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連休明けのからだのだるさがつらい…!お出かけ疲れの整え方

  • 2026.5.8

ゴールデンウィークに家族でおでかけを満喫したあと、なぜかからだが重い……。

しっかり休んで心もリフレッシュしたはずなのに、どうしてだるさが残るのでしょうか。

今回は、そんな「おでかけ疲れ」の原因や、からだと自律神経の関係について、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに解説いただきます。

毎回連休明けはからだがだるい…

疲れている女性
出典:Unsplash

旅行や遠出はとても楽しい反面、からだへの負担は想像以上に大きいもの。

移動による疲れや足への負担はもちろん、人混みの刺激や騒音なども、精神的なストレスとなってエネルギーを消耗させる原因となります。

そして、生活リズムの変化も影響します。

就寝・起床時間や食事のタイミングがずれることで体内時計が狂い、からだはその乱れを「だるさ」として感じやすくなるのです。

連休中に楽しく過ごしたのにだるいと感じるのは、こうした肉体的・精神的な疲労の積み重ねと、生活リズムの変化が原因といえます。

連休明けの不調は、“休む”より“戻す”が近道

ハート
出典:Pixabay

「疲れたから休む」という行動は一見正しいように見えますが、それだけではなかなか回復につながりません。

それは、疲れが残っているというよりも、「体内のリズムが崩れている」ことのほうが問題だからです。

このリズムを元に戻すことが、連休明けの不調対策のカギとなります。

私たちのからだは、自律神経である「交感神経」と「副交感神経」が、活動・休息モードの切り替えを行っています。

このバランスがどちらかに偏りすぎると、不調を引き起こす原因に。

焦らずまずは、食事や就寝といった日常のリズムを徐々に整え、連休後の不調を解消していきましょう。

明日からできる“漢方的”整え習慣3つ

ハーブティー
出典:Photo-ac

ここからは、漢方的視点から、からだを整える3つの習慣をご紹介します。

朝は温かい飲み物で、からだをゆっくり起こす

胃腸への負担を避け、温かいもので1日をスタートさせましょう。

からだの内側からじんわりと温めることで、眠っていた消化器系がスムーズに目覚めてくれます。

東洋医学には、「冷えが気(エネルギー)の巡りを滞らせる」という考え方があります。

朝は、冷たい飲み物を避け、白湯やお茶などの温かい飲み物をゆっくりと飲み干しましょう。

胃腸にやさしい食事で、内側からいたわる

具だくさんのおかゆや根菜スープなど、やさしくて温かいメニューを選びましょう。

消化器系の負担を減らして丁寧にいたわることで、からだの回復力をアップできます。

連休中は、外食やコンビニ弁当、お酒の席などで食生活が乱れがち。

東洋医学では、胃腸(脾(ひ)・胃)は「気(生命活動のためのエネルギー)」を作り出す源とされています。

胃腸が弱っていると、だるさや疲れはなかなかとれません。

胃腸ファーストの意識で、からだ全体を元気にしましょう。

ぬるめの入浴で、緊張をほどく

自律神経を整えるには、38~40度の「少しぬるい」と感じる程度のお風呂に浸かるのがおすすめ。

お出かけ疲れで「気(生命活動のためのエネルギー)」が消耗すると、からだを温める「陽気(ようき)」の力も弱くなり、巡りが滞る原因に。

熱すぎるお湯は、かえって気を消耗させてしまうため、ぬるめのお湯に15分ほど浸かって、からだを芯から温めましょう。

生活習慣を整えるのに漢方薬もひとつの選択肢

生薬
出典:Photo-ac

「習慣を変えてもなかなか倦怠感が抜けない」という方は、漢方薬をとり入れてみるのもひとつの方法です。

漢方薬は、乱れたからだのバランスを整えることで不調の改善をめざすという考え方があります。

飲むだけで済むため、生活習慣を大きく変えずに続けやすいのも大きなメリットです。

お出かけ疲れには、

「胃腸の働きを高めて、消化吸収を改善して栄養をしっかり取り込む」

「栄養の巡りをよくして、心とからだを元気にする」

といった効果が期待できる生薬を含む漢方薬を使用しましょう。

<お出かけ疲れ対策におすすめの漢方薬>

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

「気(生命活動のためのエネルギー)」を補い、胃腸の働きを高めることで、疲労・倦怠感を改善します。

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

「気(生命活動のためのエネルギー)」と「血(栄養や潤い)」を補い全身に巡らせることで、低下した体力を改善します。

ただし、漢方薬は体質との相性がとても大事です。

必ず医師や薬剤師に相談し、体質に合ったものを選んでもらいましょう。

気軽に試してみたい方は、オンラインで相談できる「あんしん漢方」もおすすめです。

あんしん漢方は、体質診断から漢方薬の提案、アフターフォローまでサポートしてくれるため、漢方薬がはじめての方にもぴったりですよ。

自律神経を整えてGWの疲れを解消!

行楽シーズンが終わると、どっとからだが疲れてしまうものです。

その原因は、単なる肉体疲労の蓄積だけではなく、生活リズムの乱れにもあります。

今回ご紹介したセルフケアを参考にしながら自律神経の乱れを整え、しつこい疲労感や倦怠感をすっきり改善していきましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師

中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。

病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。

症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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