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ブラッド・ピット、タランティーノ監督を激怒させていた 『ワンハリ』撮影秘話をベテラン俳優が暴露

  • 2026.5.22
クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)、ブラッド・ピット(Brad Pitt) Matt Winkelmeyer / Getty Images

2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、通称『ワンハリ』に出演していたブラッド・ピット。監督のクエンティン・タランティーノを激怒させていたことが明らかになった。

このエピソードを明かしたのは俳優のブルース・ダーン。キャリア65年以上のベテランで、女優のローラ・ダーンの父親でもある。アドリブで演技することで知られ、業界内では彼のアドリブに「ダーンジー(Dernsie)」とニックネームが付けられているほど。現在開催中のカンヌ国際映画祭では彼の生涯を追ったドキュメンタリー映画がプレミア上映されたが、そのタイトルも『Dernsie』である。

クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)、ジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)、ブルース・ダーン(Bruce Dern) John Shearer / Getty Images

ブルース・ダーンがこの上映に合わせて、雑誌『ピープル』のインタビューに応じた。その中で「ダーンジー」、つまりこれまでのアドリブにまつわるエピソードを披露した。ダーンも『ワンハリ』に出演しているのだが、その撮影現場で起きた出来事が忘れられないよう。

ダーンが演じたのは年老いた牧場主ジョージ。ブラッド演じるクリフが牧場主の様子を見に行く場面があるのだが、ジョージはクリフをほとんど認識していない。ダーン曰く「ブラッドはベッドにいる私を起こすんだが、私は少しぼんやりして『何が起きているのかよくわからない』と言ったんだ」。脚本にないセリフだったため、ブラッドは戸惑ったよう。「私はブラッドを見た。すると彼はカメラを止めた。ブラッドがカメラを止めさせた。するとクエンティンはものすごく真剣な顔で『ブラッド、今何をやった?』と尋ねた」。

ブラッド・ピット(Brad Pitt)、ブルース・ダーン(Bruce Dern) Eric Charbonneau / Getty Images

「ブラッドは『えーと、カメラを止めた』と言った。するとクエンティンは『2度とカメラを止めるな。さもないと、この業界で生き残れなくなるぞ。これは俺の領域だ。演技を中止するな』と言ったんだ」。つまりカメラに「カット」と言っていいのは監督だけ。タランティーノは「出過ぎた真似をするな」とブラッドに説教したということ。ダーン曰く「それで私たちはそのシーンを撮り進めた。ブラッドが監督に言ったのは『あのセリフは脚本になかったよ』ということだけだった」。

クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)、ブラッド・ピット(Brad Pitt) Christopher Polk/NBC / Getty Images

ちなみにダーンはアドリブを続行。次のテイクでも即興でセリフを付け加え、そのときはブラッドもカメラを止めずに演技を続けていたそう。『ワンハリ』公開時には仲良さそうに見えたブラッドとタランティーノ。こんなに緊迫した場面があったとはびっくり。

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