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兄の中学受験 終了後、ガチサッカークラブチーム所属の弟はどうなったか?サッカー少年は勉強するのか?

  • 2026.5.1

あの受験は、もう遠い昔のようで

あの嵐のような日々は何だったんだろう…2026年5月になりました。長男の怒涛の中学受験からまだ3〜4か月しか経っていないはずなのに、体感としてはもう何年も前の出来事のように感じてしまうほど、我が家の日常はすっかり落ち着きを取り戻しています。あの頃は分刻みで予定に追われ、親子ともども軽く戦闘モードに突入していたはずなのに、今では拍子抜けするほど穏やかな毎日です。波が引いたどころかさざ波すら立っていない静けさに、思わず「あの熱量はいったいどこへ行ったのだろう」と笑ってしまうほどです。朝ごはんを食べながら今日の予定を確認しなくてもいい生活というのは、こんなにも平和だったのかとしみじみ思いますし、あの頃の私は、「あと何ページ?」「今日の復習は?」と小言製造機のようになっていました。今ならもう少し優しくできたのではと反省するふりをしつつ、たぶん同じ状況ならまた同じことを言うだろうなと確信しています。

勉強好きではない、でも「できる実感」は残った

中学生になった長男については「もう本人に任せよう」というスタンスに切り替えていますが、とはいえ自発的に机に向かうというのはそう簡単なものではなく、親が思うほど理想的にはいかないのが現実です。それでも彼の中には確実に残っているものがあり、それは、「勉強が好きになった」というよりも、「やればできるようになる」という手応えであり、この感覚は思っている以上に大きな財産だと感じています。特にこれまで足を引っ張っていた国語については変化が顕著で、以前は文章を読むにも書くにも止まってしまっていたのが、今では驚くほどスムーズに進むようになり、親としては「あの苦労は無駄ではなかった」と静かに納得しています。ただし本人はというと、「別に好きじゃないけどね」とあくまでクールを装っています。そこは中学生男子らしい可愛げのなさなのですが、たまにスラスラと本を読んでいる姿を見ると、「いやいや、だいぶ成長してますやん」と心の中で拍手を送っている自分がいます。

親の理想は“トップスピード”ではなく【持続可能】

中高一貫校に進学したことで、親としてのスタンスも少し変わり、最初からトップスピードで走り続ける必要はなく、むしろ長く続けることのほうが大切だと考えるようになりました。楽しみながら、でもやるべきことはやるというバランスを取るのは簡単ではありませんが、受験を経験したからこそ「詰めすぎると続かないし、緩めすぎても積み上がらない」という現実を身をもって理解しているため、そのちょうどよいラインを探る日々が続いています。気がつけば、子どもよりもむしろ親のほうが力の抜き方を学んでいるような気がしており、それもまたひとつの成長なのかもしれません。とはいえ、つい「今日は何もやらなくて大丈夫?」と口を出しそうになる瞬間もあります。いやーダメですね。そのたびに「いやいや、任せるって決めたよね私」と自分で自分にツッコミを入れる日々で、結局一番コントロールが必要なのは親のほうなのではないかという結論に、うっすら気づき始めています。

問題は、サッカー一色の次男である

さて、そんな穏やかな話の一方で、我が家の次男(現在小学5年生)はと言えば、生活のほぼすべてをサッカーに捧げていると言っても過言ではないほど、見事にサッカー一色の毎日を送っています。クラブチームでの練習に加え、朝は父とともに自主練をこなし、帰宅後も体幹トレーニングや足技の反復を欠かさない。まぁ、たまに小学生らしく手を抜く日もありますが、なかなかストイックな生活を続けております。その積み重ねは確実に結果として表れてきました。以前はレギュラー争いのボーダーラインにいたはずが、いつの間にか一歩抜け出し、さらに外部のセレクションにも選ばれるようになり、「あれ、思っていたよりもずっとガチな世界に足を踏み入れているのでは」と、親のほうが戸惑う展開になっています。家の中でもボールを触りたがるため、「ちょっと待ってそれリビングやで?」という攻防が日常茶飯事。壁やソファが被害に遭いそうになるたびにヒヤヒヤしつつも、その情熱だけは本物だなと妙に納得してしまうあたり、親としてもだいぶ感覚が麻痺してきています。

夫の本気と、妻の静かなツッコミ

そんな次男の変化に呼応するかのように、夫もまた急激に本気モードへとシフトし、平日の夕方から遠方で行われる練習に対して「早退して送迎する」と宣言し、さらには終了時間の21時まで見学するという徹底ぶりを見せています。ここでふと、乳飲み子を抱えて必死だったあの頃に「早く帰ってきてほしい」と何度もお願いしたにもかかわらず華麗にスルーされ続けた記憶が頭をよぎりますが、今それを口に出すほど野暮でもないので、「あ、早退できるんやね」と心の中でだけ静かにツッコミを入れておきます。とはいえ、この春から仕事も忙しくなった私にとっては、結果的に大きな助けになっているのも事実であり、少し、いや、だいぶ複雑な気持ちを抱えつつも、そのサポートには素直に感謝しています。最近では「今日はどんな練習やった?」と夫のほうが詳しく聞き出している場面もあり、もはやどちらが保護者会に向いているのか分からなくなってきていますが、このままいい感じに役割分担が進めば、それはそれで我が家にとっては平和な着地点なのかもしれません。

【1日20分】がつくる、意外な伸びしろ

そんなサッカー一色の次男に対しても、完全に放任というわけにはいかないため、我が家では「1日20分だけ勉強する」というルールを設け、無理のない範囲で学習習慣を積み上げています。以前取り組んでいた100マス計算は、足し算・引き算・掛け算をそれぞれ28回、さらに割り算も14回と地道にこなしていきましたが、その過程では当然のように文句や癇癪もセットでついてきたものの、それでも続けた結果、計算ミスは目に見えて減少しました。今では3桁×4桁の計算もスルッと解けるようになり、現在は長男が使っていた少し難しめのテキストにも挑戦していますが、小数点で少し戸惑う場面はありつつも、確実に「できること」が増えているのを実感しています。とはいえ、毎回スムーズに進むわけではなく、「もう無理!」「分からん!」という叫びがリビングに響く日もあり、そのたびにこちらも「はいはい、じゃあ一回深呼吸しよか」となだめる役に回りつつ、内心では「これ受験やったら毎日やで」とそっと思っている自分がいます。

学力は、サッカー以外の『もうひとつの武器』になる

こうした取り組みを続けていると、思いがけない副産物も現れてきており、サッカーの試合後に提出する振り返りノートにおいて、漢字をきちんと使い、コーチに対して適切な敬語を使っていることが評価されているようです。その結果、「次男くんは頭がいい」と言われているらしいのですが、さすがにそれは買いかぶりすぎだろうと心の中で総ツッコミを入れつつも、学力が別の形で評価につながっているのは、親としては嬉しい誤算です。サッカーの世界はこれから先どうなるか分かりませんし、もっと上手な子が現れることも、セレクションに落ちることも当然あり得ますが、それでも「自分にはこれもある」と思える基礎学力という土台があれば、どんな未来にも対応できるはずだと信じています。そして何より、サッカーのノートにきちんと漢字を書いている姿を見ると、「その一文字一文字が将来の武器になるんやで」と心の中で語りかけながら、表向きは「いいやん、ちゃんと書けてるやん」と軽く褒めるにとどめているあたり、我ながらちょうどいい距離感を模索している最中です。ではまた!

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