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入学式の案内が来た。制服も届いた。なのにまだ不安な気持ちが拭えない…。令和の「中学受験後」事情

  • 2026.4.18

入学式目前、なぜか始まる「本当に大丈夫?」という不安

熱望していた中学校の入学式が、いよいよ近日に迫ってきました。桜はきれいに咲いている。制服もちゃんと届いている。教科書も机の上にきちんと並んでいる。ここまで来たら、普通は安心しているはずです。それなのに、私はふと、とても小さな、でも無視できない疑問が頭に浮かんできたのです。「入学手続き、本当にできているのかな?」いやいや。4月に入っていますがな。ここまで来て、それはないでしょう。自分でもそう思います。でもね。分かっているのに、不安になる。これが、中学受験の呪縛というものなのかもしれません。

全部そろっているのに、なぜか安心できない母

冷静に考えれば、必要なものはすべて手元にあります。繰り返しになるかもしれませんが、制服は届いている。体操服も届いている。教科書も届いている。生協の会員証も届いている。うむ。つまり、学校から送られてくるはずのものは、全部そろっているのです。それでも、なぜか安心しきれない。心のどこかで、「いや、でも……」という声が聞こえてくるのです。昔は入学手続きといえば、書類を一枚一枚確認して、ハンコを押して、封筒に入れて、郵便局に持って行って、窓口で「確かに受け取りました」と言われるという流れがありました。その一連の作業を終えると、「やった!」という実感がちゃんと残ったものです。でも今は、ほとんどがオンライン。クリックして、送信して、「手続きが完了しました」と表示されるだけ。便利なのは間違いないのですが、その分、「本当に終わったのかな?」という気持ちが残りやすいのかもしれません。

思い返せば、1〜3月は戦場だった

そもそも、ここまで不安になる理由ははっきりしています。1月から3月が、とにかく忙しすぎた。もうね、どんな風に過ごしていたのか、正直あまり覚えていません。三男の卒園に向けたあれこれが続き、次男はサッカーで捻挫をしてしまい、さらに悲願だったセレクションにも落ちてしまって、家族みんなでしょんぼりしたり。長男は長男で、受験が終わった開放感からか、お父さんと二人旅に出かけていました。そして私はというと、長年所属していた部署から異動することになり、研究職から海外営業へという大きな転換を迎えていました。家庭も仕事もイベントだらけ。毎日が文化祭前日のような慌ただしさでした。そんな中で、長男の入学準備も確かに進めていたのですが、忙しすぎて、「終わった記憶」だけが薄い。これが、後になって不安を呼び起こしているのだろうと思います。

友達情報が不安を呼ぶ、春のあるある現象

そんなある日、長男が小学校の友達とお花見に行きました。帰ってきて、何気なく話してくれた一言が、私の心をざわつかせます。「もうクラスと出席番号の書類が来ている学校もあるらしい」えっ。もう?そうなの?もちろん、学校によってタイミングが違うことくらいは分かっています。早い学校もあれば、ゆっくりな学校もある。それでも、「うちは来ていない」という事実が、妙に気になってしまうのです。頭では大丈夫だと理解しているのに、心の中では、小さな警報が鳴り続けている。この時期の保護者というのは、ちょっとした情報にも敏感になります。ほんの些細な違いでも、「うちだけ遅れているのでは?」と考えてしまう。今思えば、春のあるある現象なのかもしれません。

SNSで見てしまった「恐怖の実話」

そして、私の不安に火をつけたのが、何気なく見ていたSNSでした。そこに書かれていたのは、とても衝撃的な内容でした。「大学の入学式に参加した。翌日のオリエンテーションに行ったら、自分の名前がなかった。」なんと、入学できていなかった。原因は、前期の授業料の未納だったそうです。ネットで手続きをして、ネットで書類を読んで、ネットで完了したつもりだった。でも、実は完了していなかった。これを読んだ瞬間、私はスマホを持つ手が少し冷たくなるのを感じました。忙しい中で、いくつもの手続きを同時に進めていると、「やったはず」という感覚だけが残ってしまうことがあります。そして、その「はず」が、一番怖い。私は思わず、小さな声でつぶやきました。「うち、大丈夫だよね?」

通帳を見た瞬間、血の気が引いた

不安に背中を押されるようにして、私は銀行の通帳を取り出しました。とりあえず、前期授業料がちゃんと引き落とされているか確認してみよう。それが分かれば、きっと安心できる。そう思いながらページをめくっていきました。……。あれ?ん?あれれ?引かれていない。前期授業料が、どこにも見当たらないのです。「おかしいな」と思いながら、もう一度最初から確認する。念のため、別の通帳も見る。それでも、ない。不安になって、近くのATMまで行き、通帳記入もしてみました。やっぱり、ない。その瞬間、体の奥からスーッと血の気が引いていくのが分かりました。そして迎えた、入学式当日。私は体育館の入り口に掲示された新入生名簿を前にして、少し緊張しながら、一番上の名前から順番に目で追っていきました。まるで宝探しをしているような気分でした。そして数秒後。ありました。長男の名前。

名前があった、それだけで泣きそうになりました

その瞬間、胸の奥にたまっていた緊張が一気にほどけて、思わず深く息を吐き出していました。後から考えてみれば、提出物はすべて出していましたし、必要なお金もきちんと支払っていました。書類に不備があったときには、学校からちゃんと連絡もいただいていました。つまり、やるべきことは全部やっていたのです。さらに振込に関してですが、入学のしおりに書いてありました。【5月中旬ごろに引き落とし】だと。それでも不安になる。それが、中学受験を終えた親というものなのかもしれません。ということで。長男、無事に中学生になりました。やっと。本当に。ここまで来ました。ではまた!

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