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『お金が貯まらない人の部屋』には特徴があった。プロが「自分の家では絶対にやらない」と断言する“100均グッズ”の使い方

  • 2026.6.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

インスタやTikTokで大人気の「100均ケースを並べた真っ白な収納術」。「手軽におしゃれに片付く!」と、ついついお店でケースをまとめ買いしていませんか?

実は、部屋を綺麗にしようと「100均のケースを買い足し続けてしまう人ほど、なぜかお金が貯まりにくくなる」という、家計の見落としがちな盲点が存在します。

今回は、一級建築士でありFP(ファイナンシャルプランナー)でもある住まいとお金のプロが、自分の家では絶対にやらない収納ルールを大公開。ケースの買い方に一工夫するだけで、年間5万円の資産を守る「引き算の美しい家」の作り方を解説します。

「100均でスッキリ片付け」の盲点

SNSで大人気の「100均の収納ケースを並べて、家の中をスッキリ片付ける」という収納術。手軽に統一感が出て、部屋が綺麗になる気がしますよね。

一級建築士として、またFPとして家計のアドバイスをしてきたプロの本音を言えば、「100均のケースを使うこと自体は、コストパフォーマンスの面からも非常に素晴らしいこと」です。

しかし、なぜか「100均のケースを買い足し続けてしまう人ほど、お金が貯まりにくい」という現実があります。そこには、建築とお金に関する「空間のバランス」が隠されているのです。

一級建築士が100均ケースを「隠して」使う理由

私が自分の家で意識しているルール、それは「リビングなど、主役となる空間の目につく場所に100均のケースを多用しないこと」です。

100均の収納ケースは機能的で優秀ですが、プラスチックの質感が前面に出やすいため、家族が集まるリビングやお客様の目に触れる場所に何個も並べてしまうと、せっかくのこだわり家具やインテリアの主役感が薄れてしまいます。

家は、高い建築コストや家賃を支払っている大切な空間です。その空間の魅力を最大限に引き出すためにも、100均のケースは「クローゼットや引き出しの中など、中身を整理する名脇役(隠す収納)」として限定利用するのが、プロとしておすすめしたい鉄則です。

「ケースを買う」のは、捨てる決断の先送り

さらにお金が貯まりにくくなる最大の原因は、ケースを買い足す行為が「不要なモノを捨てる決断の先送り」になってしまいがちな点です。

「片付かないからケースを買い足す」のではなく、まずは「不要なモノを減らす」のが先決です。収納ケースに頼るのを一度ストップし、建築の「ゾーニング(モノの定位置と定量を決める)」の思想を取り入れてみてください。

「このクローゼットに入る分しかモノを持たない」と決めるだけで、買い物をする段階で脳内にストッパーがかかり、服や雑貨の衝動買いも減少します。

ケース代そのものの無駄遣い防止と合わせれば、年間5万円の資産防衛はまったく難しくありません。100均ケースを「適材適所」で賢く使いこなしながら、お金が勝手に貯まる「引き算の美しい家」を目指してみませんか?


執筆:結城 貴大
一級建築士・FP2級。住宅設計とお金のプロ視点から、タイパとコストを極限まで両立させるライフスタイルを提案する専門家ライター。

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