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「この人って知り合いじゃないか」マッチングアプリで除外したはずの知人を見つけてしまったワケ

  • 2026.5.22

見知らぬプロフィール、見覚えのある写真

マッチングアプリを始めるとき、まず真っ先に設定したのが「知り合いへの非表示」だった。

職場の同僚、昔の友人、近所の顔見知り。誰かとバッタリかち合う可能性を考えると、登録する気になれない。

連絡先と各種SNSのアカウントをひと通り除外設定に登録してから、ようやく使い始めた。

最初の数週間はごく普通のやり取りが続いた。プロフィール写真を眺めて、自己紹介文を読んで、気が向けばいいねを送る、その繰り返しだ。

ある日、いくつかのプロフィールをスクロールしていると、一枚の写真で指が止まった。

屋外で撮られた自然光の写真。マスクを外した顔がはっきりと映っていた。

「この人って知り合いじゃないか」

直感的にそう思った。

だが、確信はなかった。似ているとは感じるが、よく知っている相手のプロフィールとは違う。

名前の表示も、いつも認識している呼び方ではない。自己紹介文のトーンも、普段の雰囲気とは少し異なって見えた。

気のせいだろうと思って先へ進み、そのまましばらくアプリを使い続けた。あの写真について考えるのをやめ、別のやり取りに意識を向けた。

別の端末が招いた偶然

その後、別の用件でその知り合いと話す機会があった。

会話の流れで、お互いマッチングアプリを使っているという話になった。

念のため確認するように使用しているアプリの名前を出すと、相手が少し間を置いてから同じ名前を挙げた。

そこから事情が明らかになった。その知り合いは、プライベート用とは別に個人名義の端末を持っていて、そちらでアプリに登録していた。

普段やり取りに使っている連絡先は除外設定に入っていたが、別端末の連絡先は双方のリストに存在していなかった。だから除外が機能しなかったのだ。

自分も同じ状況だったことに気づいた。メインで使っている端末の連絡先は除外していたが、サブのデバイスについては考慮していなかった。

完璧に準備したつもりが、思わぬ穴だった。

あのとき立ち止まったプロフィール写真が、やはりその人だったとわかった瞬間、背中を冷たいものが走った。

知っている顔を別の文脈で見てしまった違和感。お互いがそれを知らぬまま過ごしていたかもしれない時間。たったひとつの設定の抜け穴が、思いがけないところで繋がっていた。その事実だけが、じわじわと胸に残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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