【映画】10/24公開『恋に至る病』切なすぎる青春ラブ＆ミステリー

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のコクです。

皆さんの青春の思い出は何ですか？勉強、友情、部活……色々あると思いますが、恋愛の甘酸っぱい思い出が蘇った方も多いかと思います。(私も高校時代バレンタインにフラれた思い出が……涙）

ということで、10/24(金)全国ロードショー、TikTok再生数200万超えの期待作『恋に至る病』について一足早く試写をみせて頂きました！こちらは、高校生ならではの不器用で切ない恋愛にちょっとひと味違うミステリ（ホラー？）要素も入った作品になっています！

物語は主人公の内気な男子高校生・宮嶺が、人気者のヒロイン・景のクラスに転校してくるところから始まります。初日からちょっと鈍臭い宮嶺に対する高校生達のシビアな反応。人間模様が不穏！でもこの雰囲気リアル〜〜！

そこから始まるイジメ、同級生の相次ぐ不審死、プレイヤーが必ず自殺するというゲーム『青い蝶』の謎……。犯人はまさか……？宮嶺は景に対して疑惑を抱き始め…。

ここまで書くとなんだか重そうなストーリーに思えます。確かに爽やかな青春ものとは異なる作品ですが、私個人としては高校生の時期だからこその危うさと儚さから、ただ重苦しいだけでない一縷の切なさも感じました。

主演の２人は今をときめく俳優・長尾謙杜さんと山田杏奈さんになります。

原作がSNSで大きな反響を得ている人気小説ということもあり、台詞以上に２人の視線や仕草、『間』の演技が、様々に解釈出来るなと感じました。

不審死の謎、ゲームの謎に対する犯人探しは勿論、宮嶺と景の関係性、恋愛なのか？利用なのか？その本心はどこにあるのか……。特に色んな人を魅了するヒロイン・景の、どこか影のある危うさを山田杏奈さんが見事に演じきっていました！

映画ファンの方は勿論、映画を普段はあまり見ない私でも最後まで飽きることなく楽しめました。

私は原作は未読ですが、映画を見たあとに色々と調べると映画と小説でまた違った描かれ方をしているのかなという印象を受けました。原作を読まれた方も、そうでない方も、切ない青春を感じたい方も、ちょっとホラーやミステリーが好きな方も、ぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか？