1. トップ
  2. 「ひどすぎる」伏見稲荷大社の竹林で…ネットで拡散された“悪質行為”に公式が注意喚起「マナーを守って」

「ひどすぎる」伏見稲荷大社の竹林で…ネットで拡散された“悪質行為”に公式が注意喚起「マナーを守って」

  • 2026.5.22
undefined
出典元:PIXTA(画像はイメージです)

国内外から多くの観光客が訪れる、京都の人気観光地「伏見稲荷大社」。朱色の千本鳥居や幻想的な竹林で知られるこの場所で、今、境内の竹への“落書き行為”が波紋を広げています。

SNSでは実際に落書きをする様子を撮影した画像や動画も拡散され、批判の声が相次ぐ事態に。こうした中、伏見稲荷大社は公式サイトで注意喚起を掲載し、参拝マナーの順守を呼びかけました。

観光地として賑わいを見せる中で、改めて問われている公共の場でのマナーについて、詳しく見ていきます。

「神聖な神域」…伏見稲荷大社が異例の呼びかけ

伏見稲荷大社は2026年5月19日、公式サイトで、境内の竹に落書きを行う画像や動画がSNS上で拡散されているとして、参拝者に向けて注意喚起を行いました。

掲載された文面では、「境内は神聖な神域であり祈りの場」であると説明。そのうえで、落書きなどの行為は他の参拝者の迷惑になるだけでなく、境内の景観を損なうものであり、大社の禁止事項にも掲げられていると訴えました。

さらに、「マナーを守ってご参拝くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけています。

また、禁止行為については発見次第注意を行い、職員などの指示に従わない場合は、退去を求めることもあるとも明記されています。

伏見稲荷大社は、外国人観光客からも高い人気を集める日本有数の観光地です。近年は“オーバーツーリズム”の問題もたびたび話題となっており、観光客増加によるマナー問題への対応に苦慮する観光地は少なくありません。

今回の注意喚起も、神社側の危機感の表れとして受け止められているようです。

「思い出作りでは済まされない」SNSでは怒りや落胆の声

今回の話題を受け、SNSではさまざまな声が上がっています。

特に多かったのは、「神聖な場所に落書きする感覚が理解できない」「神社や寺はテーマパークとは違う」「ニュースで実際の落書きを見たが、ひどすぎる」といった批判的な意見です。「竹は自然物だからいいという問題ではない」「文化や景観への敬意が欠けている」といった声も目立ちました。

また、「海外にも観光地での落書き問題はあるが、日本でも起きてしまうのが残念」「一部の迷惑行為で観光客全体の印象が悪くなる」と落胆するコメントも見られます。

一方で、「注意喚起だけでは限界があるのでは」「監視カメラや巡回強化も必要かもしれない」といった対策を求める声も上がっていました。

近年はSNS映えを目的にした行動が問題視されるケースも増えています。“バズる”ことが優先される風潮に疑問を感じる人も多いようです。

観光地だからこそ求められる「楽しみ方」の意識

伏見稲荷大社は、日本を代表する観光名所であると同時に、多くの人が祈りを捧げる宗教施設でもあります。今回の問題は、単なる“迷惑行為”にとどまらず、文化財や信仰の場をどう守るかという課題も浮き彫りにしました。

SNSの拡散力が大きくなった今、注目を集める過程で景観や施設を傷つける行為にまでエスカレートしてしまえば、本来守られるべき文化や自然が失われかねません。一人ひとりがマナーを意識して行動することが求められています。


参考:
境内における落書き行為について(伏見稲荷大社)

の記事をもっとみる