1. トップ
  2. 住まい
  3. センスのいい家族が暮らす家【Vol.28  デザイン家具と木のぬくもりが調和する家・EMILYさん邸】 | HugMug

センスのいい家族が暮らす家【Vol.28  デザイン家具と木のぬくもりが調和する家・EMILYさん邸】 | HugMug

  • 2026.5.22
HugMug

大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう?Vol.28では、ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』を手がけるEMILYさんの住まいへ。一年前に海辺のヴィンテージマンションから、小高い丘に建つ一軒家へ引っ越したEMILYさん。戸建てならではのゆとりある空間で、こだわりのデザイン家具と木のぬくもりが調和する暮らしを楽しんでいるそう。さっそく子育ても家事もおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探りましょう。profile

HugMug

EMILYさんデザイナー
ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』、子ども向けヘアバンドブランド『boo a peek』主宰。鎌倉のサロン『CASSIA』で、不定期にオイルトリートメントやまつ毛パーマの施術も手がけている。
Instagram:@emilybluejewelry0220
FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男7歳・長女5歳)
HOUSE TYPE:戸建/賃貸
HOUSE DETAIL:居住歴1年/約100㎡/2LDK+グルニエ(収納)+ウッドデッキ
AREA:神奈川県

HugMug

こだわりの住まいについて

HugMug

木のあたたかみとデザイナーズ家具が調和する空間

居住歴1年ほど経つ、EMILYさんの住まいは、2階建の物件。部屋の随所には造作家具が施され、洗練されつつ、暮らしやすさも熟慮されたつくりになっている。2階の上部にはグルニエ(屋根裏収納)があり、シーズンオフの洋服などをしっかり収納できる。「天井に柱、重厚感のある梁など、住空間に木がふんだんに使われていて、ぬくもりを感じる戸建。そのなかに、前の住まいから持ってきたお気に入りの家具や雑貨を配置して、自分らしくコーディネートしています」。ポップなカラーのイスやクッション、ひねりのあるデザインの小物の数々は、EMILYさんの確かなセンスで選ばれたもの。ひとつのテイストに傾くのではなく、そばにあると自分が心地よく感じるアイテムでスタイリングしている。「1階にも2階にもウッドデッキがあり、1階では主人が休日、テントサウナを楽しんでいます。アクティブな家族なので、子どもたちもリビングで手づくりの紙製ボールを使ってサッカーの練習をしたり、のびのびと過ごしています。この余白のあるリビングは戸建ならではで、いい空間だなと感じています」

LIVING

HugMug

ボタニカルな要素も加えて家族がくつろぐ場に

ダイナミックな梁が印象的なリビングスペース。空間を最大限に使えるように、リビングテーブルを置かず、〈リーン・ロゼ〉のソファと海外製のサイドテーブルでレイアウト。フローリングには、トルコのヴィンテージラグを敷いて、ゆったりとくつろげるスペースに。窓側にグリーンを配しているのも、癒やされる。壁側には、造作家具のデスクがあり、EMILYさんやご主人のワークスペースとして活用。「子どもたちはソファ前のスペースで側転をしたり、自由に体を動かすことも。マンションだと気にしてしまう生活音も、戸建だとある程度気にせず過ごせるのがいいですね。このダイニングからリビングまで、ひと続きのフリーな空間を活かしています」

HugMug

ヴィンテージ家具の〈CAMORI〉で購入したサイドボードは、以前は雑貨を置いたり、飾り棚のように使用していたが、現在はAVボードとして活躍させている。「〈CAMORI〉は、ヴィンテージ家具が手頃な価格で買えるので、よくチェックしています。リビングに暖炉があるので、隣り合わせに配置して、ソリッドな雰囲気に」

HugMug

ゲーム機の収納として使っている、〈ALL GOOD FLOWERS STORE〉で購入したプレート。独特のマーブル調の柄が、ヴィンテージ家具とも好相性。こんな意外性のあるマッチングを楽しんでいるそう。

HugMug

生活感の出やすい延長コードも、隠すのではなく見せてもおしゃれなものを。〈BLESS〉のケーブルジュエリーは、球体や立方体などさまざまな形状のウッドパーツを組み合わせた、ユニークなアイテム。「個性的なデザインの、遊びのあるインテリアです。空間を引き締める効果のある黒を選びました」

