月病を対処すればいいかについて、国立病院や保健所の精神障害者デイケア施設、スクールカウンセラー、発達障害者就労支援センターなどで「心の専門家」として20年以上従事してきた、公認心理師の「あいさん」に聞きました。

Q.5月病に続く「6月病」をおさらい!いつから世間に認知され始めたのか?

あいさん:「割と最近ではないかと思います。昔はあまり聞きませんでしたから。定義としては、新しい環境になり始めた4月を起点とすると、大体2カ月経った頃ですよね。そこで現れる心身の不調を指すことになるかと思います。4月に新生活が始まって、それに一生懸命適応しようとストレスに対抗してきたけれども、そこでエネルギーが落ちてしまう。そのうち、だんだんとストレスに耐えられなくなって、最終的に症状が現れてしまうというところかと考えています」

Q.具体的な症状や、発症する原因になる“外的要因”にはどんなものが挙げられますか?

あいさん:「いわゆる『5月病』というのは新しい環境への適応の初期なんですよね。現れるものは環境の変化そのものによるストレスが主な原因だと思います。それに対して6月は、もう環境に慣れ始めているんです。その、慣れてきた頃の疲れがあるかと思います。蓄積した疲労と、現実と理想のギャップ。こんなはずじゃなかった、みたいなギャップに直面することが主な原因かと思います。医学的には、5月の場合は適応障害やうつの初期症状でしたが、6月になると初期ではなく、完全に適応障害になっていることが多いということです。そういう意味で、5月病より厄介だとされていますね」

Q.「5月病」と比較すると、症状にはどんな“違い”がありますか?

あいさん:「症状として、5月病はおおむね一時的です。ゴールデンウィークが明けてしばらくすると少し持ち直す例も珍しくありません。ですが6月病は、その状態から持ち直さずにずっと症状が続いたり、もっと悪くなっていってしまったりします。そういったところが症状の違いです。

それと、6月病は完璧主義者や責任感の強い人が結構かかると言われていて、それがうつ病の入り口になってしまうリスクがあるとされます。また、5月病と違って無気力や気分の落ち込みが顕著に出る傾向がありますね。また、気候の変化に敏感な方がなりやすいとも言えます。

新しい環境に適応するのには、私たちもそうだと思うのですが、少なくとも3カ月はかかると言われていませんか? 1カ月目は気を張っていて、2カ月、3カ月でだんだん疲れてくるけれど、少し持ち直して適応していく。そのサイクルが上手くいっていない人が、5月病・6月病になりやすいのだと思います」

Q.症状を和らげるおすすめの”朝の習慣”などありますか?

あいさん:「規則正しい生活、というのは当然ですが、朝食を抜く方が結構いるんですよ。朝ごはんを抜かずにちゃんと食べるというのは、すごく大切な習慣だと思います。やはり朝ごはんを食べるとエネルギーが入って、元気が出るんですよ。その元気を切らしてしまうとどうしても調子が悪くなるので、ちゃんと食べるというのはおすすめです。

それと、これから雨の日も多いのですが、必ず光を浴びるようにしてください。雨の日でも真っ暗ではないので、カーテンをちゃんと開けて外の光を浴びることが必要です。実際、冬に『光療法』と呼ばれる、強い光を当てて、うつ症状を和らげる治療法があるように、やはり光は有効なんです。

あとは、呼吸でリフレッシュすることもおすすめだと思います。普段は無意識に呼吸をしていると思うのですが、マインドフルネス呼吸法“今この瞬間に意識を向けて脳疲労やストレスを軽減する”を意識的に行うといいでしょう。深く吸って、少し止めて吐く。これをすると交感神経が少し静まって、穏やかな気持ちになれるかと思います」

【まとめ】まだまだ知らない人も多い「6月病」ですが、場合によっては5月病以上に長引いたり、症状が悪化したりするようです。新年度の変化にも慣れて心身の疲れが現れ始めたら、無理をせずに自分をいたわってあげましょう。

(LASISA編集部)

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