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『親の入院費のために…』父の口座から“200万”を引き出すが→3ヶ月後、40代娘を直撃した“悲惨すぎる結末”【銀行員は見た】

  • 2026.6.22
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは!銀行員のYamaです。

「親の入院費や葬儀代が必要だから、今のうちに口座からお金を下ろしておこう」 そう考えたことがある方は、決して少なくないはずです。家族を想う、ごく自然で善意の行動に見えるかもしれません。

しかし、その「良かれと思ってやったこと」が、長年連れ添った家族をバラバラに引き裂いてしまう引き金になるとしたら――。

銀行員として13年間、数々の相続の現場に立ち会ってきた筆者が目撃した、ある姉弟の悲劇。そこから見えてくる、お金との「正しい向き合い方」をお伝えします。

ある姉弟のケース

ある午後、窓口に40代の女性が来ました。

入院中の父親の通帳と印鑑を握りしめて、「入院費がかかるから」と200万円を引き出していきました。手続きに問題はありませんでした。何の変哲もない、日常の一幕でした。

その数日後、父親が亡くなりました。

三ヶ月後、相続手続きで兄弟三人が揃って来店しました。そのとき、弟のひとりが口を開きました。「お父さんの残高、おかしくないか」。

姉は入院費だと説明しました。だが領収書の合計と、引き出した金額が合いませんでした。差額について問われると、言葉に詰まりました。その沈黙が、全てを変えました。

窓口の取引が証拠になる瞬間

話し合いはその場で決裂し、最終的に弁護士を挟んだ調停になりました。

私は担当者として呼ばれ、引き出しの日時と金額を記録とともに証言しました。あの日の「普通の取引」が、法的な証拠として使われていました。

姉は使途不明分を相続財産に持ち戻す形で精算させられ、取り分は実質的に減りました。きょうだいの仲はそれきり戻らなかったと、後から耳にしました。

善意でやったことだったのかもしれません。それでも、結果だけが残ります。

おわりに

親の口座に手をつけるなら、目的をはっきりさせて、領収書を全部取っておいて、他の兄弟に事前に話しておく。それだけでいいのです。それだけで、あの家族のようにはならずに済みます。

お金の問題は、やがて感情の問題になります。窓口でそれを何度も見てきたからこそ、言えます。手続きの前に、まず家族で話してください。


執筆:Yama

銀行員生活13年。法人・個人ともに営業を経験しております。

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