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『チケット2枚譲ります』SNSを通して“約4万円を送金”後、連絡が途絶え…20代女性を襲った驚きの手口

  • 2026.6.19
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

人気アーティストのライブやスポーツの国際大会などでは、チケットがすぐに完売してしまうことがあります。

どうしても参加したいという気持ちから、SNSや掲示板でチケットを探した経験がある人もいるでしょう。

しかし、その心理につけ込んだトラブルも発生しています。

今回は、元警察官の筆者が実際の相談事例などをもとに解説します。

『チケット譲ります』を信じて4万円を送金

ある20代女性は、人気アイドルグループのライブチケットを探していました。

チケットはすでに完売しており、女性は必死にSNSで探していたところ

『チケット2枚譲ります』

という投稿を見つけたそうです。

女性が連絡すると、相手からは

『急用で行けなくなりました』
『先に代金を支払ってもらえれば電子チケットを送ります』

と説明されました。

どうしてもライブに参加したかった女性は、スマートフォン決済サービスを利用して約4万円を送金しました。

しかし、その後相手からの返信はなくなります。

何度連絡しても返事はなく、最終的にはアカウントも確認できなくなりました。

チケットは送られてこず、代金も戻ってこなかったそうです。

人気イベントほど冷静な判断が難しくなる

このようなトラブルでは、

『あと1枚しかない』
『他にも購入希望者がいる』
『今日中に支払ってほしい』

などと言われ、購入を急がされるケースがあります。

また、チケット画像や身分証明書の画像を送って信用させようとする手口もあります。

しかし、画像だけで相手が本当にチケットを持っているか判断することはできません。

人気ライブやスポーツ大会など、入手困難なチケットほど『どうしても行きたい』という気持ちが強くなり、普段なら気付ける違和感を見落としてしまうことがあります。

個人間取引にはリスクがある

SNS上の個人間取引は便利な反面、トラブルが発生した際に返金や解決が難しい場合があります。

相手の身元が分からなかったり、アカウントが削除されたりするケースも少なくありません。

また、チケット代金だけでなく、氏名や電話番号などの個人情報を聞き出そうとするケースもあります。

サッカーW杯や国際大会、大型ライブなど注目度の高いイベントが開催される時期は、こうしたトラブルも増える傾向があります。

焦る気持ちは分かりますが、取引前に一度立ち止まって考えることが大切です。

注意したいポイント

  • SNS上の個人間取引は行わない
  • 代金の先払いを求められた場合は特に警戒する
  • 『急いで振り込んでほしい』など購入を急がせる相手には注意する
  • 公式リセールサービスや正規販売ルートを利用する
  • 少しでも不審に感じた場合は取引を中止する
  • 被害に遭った場合は、やり取りの記録を保存し警察へ相談する

めったに手に入らない代物であればあるほど、正常な判断が鈍ることがあります。

個人間、特に見ず知らずの人との取引はトラブルに発展する可能性が極めて高いため、冷静な判断を心掛けましょう。


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