HugMug

もとから部屋についていたという、ヤコブソンランプ。照明好きのEMILYさんも気に入り、そのまま愛用している。松の木をスライスしてつくられたシェードは美しく、穏やかな光がもれる。

HugMug

窓際の一角にグリーンを集めて、サンルーム風に。EMILYさんが好みのものを選んでいるので、サイズもさまざま。「友人からのいただきもののほか、鎌倉や葉山で購入することが多いですね。最近は〈KAMAKURA GREEN STUDIO〉にて新しく仲間入りした植物があります。あとは、植物の問屋さんを利用することもあります」。ディスプレイする際は、スツールや台に乗せて、高低差のバランスを取るようにしている。収納として使っている〈カルテル〉のコンポニビリ3マットも、このワンコーナーにまとめて。

HugMug

造作家具のデスク周りにも、キャッチーな雑貨が散りばめられている。ヨーロピアンなミラーと〈イサム・ノグチ〉のランプを組み合わせたり、ヤギの形をした籐素材のランプカバーも存在感を発揮している。

DINING

HugMug

食事を楽しむ場所はお気に入りのテーブルと一緒に

前の住まいから愛用している、海外ヴィンテージのダイニングテーブルと、個性豊かな椅子たち。椅子は、〈ストッケ〉のキッズチェアのほか、楽天で購入したノーブランドのもの、〈Magis〉の赤いチェア、名作家具〈Hans J. Wegner〉のYチェアをMIXしている。「テーブルは気に入っているのですが、引っ越してきてダイニングスペースも広くなったので、新しいものを買おうか思案中です。来客も多いので、椅子は多めにスタンバイしています」。ダイニングルームの窓からの景色もよく、のんびりティータイムを過ごすのにもぴったりなのだとか。「以前住んでいた家は、海岸沿いで窓から海を眺められるのが気に入っていました。今の家は、少し坂道を上った場所に建っているので街が一望でき、窓の外に目をやるたびに清々しい気持ちになれます」

HugMug

〈ハーマンミラー〉のイームズストレージユニットには、ユニークな雑貨をディスプレイして、ギャラリー空間に。EMILYさんがリサイクルショップやフリマサイトで購入した、まさに目利きのアイテムが並ぶ。「ここは一面が窓になっているので、子どもたちが安全に遊べるように棚を置きました。メタリックなものやガラス、石などいろいろな素材を混ぜてディスプレイするのが好きですね。ポイントは、黒やシルバーを投入して引き締めるのがコツです」

HugMug

2段目のイエローの器は、リサイクルショップで800円程度。下段には愛すべきフラワーベースたち。〈くるくる〉というリサイクルショップによく足を運び、1,500〜2,000円程度で購入している。ほか、〈DES POTS〉、〈ALL GOOD FLOWERS STORE〉、〈FIDRIO〉などのお店で探すことが多いのだそう。

HugMug
HugMug

窓際や壁に配置したアートポスターは、〈The Poster Club〉で購入したもの。床に直置きすることで、さりげないアクセントに。「北欧デザインのポスターやアートプリントを扱うオンラインショップの〈The Poster Club〉。イエローの壁と合うようにシンプルな色調をチョイスしています」

KITCHEN

HugMug

フロア全体を見渡せる開放的で心地よい場所

青いタイルが貼られたキッチンは、EMILYさんも大好きな場所。木とステンレスを組み合わせたキッチンも新鮮だったそう。「いずれは自宅を購入することも考えているので、賃貸の物件に住みながら、学んでいます。造作家具もそうですし、取手が真鍮だったり、この家にはいろんなアイディアが詰まっているので、自分の中に蓄積されていくのが嬉しいです」。キッチン家電や生活雑貨は裏の収納へ、調理器具やカトラリーなどは、取り出しやすさも考慮して、ディスプレイ収納。「前の家は独立型のキッチンで、それも好きだったのですが、今回はオープンキッチンで、ダイニングやリビングまで見渡せる。それが気持ちいいんです」

HugMug

「キッチンに立ったときのこの眺めが好き」と語るEMILYさん。窓まで抜けており、ダイニングやリビングで過ごす家族と会話もしやすいのが魅力。

HugMug

よく使う調理器具類は、見た目の可愛いカップに入れてすぐ取り出せるように。こちらの容器は、アジアやアフリカの国々のセレクト雑貨が集まる〈House of Lotus〉で購入したもの。

