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「彼女が妻だったらよかった」私を見下し、幼なじみを褒める夫→「どうぞ?」妻の座を譲ったら夫に悲劇

  • 2026.6.13

私と夫は共働きで、結婚して半年になります。私は結婚後も仕事を続けていましたが、家事が苦手な夫に代わり、家のことはほとんど私が引き受けていました。
毎日慌ただしく過ごすなかで、私にとって頭の痛い問題がありました。それは、夫の「幼なじみ」の女性の存在です。

彼女は夫いわく「親友」とのことで、結婚前からよく2人で出かけており、結婚後も週末になると頻繁にわが家へ遊びに来ていました。

彼女はいつも身なりに気を使っている人で、わが家に来るときもメイクや服装はいつも完璧。夫はそんな彼女を褒めちぎり、私に向かって「おまえも見習え!」と口癖のように言っていました。

しかし、彼女は「爪が割れる」「手が荒れる」と言って、わが家で食事をしても片付けすら手伝おうとしません。私だって彼女のように着飾りたい気持ちはありましたが、誰かが家事をしなければ生活が回らないのが現実でした。

頻繁に訪ねてくる幼なじみ

ある日、私が仕事と買い物を終えてクタクタになって帰宅すると、リビングにはいつものように幼なじみの彼女が座っていました。ここ最近、彼女がわが家にやってくる頻度はさらに増していました。

夫は、疲れた顔で帰ってきた私を見てわざとらしくため息をつきました。

「せめてもう少し身なりを整えられないの? 彼女はいつもちゃんとしてるよ。彼女みたいにセンスがよくて、美意識が高い人が妻だったらよかったなぁ」

夫のその言葉は、私の愛情が完全に冷めるのに十分すぎる破壊力を持っていました。対する彼女は、夫の言葉に頬を赤らめながら「も〜! そんなこと言ったら奥さん泣いちゃうよ〜」と言いつつ、どこかうれしそうな表情を浮かべています。

私は、目の前で繰り広げられるバカバカしいやり取りにすっかりあきれ果ててしまいました。

夫への愛情が冷めた瞬間

結婚当初は、私が作る手料理を喜んでくれて、家事を担うことに感謝の言葉をかけてくれていた夫。しかし、彼女が頻繁に来るようになってからは、私の努力など目に入っていないかのような態度ばかりでした。それなのに「美意識が足りない」「センスがない」と一方的に見下されることには、どうしても納得がいきません。

これまでの不満が一気にあふれ、数日間モヤモヤと考えた末、私の中で離婚の覚悟が固まりました。仕事を早退して役所で離婚届をもらってきた私は、必要事項を記入し、夫の帰りを待つことにしました。

夜になり、夫が帰宅しました。なんとこの日も幼なじみの彼女が一緒です。私はちょうどいい機会だと思い、テーブルに離婚届を差し出し、夫に記入するように促しました。

ノリノリで応じるかと思いきや、夫は意外にも顔面蒼白になり、「離婚なんてしたくない……!」と言い始めたのです。

すると、状況を見ていた彼女が「え、最高じゃん! 私が妻だったらよかったって言ってたよね? 私、この家に引っ越してこようかな」と満面の笑み。そのままいそいそとキッチンに立ち、「あなた、おかえりなさい」と、まるで新婚夫婦のような振る舞いを始めたのです。どうやら彼女のほうは、冗談ではなく本気で夫に特別な好意を抱いていたようでした。

焦った夫は、必死に私に謝罪し始めました。夫いわく、私が仕事や家事ばかりに気を取られているように感じて寂しくなり、私に嫉妬をしてほしくて、わざと彼女を持ち上げるような発言を繰り返していただけだと言うのです。

それぞれの道へ

たとえ夫の言葉が本心だったとしても、妻の愛情を試すような幼稚な行動を半年近くも続けてきたことは、到底許せるものではありません。今後、夫婦間で何か問題が起きるたびに同じような行動を取られるかもしれないと思うと、やり直す気にはなれませんでした。

一方、夫の弁明を聞いていた彼女は、「嘘つき! 私のこと好きだって言ったじゃない!」と激怒し、リビングは修羅場と化しました。私はその場に離婚届を置き、最低限の荷物をまとめて家を出ました。

その後、話し合いの末に無事に離婚が成立しました。共通の知人から聞いた話によると、夫はなし崩し的に幼なじみの彼女と同棲を始めたそうです。

しかし、これまで実家暮らしで家事をまったくしてこなかった彼女は料理も掃除もできず、夫も家事が苦手なまま。毎日のように外食やデリバリーに頼り、家の中は荒れ果てて、生活費のことで喧嘩の絶えない日々を送っているとのことでした。

私はその後、引っ越しと転職を済ませ、今は心穏やかなひとり暮らしを満喫しています。

◇ ◇ ◇

自分の気持ちは、きちんと言葉にしないと相手には正しく伝わりません。相手の気を引くために別の誰かを引き合いに出したり、愛情を試すような言動をとったりすることは、取り返しのつかない事態を招く原因になりかねません。もしパートナーに対して不満や寂しさを感じたときは、駆け引きなどせず、素直な言葉で自分の気持ちを伝え、正面から向き合いたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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