1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「昼間の足音が非常に響いております」身に覚えのない「騒音」の苦情!不在の部屋から聞こえる足音の謎

「昼間の足音が非常に響いております」身に覚えのない「騒音」の苦情!不在の部屋から聞こえる足音の謎

  • 2026.5.1
「昼間の足音が非常に響いております」身に覚えのない「騒音」の苦情!不在の部屋から聞こえる足音の謎

突然投函された、怒りの手紙

疲れ切って帰宅し、日課のように郵便受けを覗いた時のことです。

山積みのチラシの中に、一通の白い封筒が紛れていました。裏返してみると、そこには真下の階にお住まいの方の部屋番号が記されています。

不思議に思いながら封を切った私は、便箋の文字を目にして一気に青ざめました。

「昼間の足音が非常に響いております。もう少しご配慮いただけないでしょうか」

そこには、明らかに苛立ちを含んだ抗議の文面が綴られていたのです。

「嘘でしょ……昼間の足音?」

私は靴も脱がずに、玄関のたたきで立ち尽くしてしまいました。

私たち夫婦は共働きです。平日の日中は二人とも会社に出ているため、家には誰もいないはずなのです。

「誰もいない部屋で、足音が鳴っているってこと……?」

想像するだけで鳥肌が立ちました。知らない間に誰かが侵入しているのか、それともオカルト的な現象なのか。

その日の夜、帰宅した夫を捕まえて、すぐに例の手紙を読ませました。

「日中なんて、俺も君も会社にいるじゃないか。全く心当たりがないぞ」

夫も訝しげに腕を組んだ、まさに次の瞬間でした。

タタタタッ!ドスン!

隣の部屋を隔てる壁の向こうから、子供が勢いよく飛び跳ねるような音が聞こえてきたのです。

予期せぬ音の正体と、冷静な対処

「…原因はこれじゃないかしら!」

私と夫は同時に目を丸くしました。真下の住人を悩ませていた騒音の主は、お隣さんの子供だったのです。

おそらく、お隣の部屋で生じた振動が我が家の床材を伝わり、下の階には「真上から聞こえる」と錯覚させてしまったのでしょう。

幽霊や空き巣ではないとわかって安堵したものの、ここで慌てて行動を起こすのは禁物です。

「直接下の階の方に弁明しに行くと、かえってトラブルの元になりそうね」

「ああ、それに隣人とも揉めたくない。第三者である管理会社に対応を任せるのが一番安全だ」

翌朝、私は出勤前に管理会社へ連絡を入れました。

「実は下の階の方から苦情の手紙が入っていたのですが、我が家は日中誰もおりません。隣室の音が建物の構造上、我が家から出ているように聞こえているのだと思います」

感情的にならないよう注意しながら、客観的な事実だけを伝えました。担当者はすぐに事情を理解し、下の階の住人へ間に入って説明してくれると約束してくれました。

それから数日が経ち、再び我が家の郵便受けに白い封筒が届きました。

少し緊張しながら開けると、「こちらの早とちりで不快な思いをさせてしまい、心よりお詫び申し上げます」と、丁寧な謝罪が書かれていました。

「あぁ、良かった。これでようやくスッキリしたわ」

その手紙を読み終え、私は心の底からホッと息をつきました。

マンションのような集合住宅では、音が意外な経路で伝わることがあります。身に覚えのない苦情には驚かされましたが、一呼吸おいて冷静に管理会社を頼ったことで、ご近所関係を壊すことなく円満に解決できました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる