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やさしい風情が魅力の【オールドローズ】育てやすいバラ品種と剪定・肥料のコツ

  • 2026.5.16

やさしい風情が魅力の【オールドローズ】育てやすいバラ品種と剪定・肥料のコツ

バラには非常に多くの品種がありますが、本当に大まかに分類するとオールドローズとモダンローズに分けられます。おすすめのオールドローズと、モダンローズとは少し異なる栽培法をご紹介します。

オールドローズとはどんなバラ?

オールドローズとは19世紀以前から存在する古いバラのことを指します。
紀元前には野生のバラがあったことがわかっていますから、一口にオールドローズと言ってもその時代はとても長いわけです。

そもそも原種バラは華やかなモダンローズと違い、白やピンクの5弁の一重の花でした。
この原種が自然交雑や人による選抜を繰り返し、さまざまな美しいオールドローズが誕生していったわけです。

日本にも白のノイバラや、濃いピンクで花が大きめのロサ・ルゴサ(ハマナス)といった原種バラが自生しています。

比較的育てやすい人気の品種

オールドローズは年代がとても幅広いため、時代や特徴により、ガリカ、ダマスク、アルバ、ケンティフォリア、ブルボン、チャイナなどの系統に分類されています。

系統ごとに樹形や咲き方、雰囲気が異なるため、それぞれの個性を知ってから植栽すると、より楽しめて栽培もしやすいでしょう。

中でもオールドローズという言葉のイメージにぴったり合うのがダマスク系、ケンティフォリア系、ブルボン系で、優雅な花形と芳香はこれぞオールドローズという雰囲気です。

ダマスク系では花付きがよく強香の‘イスパハン’、白花の名花‘マダムアルディ’がおすすめ。
ケンティフォリア系は花弁が多い美形ぞろいですが、‘ファンタンラトゥール’は高温多湿な日本の庭でもよく育てられる品種です。

ブルボン系は、花形と香りが素晴らしい上に返り咲き性も備えている人気の高い系統。
絞るのは難しいのですが、育てやすさを考えれば‘ルイーズ オディエ’、コンパクトな庭にも向く‘ブールド ネージュ’でしょうか。

上の3系統より時代が下がりますが、チャイナ系は四季咲き性のあるオールドローズとして知られます。

特に‘オールドブラッシュ’は秋まで繰り返し咲き、樹形も自然にまとまり、暑さに強いため日本の庭にぴったりのオールドローズといえます。
‘ヘルモサ’もコンパクトで育てやすいでしょう。

オールドローズの栽培のポイント

育てやすいオールドローズをいくつか紹介しましたが、それでもモダンローズとオールドローズは栽培法がかなり異なります。

冬の剪定では深く切り込まず形も整えすぎないのがポイントで、特に一季咲きのオールドローズはバッサリ切ってはいけません。

枯れたと思った枝から芽吹くこともあるほどで、モダンローズのように発芽に規則性がないのです。
初夏の一番花が終わったら枝をすかして刈り込み、冬は古枝のいくつかを間引く程度にとどめます。

肥料はモダンローズのやり方で与えると枝葉ばかり茂って、黒星病、うどん粉病などの病気が増えます。
ガリカ系などはむしろやせ地で育つので、物足りないくらいが適量と覚えておきましょう。

また、ケンティフォリア系のように花弁が多くて薄い品種は、雨に打たれると本来の美を発揮できません。
高温多湿の日本では鉢植えにして雨の日は軒下に取り込むか、地植えでも風が通りやすい場所に少し高植えにするとよいでしょう。

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