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「確認不足だったんじゃないの?」自分のミスを平然と擦り付けてきた上司→朝一の指摘に絶句

  • 2026.5.31

取引先からのメール

その日の朝、デスクに着いてすぐに取引先から確認メールが届いているのに気づいた。

先週上司が送付した資料に、数字の誤りがあるという内容だった。

先方は丁寧な文面で指摘してくれていて、大きなトラブルになる前に気づけた形ではあった。

この資料を作成して送付したのは上司だ。

数字のデータを管理し、内容を組み立てるのは上司の仕事だった。

私は仕上げられた資料の体裁を整えて印刷し、封をして発送するまでの最終工程を担っていた。

数字の精査は担当外だったので、私は細かく確認していなかった。

誰が見ても、データを入力した側のミスだと分かる内容だった。

上司に状況を伝えようとデスクに近づくと、上司はすでに先方のメールを読んでいた。こちらが口を開く前に、上司が先に言った。

「確認不足だったんじゃないの?」

一瞬、何を言われたのか理解が追いつかなかった。確認といっても、私はデータそのものに触れる立場ではない。そのことを伝えようとすると、また言葉が重なってきた。

20年選手の一言

「最終確認してから送るべきだったんじゃない?」

「プリントアウトの前に内容を一通り見ておくのが普通でしょ」と言葉が続いた。どれも、私の作業に落ち度があったかのような言い方だった。

この上司は勤続20年近い。部署の中で最も経験豊富な一人だ。

それだけキャリアを重ねた人なら、何かが起きたとき、まず自分の作業を見直す姿勢があるものと思っていた。

でも実際には、問題が起きた場面でまず自分を守る側に言葉が動く。

それがこの人なのだと、少し冷めた気持ちで受け止めた。

少し振り返ると、この上司は以前にも似たような場面があった気がする。

何か不備が出たとき、真っ先に「あなたのほうで確認はしてあったの?」と問いかけてくる。

今回が特別なのではなく、何かが起きたとき自分への疑いを先にずらすのが、この人のやり方なのかもしれない。

そう思うと少し気が重くなった。

先方への対応が急務だったので、反論する間もなく動き始めた。

お詫びメールの作成、修正版資料の用意と再送信まで、後処理はほぼ私がひとりでこなした。

上司はその間、自分のデスクで別の仕事を続けていた。一言もなかった。「ありがとう」も「悪かったね」も。

対応が終わって席に戻ったとき、静かに疲れていた。理不尽だと怒る気力もなく、ただじんわりと腑に落ちない感覚だけが残っていた。

結局、私への指摘だけが朝の記憶として残った。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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