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建築家ミケーレ・デ・ルッキによる初の学校建築「NLCS Kobe」が地鎮祭を実施、着工へ

  • 2026.5.22
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英国発のインターナショナルスクール「NLCS」の日本校「NLCS Kobe」は、2025年9月に神戸市の六甲アイランドシティにジュニアスクールを開校。2028年には六甲山にシニアスクール専用の新校舎を開校予定で、着工に伴い地鎮祭が5月20日に行われた。地鎮祭には設計を手掛けた建築家のミケーレ・デ・ルッキも参加。自身初となる学校建築に対する思いを語った。


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新校舎の建設地は、瀬⼾内海を望む国⽴公園・六甲⼭の⾃然の中。「森と共存する校舎」をテーマに、樹⽊や⽔系などの⽣態系を最⼤限に尊重し、教室棟や体育館、講堂、寄宿舎など計6棟を配置する。

新校舎の設計にあたり、ミケーレ・デ・ルッキがメイン素材として選んだのが木材だ。「もちろん他の素材も使いますが中心となるのは『木』です。 木には多様な種類と加工方法があり、私にとって建築と家具の両方において世界で最高の素材です。単に木で建てるというだけでなく、他の素材と組み合わせたり、使いやすさと耐久性を追求したりして、革新的な方法で木を活用したいと考えています。現代では廃棄物にならず、“無駄だ”と感じさせないものをつくることは非常に重要です」と語る。

<写真>ホワイエのイメージパース。

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世界でさまざまなプロジェクトに携わってきたミケーレ・デ・ルッキだが、学校建築を手掛けるのは初めて。ミケーレはこのプロジェクトに対して、「非常にシンプルで謙虚な考えに基づいている」と話す。

「自分を誇示しすぎるのは、若者たちが学ぶ場として正しい方法ではない。『謙虚さ』は極めて重要です。 常に誰かから何かを学ぶ姿勢を持つべきであり、環境もそれを助けるものであるべきです。そして環境は人の振る舞いを左右します。私が学生だった頃『建築家とは、人の振る舞い方を教える人間だ』という言葉がよく使われていました。 空間や動線、素材、色などをデザインすることは、単に物理的な形をつくるだけでなく、人々の行動や心の状態に影響を与えるのです」

<写真>ミケーレ・デ・ルッキによる、新校舎の手書きのスケッチ。

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<写真>講堂のイメージパース。校舎内の家具の一部も、ミケーレ・デ・ルッキ率いるAMDLサークルがデザインする。

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六甲山の豊かな森林に囲まれ、海が見渡せる新校舎は単なる教育活動の器ではなく、生徒の「人間らしさ」を育む場を目指す。英国を代表する名門校の日本校として、さらに世界的建築家が手掛ける学校建築として、かねてから注目度の高かったプロジェクトがいよいよ本格始動。2028年の開校を予定している。

<写真>新校舎外観のイメージパース。

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