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一時停止違反をしたゴールド免許ドライバー→すぐには色は変わらなかったが…3年後に待ち受けていた末路

  • 2026.6.26
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。自動車販売・整備・保険業に27年従事している河野みゆきです。

自動車保険料について話をしていると、年齢や等級で決まると思っている人が意外と多く、驚かされます。実は、多くの保険会社では免許証の色も保険料を算出する際の重要な要素のひとつであり、ゴールド免許のドライバーには「ゴールド免許割引」が適用されます。このゴールド免許、条件によっては年間保険料に大きな差が生じることも。

一方で、「違反したらすぐ保険料が上がるの?」「軽微な違反でもゴールド割引はなくなるの?」と疑問に思う人も少なくありません。

自動車保険料は免許の色でも変わる

保険の見積書を見たとき、多くの人が気にするのは等級や年齢条件ではないでしょうか。

実際、お客様から保険の相談を受ける際、「年齢が上がったから安くなりますか?」「等級が上がったので保険料も下がりますよね?」と聞かれることはよくあります。

一方で、「免許証の色が保険料に関係する」と知っている人は意外と多くありません。

しかし、多くの自動車保険ではゴールド免許かどうかも保険料算出の要素のひとつになっています。

ゴールド免許は、一定期間にわたって無事故・無違反で安全運転を続けてきた人に交付される免許です。そのため保険会社も、過去の統計データなどをもとに、ゴールド免許保有者は事故リスクが比較的低いグループとして評価しています。その結果、同じ車に乗り、同じ補償内容で契約していても、免許証の色によって保険料に差が出ることがあるのです。

普段はあまり意識しないかもしれませんが、ゴールド免許は更新期間が長くなるだけではなく、自動車保険においてもメリットのある制度なのです。

「違反したらすぐ値上がりする」と思っていたEさん

長年ゴールド免許を維持していたEさん。自動車保険もゴールド免許で更新するのが当たり前でした。

ところがある日、一時停止違反で交通違反の取り締まりを受けたのです。こうしてEさんには違反点数が加算されました。反省しながらも、「次の保険更新から保険料が上がるのでは」と気になったそうです。

しかし、次の更新は3年後。気になったEさんから問い合わせの連絡を受けた際、私は次のように伝えました。

「実際には、違反したからといって直ちにブルー免許扱いになるわけではありません」

自動車保険におけるゴールド免許判定は、契約の始期日時点で保有している免許証の色で行われます。そのため、違反後であっても免許更新まではゴールド免許のままであり、自動車保険の更新時もゴールド免許として扱われます。

Eさんも違反後しばらくは、これまでどおりゴールド免許の保険料が適用されていました。

保険更新時に気付いた予想外の保険料差

3年後、免許更新を迎えたEさんの免許証はブルー免許になりました。しかし、Eさんはその間も自動車保険をゴールド免許で更新していたため、保険料が上がる可能性があることを忘れていたのです。

ブルー免許になって初めての自動車保険更新時、補償内容はほぼ同じだったにもかかわらず、前年より保険料が月800円。年間にすると9,600円も上がっていました。

驚いたEさんは、

「もしゴールド免許だったら保険料の値上がりがあったにしてもここまで高くならなかったんですよね」

と、4年前の違反について後悔していました。

もちろん、値上がりの理由は免許の色だけではありません。保険料改定などの影響もありますが、それでもゴールド免許割引がなくなったことによる影響が反映されています。保険料の差額は契約条件によって異なりますが、年齢や車種、補償内容によってはEさんのように、年間で約1万円の差が生じるケースもあるのです。

ゴールド免許は単なる優良運転者の証ではありません。自動車保険の面でもメリットがあるため、日頃から安全運転を心掛けることが家計の負担軽減にもつながります。


ライター:河野みゆき
自動車販売・整備・保険業に27年従事。損害保険募集人資格を保有し、車両購入からメンテナンス、カーライフに関わる保険まで幅広く対応。現場経験をもとに、ユーザー目線でわかりやすい情報発信を行っています。


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