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実の甥がマイケル・ジャクソン役を熱演する伝記映画『Michael/マイケル』。家族の間では賛否両論!?

  • 2026.5.8
Chris Walter / Getty Images

亡くなった今でも、世界中の多くの人から愛され続けているマイケル・ジャクソン(享年50歳)。彼の人生を描いた伝記映画『Michael/マイケル』が世界各地で話題を呼び、日本公開を前に注目が高まっている。そこで今回は、日本公開を控える同作について知っておきたいことをまとめてお届け。

映画『Michael/マイケル』の内容は?

圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで世界中の人々を魅了し、“キング・オブ・ポップ”として音楽史に名を刻んだマイケル・ジャクソン。同作は、兄弟とともにジャクソン5としてデビューし、瞬く間にスターダムを駆け上がった彼の歩みと、その裏にあった葛藤や素顔に迫る物語となっているという。

マイケル役に抜擢されたのは実の甥

伝記映画で注目されるポイントのひとつが、どこまで“本人らしさ”を再現できるかというキャスティング。同作のマイケル役には、 ジャクソン・ファミリーの三男で、マイケルの兄であるジャーメイン・ジャクソン(71歳)の息子、ジャファー・ジャクソン(29歳)が抜擢されている。

ジャアファーは、2019年にデビューシングル「Got Me Singing」を発表。サム・クックやマーヴィン・ゲイの楽曲をカバーするなど、これまで音楽活動を続けており、本作で映画デビューを果たすことに。

ジャファーは自身のインスタグラムに、叔父であるマイケルを演じたことについてこうつづっている。

「叔父の物語をスクリーンに届けることは、私の人生において最大の名誉のひとつです。最初の日から、それは一生忘れられない経験でしたし、関わったすべての人が彼の真実を敬意と誠実さをもって描くために、全力を注いでくれました。世界中のみなさんに、ついに劇場で観てもらえることが待ちきれません」

picture alliance / Getty Images

また、幼少期のマイケル役はジュリアーノ・ヴァルディが務め、母キャサリン・ジャクソン役にはニア・ロング、ジャクソン5の成功を支えた父でありマネージャーのジョー・ジャクソン役をコールマン・ドミンゴが演じている。さらに、長年の弁護士ジョン・ブランカ役にはマイルズ・テラー、モータウン創設者ベリー・ゴーディ役にはラレンズ・テイトが抜擢された。

世界興行収入で大ヒットを記録

『BBC』によると、『Michael/マイケル』は伝記映画として史上最高のオープニング週末成績を達成。さらに、公開初日から全世界で2億1,700万ドル(約345億円)を記録したという。これまで同ジャンルの記録を保持していたのは、2018年にラミ・マレックがフレディ・マーキュリーを演じた『ボヘミアン・ラプソディ』での1億2,400万ドル(約197億円)。

また『Michael/マイケル』は、2024年公開の『オッペンハイマー』の記録も上回り、伝記映画として歴代最高の世界興行スタートしたと報じられている。

配給会社ライオンズゲートのアダム・フォーゲルソン氏は「幅広い層で支持されていなければ達成できない数字。観客は明らかに楽しんでいる」とコメントしている一方で批評家の評価は分かれており、「キャリアが美化されている」といった指摘も。レビューサイト『Rotten Tomatoes』では批評家スコア38%に対し、観客スコアは97%と大きな差が生じている。

ジャクソン家の間では賛否両論!?

『Good Morning America』によると、 同作はジャクソン家の一部のメンバーやマイケル・ジャクソンの遺産管理団体からも支持を受けているという。

マイケルの母であるキャサリン・ジャクソンは、2023年にジャファーの起用が発表された際、「彼は息子そのものを体現している」といい、「ジャクソン家のエンターテイナーとしてのレガシーを受け継いでいく姿を見るのは本当に素晴らしい」と称賛した。

また、マイケルの長男プリンス・ジャクソンは、同作のエグゼクティブプロデューサーを務めており、プロデューサーのグレアム・キングは『The Hollywood Reporter』のインタビューで、プリンスが撮影中ほぼ毎日現場に立ち会い、制作にも深く関わっていたことを明かしている。

プリンス・ジャクソンとジャファー・ジャクソン Emma McIntyre / Getty Images

次男のビギは制作に関与していないものの、ドイツで行われたプレミアには出席。しかし長女のパリスは、これまで本プロジェクトに対して批判的な立場を示しており、2025年9月の『People』によると、自身のインスタグラムストーリーズにこのように投稿していたという。

「脚本の初期稿を読み、不誠実だと感じた点や違和感のある部分について意見を伝えた。しかし、それが反映されなかったため、その後は自分の人生を進むことにした。“私の問題ではないし、私のサーカスでもない。神のご加護と幸運を”」

さらに、マイケル・ジャクソンの妹であるジャネット・ジャクソンも、本作への参加は辞退しており、プレミアの場で姉のラトーヤ・ジャクソンは彼女の判断について、「できれば家族全員に参加してほしかった。彼女はオファーを受けたけど丁寧に辞退したので、その意思は尊重すべき」と『Variety』に語っている。

日本での公開日は?

世界中で絶賛され、日本での公開が待ち遠しい『Michael/マイケル』。同作は、2026年6月12日(金)に全国公開となる。

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