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「高校から電話来た?」成績のいい時だけ話しかけてくる同級生。放課後、私が褒められる場に現れた彼女の顔が一変したワケ

  • 2026.5.22
「高校から電話来た?」成績のいい時だけ話しかけてくる同級生。放課後、私が褒められる場に現れた彼女の顔が一変したワケ

成績のいい時だけ寄ってくる同級生

中学3年の受験期は、クラス全体がピリピリしていた。定期テストが返ってくるたびに、あちこちで点数を見せ合う声が聞こえた。

同じクラスに、いつも成績を気にしている女の子がいた。

仲が悪いわけではなかったが、話しかけてくるタイミングが決まっていた。自分のテストがうまくいったときだけ、わざわざ「何点だった?」と聞きに来るのだ。

自分が失敗したと感じているときは、こちらから声をかけても返事が短い。翌週にテストで高得点を取ると、また近寄ってきて結果を確認する。何度かそれが続いて、だんだんと気づいた。比べたいだけなんだ、と。

モヤッとしながらも、受験が終われば自然に距離が開くだろうと思っていた。

あとは自分の勉強に集中しようと決め、テスト結果を聞かれても適当に流せるようになっていた。どうせ卒業すれば会うこともなくなる。そう割り切って、残りの中学生活を乗り切ろうとしていた。

「電話来た?」の裏に隠れていたもの

私立高校の入試が終わり、結果が出はじめた頃のことだった。

その子が近づいてきて、こう聞いてきた。

「○○高校から電話来た?」

その高校では、上位クラスへの案内を兼ねて「単願に切り替えれば特別コースに入れる」という連絡が、成績上位の一部の生徒にだけ届く仕組みがあった。

つまり、電話が来たかどうかで、おおよその結果がわかる。

私はそのとき、試験で最上位クラスに合格していた。

上位コースへの案内電話は通常合格者には来ない仕組みだったので、私のもとには電話がかかってこなかった。

事情を知らなければ、成績が悪くて落ちたように見える。

「来なかったよ」とだけ答えると、彼女はそのまま離れていった。

その後、別の子を通じて「電話来なかったらしい、かなり悪かったんじゃない」という噂が漂ってきた。

何も知らないまま広めたのか、わかっていてやったのかはわからない。ただ、何とも言えない気持ちが残った。

そのまま終わるかと思っていた放課後、クラスの何人かが私のそばに来て、試験の結果を聞いてきた。正直に話すと、「すごい」「最上位クラスって難しいのに」と口々に声をかけてくれた。

その輪の中に、彼女がいた。話の流れで近づいてきたらしく、私が褒められているのを聞いていた。

表情が固まり、目が泳いでいた。気まずそうな顔がそのまましばらく続いた。

何かを言う気にもなれなかったが、ずっとモヤモヤしていたものが、その一瞬で少し晴れた気がした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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