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もう観た?『アリフォルニア』。世間をざわつかせた異色のコント番組ができるまで

  • 2026.5.22

「働かないアリが急増中⁉」。ニュース番組に映るのは「そろそろ何者かになった方がいいかな」と語る無職のアリ。そして突然タイトルバックが流れて……。これは先日テレビ東京で放送されたシチュエーションコメディ番組『アリフォルニア』の冒頭シーン。世間をざわつかせた異色のコント番組ができるまでを追った。

text: BRUTUS

アリに扮した有田哲平
BRUTUS

「これはお笑いなのか、お笑いじゃないのか。そういうことがよくわからない状態で観てもらえるのが、YouTubeやお笑いライブにはない、テレビの面白さだと思っています」。そう語るのは入社4年目にして監督を務めたテレビ東京の牧島俊介プロデューサー。一昨年には廃墟のお清めをする謎の番組『ナキヨメ』も制作した。

描かれるのは巣の中のアリたちの日常。しかしそこにはフリーランスならぬ「アリーランス」が登場したり、「働かなくていい」と吹聴してまわるカルト的指導者がいたり、サウナ好きが高じて熱波師になる者がいたり……人間の現代社会を風刺する痛快なネタが満載。

©テレビ東京

脚本を手がけたのは文筆家のワクサカソウヘイ、小説家の洛田二十日、コントユニット〈転転飯店〉の平山犬の3人だ。「とにかく新しい笑いを作りたくて、普段はテレビ以外で活動する方々とチームを組みました。イメージとして共有していたのは、『epoch TV square』や『少年頭脳カトリ』といった過去の番組たち。ほかにもアメリカの『恐竜家族』やイギリスの『マイティ・ブーシュ』など、様々なコント番組を勉強しました」

架空のインタビューを受けるバスガイド
主な舞台はアリの巣だが、架空のニュース番組や「バスガイド100人に聞いたアリってぶっちゃけ何位⁉」など、テレビという存在自体をジャックするような挑戦的なVTRも随時差し込まれていく。©テレビ東京
アリに扮した有田哲平
©テレビ東京

ちなみに“アリフォルニア”は牧島がある日急に思いついた造語だとか。脳内の新たな回路が開かれるようなテレビ体験、未見の方は今のうちにチェックを。


Information

『アリフォルニア』

2026年3月〜4月にテレビ東京にて放送。有田哲平が主演を務め、深澤辰哉(Snow Man)、鈴木もぐら(空気階段)、兎(ロングコートダディ)らが出演。U−NEXTで配信中。全4話。

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