HugMug

裏面には大容量の収納棚があるので、器を収納するのに困らない。「買い物の基準はビビッとくるかどうか」。そう話すEMILYさんの直感が働いた器たちが並ぶ。「地元のリサイクルショップや蚤の市に出向いて、掘り出し物を見つけています。ほかでは手に入らないような、ちょっと変わったものと出会えるのでワクワクします」

HugMug

キッチン横、廊下の突き当たりにも収納スペースがあり、ここにも生活雑貨などを収納。中目黒のヴィンテージショップ〈SEIN〉で買った布で目隠し。ヴィンテージの布ながら、サイズがぴったり!

KIDS ROOM

HugMug

フィギュアがにぎやかな子どもたちが楽しめる空間

子ども部屋は、ブルーの壁がまさに海外のキッズルームを思わせる。〈ACME〉のトラのラグはインパクトがあり、子ども部屋のテンションにぴったり。ここでも紙製ボールで遊んだり、アクティブに過ごすそう。息子さんが好きなフィギュアがずらりと並ぶ棚は、白い収納ボックスを使って整理整頓。

HugMug

白い収納ボックスは、楽天で購入したもの。「今までは、オモチャの名前をローマ字でロゴシールをつくって貼っていたのですが、子どもたちも自分で把握できるようになったので、外しました」。オモチャ自体も数が減り、今は縄跳びなどの遊具や、年下のお友達が遊びに来たとき用のオモチャを入れているそう。

HugMug

ステンドグラスのようなデザインが可愛いシェードランプは、目黒通りにあるインテリアショプで購入。クロスの色ともマッチする、ブルーベースのカラーリング。

GUESTROOM

HugMug

和テイストの小上がりは多機能に使えるスペース

キッズルームの隣に、小上がりの和室があるのもEMILYさん宅の特徴。子ども部屋とはスライド扉でセパレートできるので、普段はお昼寝や子どもの遊び場としても使い、来客時にはゲスト用の寝室にも活用できる。寝具は、コアラマットレスに、〈スローダウンスタジオ〉のブランケットを合わせている。「このブランケットは実は8年前くらいに買ったのですが、刺しゅう柄が気に入って愛用しています。丈夫でへたれず、肌なじみもいいんです」

ENTRANCE

HugMug

スタイリングの助けにもなるオープンなつくりの靴収納

広々とした玄関には、つくりつけのシューズラックがあり、ディスプレイ収納が可能。オープンにつくられているため、その日の着こなしに合わせて靴選びもしやすい。出がけに身だしなみをチェックできる大きなミラーは、ヨーロッパ系の商品を取り扱うサイトで購入したもの。ミントグリーンのフレームが、木で統一された空間のワンポイントに。

HugMug

階段下にはポールを渡し、さらに収納力をアップ。「冬の間は子どもたちのアウターを3着ずつかけて収納しています。子どもサイズなら丈がそこまで長くならないので、ちょうどよく収まるんです」。自分でその日のアウターを選んで出かけられる仕組みに。帰宅時も、たとえ雨や雪に降られたとしても、家の中を濡らさず玄関で完結できる。また、大人用のリュックやバッグ類の収納にも便利。

HugMug

2階へと上がる階段の手すりは、木の枝をそのまま使用。自然のぬくもりを体感できるような家で、大人も子どもも健やかに過ごせる。

WASHROOM

HugMug

華やかなフラミンゴ柄でつくられた唯一無二の空間

EMILYさんがとにかく魅了されたのは、トイレに施されたフラミンゴ柄の壁紙。元の家主によるものだが、センスの相性の良さを感じたそう。「この物件でいちばん驚いたのがトイレの壁紙。天井の方までピンクのフラミンゴ柄が続き、とってもチャーミングです」子どもたちの遊び場も意識しながら、自分らしいルームスタイリングを楽しんでいるEMILYさん。リサイクルショップやフリマサイトから選定する審美眼や、北欧やミッドセンチュリーの名作家具とのかけ合わせにも高いセンスを感じます。EMILYさんの部屋づくりのテクニック、ぜひ参考にしてみてくださいね。

元記事で読む
次の記事
の記事をもっとみる