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「どこに美しさを見つけるかは、人それぞれ」モデル・梨花が語る【老いについて】新連載

  • 2026.5.14

Self Portrait Process, Age 53

老いは、からだの変化だけで語れるものではない。それは、文化、選択、美意識、思考、そして生き方によって形作られた、ひとつの “スタイル” である。
 
本連載ではモデル・梨花が今の時代を生きながら、老いていくことについて何を感じ、考え、どう向き合っているのか。その思索の過程ごと、丁寧に記録する。
 
ここにあるのは答えではなく、ひとりの女性の「私的道徳」。よいことも悪いことも含めた “いま” の感覚を、多面的にすくい上げていく。老いることを美化するのでも、前向きな結論を用意するのでもない。ただ、その時々の感覚に正直に、心の中にある彼女の現在地の輪郭を映し出していく。

ピアス2,850€、ドレス/参考商品(共にRIER)、ダイヤのノーズピアスは本人私物

#1 老いと美

花は根を張り、芽吹き、咲き、やがて散る。
蕾の愛らしさに心が動く人もいれば、満開の美しさに魅せられる人もいる。
あるいは、散ってなお道を彩る姿に、ふと胸がきゅんとする人も。
どこに美しさを見つけるかは、人それぞれ。
幸せは、感じる力の中にあると思うから。
梨花

PHOEBE PHILOのコート、Gianvito Rossiのパンプス、Cartierのリング

Wolfordのトップス、スカート、Gianvito Rossiのパンプスは本人私物

老いていくことは決していいことばかりではないからこそ
幸せをどう感じられるかが大切

Wolfordのトップス、スカート

Gianvito Rossiのパンプスは本人私物

やっと最近、スタートラインに立てた気がする

なりたい自分になるために
流されず
本来在りたい姿を思い描く
曖昧だった自分に
少しずつ輪郭が生まれる

Saint Laurentのジャケット、Only Heartsのスカートは本人私物

TWPのドレス、ALEXANDRE DE PARISのバレッタ、MASAHIRO MARUYAMAの老眼鏡、Cartierの腕時計

年をとることが自分らしさを作る過程なのだとしたら、見てみたいなって思う

老いていくことは、できなくなることが増える一方で、これまで見えなかったものが見えるようになる

TWPのドレス

「自分が老いることを愛する」という感覚

老いてからの「学び」は、若いころのように
たくさんを詰め込むことではなく、少しずつ、丁寧に、必要なことだけでいい

THE ROWのトレンチコート

Chloéのレザージャケット、デニム、ブラウス、チェーンベルト、バッグは全て本人私物

何でもない一日を特別のものにするように願い暮してみよう

model_RINKA photograph_SELF PORTRAIT hair_KIYOKO ODO [KiKi inc.] make-up_UDA[mekashi project] coordinate_HIROMI OTSUKA special thanks_TOMOKO KOJIMA

otona MUSE 2026年6月号より

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