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保育者の9割超が子どもに学んだと回答! コドモン「『こどものチカラ』実態調査2026」

  • 2026.5.31

記事ポイント

  • 保育者の91.3%がこの1年で子どもから「教わった・ハッとさせられた」経験を持つ
  • 子どもから見習いたい力1位は「常識にとらわれない発想力」(39.6%)
  • 83.7%の保育者が、子どもの力を引き出すために保育者自身の「心のゆとり」が必要と回答

子どもから学ぶ保育者は、全体の9割以上にのぼります。

コドモンが全国の保育者404名を対象に実施した「『こどものチカラ』実態調査2026」では、保育現場における子どもと大人の双方向の学びの実態が数値で明らかになります。

調査結果は、保育者の心のゆとりが子どもの成長に直結するという現場の声も浮き彫りにしています。

コドモン「『こどものチカラ』実態調査2026」

コドモン「こどものチカラ」実態調査2026のメインビジュアル
  • 調査名:コドモン「こどものチカラ」実態調査2026
  • 調査期間:2026年3月17日〜3月31日
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査対象:保育施設・認定こども園・幼稚園などに勤務する保育者
  • 有効回答数:404名
  • 発表元:株式会社コドモン

業界シェアNo.1の保育・教育・療育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を提供するコドモンが、保育者404名への調査結果をまとめたレポートを公表しました。

経営者から担任まで幅広い立場・経験年数の保育者が回答しており、保育現場のリアルな実態を反映した内容となっています。

調査では、子どもが大人に気づきや学びをもたらす「双方向の関係性」と、それを支える保育者の心理的余白の重要性という2つのテーマが軸に据えられています。

9割以上の保育者が子どもから学んだ経験を持つ

「この1年間で子どもから教わった・ハッとさせられた経験があるか」の回答グラフ。はい91.3%、いいえ8.7%

「この1年間、子どもたちの姿を見て大人である自分の方が教わった・ハッとさせられた」と回答した保育者は91.3%(369名)に達しています。

保育とは一方的に教える関係ではなく、子どもが大人に気づきをもたらす双方向の関わりであることが、現場の数値として示されます。

ビジネス領域で若手が上司を指導する「リバースメンター」になぞらえると理解しやすく、保育現場においても同様の構造が広く存在することがこの調査から確認されています。

実際のエピソードとして、ある保育者(認可保育所・担任・保育経験10〜19年)は「花が咲いたり雪が降ったりする自然現象に対し、子どもが『神様がやってるの?』『誰かが色を変えてくれてるの?』と答えていた。大人の常識の範囲外の言葉に感性の豊かさを感じた」と報告しています。

また別の保育者(認定こども園・園長・保育経験4〜9年)は、制作活動でりんごを紫に塗り「ブドウ味のりんご」と表現した子どもの姿に「固定観念で決まった色を勧めようとした自分が、常識にとらわれていたと気づかされた」と述べています。

見習いたい力の1位は「常識にとらわれない発想力」

「子どもの姿から大人が特に見習いたいと感じる力」のランキンググラフ(複数回答)

「子どもの姿から大人が特に見習いたいと感じる力」(複数回答)では、1位に「常識にとらわれない発想力」(39.6%)、2位に「好きなことに没頭する力」(33.7%)、3位に「今この瞬間を全力で楽しむ力」(25.7%)が並びます。

上位3項目はいずれも、忙しい日常の中で大人が手放しやすい力であり、保育のプロが日々の現場から実感している子どもならではの資質です。

4位以下も「小さな変化に感動する感性」(25.0%)、「あらゆるものに疑問を持つ好奇心」(23.5%)、「失敗を恐れず挑戦する力」(21.5%)と続き、20%以上の回答率を記録した項目はいずれも内発的な動機や感受性に関わるものです。

数値の高さは、保育経験を積んだ現場の専門職が子どもの力を具体的に認識していることを示しています。

心のゆとりが保育の質を左右する

「子どもの力を引き出すために保育者の心のゆとりはどの程度必要か」の回答グラフ。不可欠45.1%、重要38.6%

「子どもたちが持つ本来の力を引き出すために、保育者の精神的な余白(心のゆとり)はどの程度必要か」という問いに対し、「不可欠」(45.1%)と「重要」(38.6%)を合わせた83.7%が必要と回答します。

保育現場で働く8割以上が、子どもの成長に保育者自身のゆとりが直接影響すると認識していることになります。

さらに、1年前と比べてゆとりが「増えた」と答えた保育者205名のデータでは、ゆとりの度合いによって実現できる保育の内容に差が生じることも確認されています。

ゆとりが「ある程度増えた」148名では「子どもの行動を急かさずに待つ」(20.9%)が1位ですが、ゆとりが「とても増えた」57名では「不安な子に落ち着くまで寄り添う」(22.8%)が1位となります。

ゆとりが十分にある状態では、子どもの自主性や感情に寄り添うより深い関わりが実現されることがデータで示されています。

コドモン「『こどものチカラ』実態調査2026」は、2026年3月17日〜31日にインターネット調査で実施され、経営者20名・園長や施設長101名・副園長・主任66名・担任94名・その他123名の計404名が回答しています。

保育経験20年以上が113名、10〜19年が99名と、現場経験が豊富な保育者の声が多く集まった調査です。

保育者の業務環境を整えるICTサービス「CoDMON(コドモン)」が蓄積する現場データをもとに、子どもの成長環境と保育者の働き方の関係性が数値で裏付けられます。

コドモン「『こどものチカラ』実態調査2026」の紹介でした。

よくある質問

Q. 調査に回答した保育者の経験年数の内訳はどうなっていますか?

A. 有効回答404名のうち、保育経験20年以上が113名、10〜19年が99名、4〜9年が105名、1〜3年が70名、1年未満が17名です。

Q. 「心のゆとり」が「とても増えた」層と「ある程度増えた」層では、できるようになった保育の内容にどのような違いがありますか?

A. 「ある程度増えた」層(148名)では「子どもの行動を急かさずに待つ」が1位(20.9%)ですが、「とても増えた」層(57名)では「不安な子に落ち着くまで寄り添う」が1位(22.8%)となり、ゆとりが十分にある状態のほうがより子どもの感情に深く寄り添う関わりが実現されています。

Q. 調査の詳細データはどこで確認できますか?

A. 調査の詳細グラフや7位以下のランキングデータは、コドモンが公表している別紙PDFファイルに掲載されています。

引用の際は出典「コドモン『こどものチカラ』実態調査2026」の明記が必要です。

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