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「ごめん、レクサス良かったわ」と平謝りした62歳女性。中古NXに乗り換えた結果…先入観が一瞬で払拭されたワケ

  • 2026.7.6
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

車を買い替えるとき、誰もが新しい車での理想のカーライフを思い描くのではないでしょうか。

ある62歳の女性も、憧れから輸入車のSUVを購入した一人でした。しかし、痛めていた足には欧州車特有の硬い乗り味が合わず、次第に日常の移動すら苦痛になってしまったそうです。そんな彼女を救ったのは、かつて「ブランド代が高いだけ」と敬遠していた一台の中古車でした。

車選びの価値観が大きく変わったという、知人の体験談をご紹介します。

憧れで手に入れた輸入車ライフ。しかし現実は足への負担に

彼女は長年にわたり、乗り慣れた国産車を大切に乗り継いできたそうです。そこから一転して輸入車を選んだのは、友人が乗る姿に魅力を感じたことがきっかけでした。選んだのはある欧州ブランドのSUVです。新車が納車された当初は、輸入車ならではのどっしりとした走りと充実した安全装備に、とても心を躍らせていたといいます。

しかし、その喜びは予期せぬ形で陰りを見せ始めます。原因は、彼女が両股関節を痛めていたことでした。欧州車は高速道路などで安定した走りを発揮するよう、サスペンションが少し硬めに設定されている傾向があります。それが裏目に出てしまい、日常の買い物や通院といった短い距離の移動でも、路面のわずかな凹凸がダイレクトに足へ響くようになってしまったそうです。

車自体は素晴らしいものでしたが、当時の彼女の体調にはどうしても合わなかったといいます。

残価設定ローンと家族への気遣い。言えなかった買い替えの悩み

カーブを曲がるときやブレーキを踏むたびに痛めた股関節に響き、助手席に乗っているときでさえ揺れに耐えるため、ドア上の持ち手を強く握って身体を突っ張らなければならないほどつらい状態でした。

これほど足への負担が大きいのであれば、すぐに手放して買い替えればよかったのではないかと思われるかもしれません。しかし、現実はそう簡単にいかなかったそうです。

家族に買い替えたいと打ち明けられなかった最大の理由は、新車で購入したばかりで残価設定ローンが残っていたことに加え、夫がそのSUVをとても気に入っていたからでした。自分の身体の都合だけで、夫が喜んで乗っている車を手放してほしいとはどうしても言えなかったと語ってくれました。そうして痛みを我慢しながら、ひたすら様子を見るしかなかったそうです。

車検を機に動き出した再検討。避けていたレクサスとの偶然の出会い

誰にも言えず我慢する日々が続きましたが、あるとき転機が訪れます。購入から月日が流れ、一度目の車検のタイミングで残価設定ローンを精算し、名義変更をしたときのことです。見かねた夫のほうから、思い切って車を買い替えてはどうかと提案してくれたそうです。その言葉に背中を押され、予算を考慮しながら中古車も含めて次の車を探し始めました。

最初は同クラスのハリアーなどを検討していたそうですが、偶然にも認定中古車のレクサスNX200tを見ることになります。

実のところ、当時の彼女はレクサスに対してかなり強い先入観を抱いていました。ハリアーと同じような車なのに、わざわざLマークのために何百万も余分に払う意味がわからないと、以前から家族に冗談交じりで話していたそうです。そのため、ディーラーを訪れた時点でも、購入するつもりは全くなかったといいます。

シートに座ってイメージが一変。助手席で眠れるほどの安心感

ところが、実車を前にしてその先入観はあっけなく崩れ去ることになります。当日は試乗こそできなかったものの、展示車のシートに座った瞬間、身体を優しく包み込んでくれるような感覚と静かで重厚感のある内装に、「今まで想像していたイメージと全然違う」と衝撃を受けたそうです。

その直感は本物で、実際に納車されてからはさらに驚きの連続だったといいます。以前のSUVに乗っていた頃は常に身体を強張らせていた彼女が、NXの穏やかなブレーキや優れた静粛性のおかげで、助手席でうたた寝ができるほどリラックスできたそうです。

また、車の性能だけでなく、ディーラースタッフによる細やかな気配りや丁寧な接客にも深く感銘を受けたと話してくれました。カタログの数字だけではわからない、「安心感」という体験としての価値に気づかされた瞬間だったのではないでしょうか。

先入観を捨てて自分に合う車選びを。価値観を変えた特別な一台

こうした体験を経て、「レクサスは高いだけ」と否定していた彼女は、「ごめん、レクサス良かったわ」と家族に平謝りすることになったそうです。今では家族全員がレクサスユーザーになり、昔の否定発言をいまだにいじられていると、少し照れくさそうに教えてくれました。

彼女がこの経験から学んだのは、車選びはブランドイメージだけで判断してはいけないということでした。実際に見て触れて、今の自分の体調に合うかどうかを体感することが何よりも大切だと言えます。年齢を重ねれば、車に求めるものも少しずつ変わっていきます。

デザインや走行性能だけでなく、乗り心地の優しさやシートとの相性が、日常の移動をどれほど楽にしてくれるか。NX200tは、彼女にとって単なる移動の道具ではなく、車選びの価値観そのものを変えてくれた特別な一台になったそうです。



ライター:Masaki.N
自動車メーカーで車体開発エンジニアとして設計・先行開発に携わった後、マーケティング/市場リサーチ領域で商品導入・訴求設計にも従事。さらに自動車サブスク系ITベンチャーでマーケティングを担当し、ユーザー視点のコミュニケーション設計を経験。現在は自動車ライターとして、新車情報、技術解説、モデル比較、中古車相場、維持費、業界動向まで幅広く執筆。SEO記事・コラム・インタビューなど媒体横断で制作し、専門知識を生活者の言葉に翻訳して「買う/持つ」の判断を支援します。加えて、カスタムを含む実車取材・体験を通じて得た一次情報を記事に落とし込み、机上の知識にとどまらない“現場感”のある解説を強みとしています。


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