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いっぺんに8匹も産まれたの?!キタキツネの「共同保育」の風景【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.4.28

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年4月20日〜4月24日ピックアップ分・前編)

春の訪れがどんどん早くなると?

Sitakke

「メルヘンの国」とか「メルヘンのお花畑」などと呼ばれる、有名な撮影地のお写真かと思われます。
本当に絵本の1ページのような、無垢な美しさにあふれていますねー。

2025年には4月28日、2024年には4月30日、2023年には4月27日に、同じ場所でのお写真を紹介させていただいていますので、やはり「温暖化」の影響なのか、春の訪れがどんどん早くなっているのでは?と感じさせられます。

4月18日には、札幌でもサクラの開花が確認されました。
「去年より5日早く、平年より13日早い」のだそう。

春の訪れがどんどん早くなり、夏の暑さがどんどん厳しくなる北海道。
本州と比べて「冷涼」な気候に順応して独自の生態系を築いてきた北海道の動物にとって、こうした変化が生息環境にも何かしらの悪い影響を与えるのではないか、と少し心配になりますね。

おなかすいたら…「最寄りのオッパイ」へ!?

Sitakke

ことしも、子ギツネが誕生したようです。
左側に3匹、右側に3匹、そしてよく見ると、真ん中の木と木の間にあと2匹の子ギツネの姿があって、このお写真にはなんと8匹の子ギツネが写っています!

通常、産まれる子の数は4〜5匹が多いのですが…いっぺんに8匹も産まれたのでしょうか?
不思議に思って、このキツネたちを観察し続けていらっしゃる方にお話をうかがうと、2家族が「同居」しているらしいとのこと。
お母さん同士が「姉妹」で、いっしょに子育てをしているのではないかと。

私も様子を見てみたのですが、子ギツネたちは、ママからも叔母さん?伯母さん?からも、区別することなくオッパイをもらっているようなのです。
つまりこの子たち、「うちの子」「よその子」という感覚が、どうやらないようで…。

お腹がすけば、どの子も迷うことなく、いちばん近くにあるオッパイへ!
さいわいにもキタキツネには、8個の乳首があるので、なんともピッタリ!
なので、どの子も迷うことなく最寄りのオッパイへ。

お母さんたちも、特に気にする様子はなく、まるで最初から決まっていたかのように、みんなまとめて面倒を見ているよう。
にぎやかでちょっと不思議で、でもどこか合理的…そんな「共同保育」の風景が広がっていました。

モモンガまつりの「決定的瞬間」

Sitakke

先月くり広げられた、エゾモモンガの繁殖期の「大騒動」である「モモンガまつり」でのひとコマなのでしょう。
おそらく1匹のメスにアタックした複数のオスたちが、激しく争い、ついにはもみ合ったまま木から落ちた「決定的瞬間」なのでしょうね。

「北海道3大かわいいプロジェクト」には、YouTubeの動画サイトもあるのですが、そこでいま再生数を伸ばしているのが、「エゾモモンガ…お友達とまったりします」というもので、再生数は、なんと19万回!

2匹のエゾモモンガが木の枝に並んで座り、寄りそってずっとエサを食べている…だけの映像です。

繁殖期以外の時期のエゾモモンガは、寒くなると1つの巣穴に何匹ものエゾモモンガが集まってカラダをあたため合ったり、その影響なのか、巣穴を出てからも何かの拍子ですぐに「くっついて」しまうという、なんとも「ツムツム的」な平和主義者。
普段はとってもおだやかなのに、繁殖期になると見せるあの激しさは、いったいどこからくるのでしょうか?

***

後編の記事では
・ごめんくださーい!洗濯屋さんはこちらですか?
・半年ぶりの再会「ホントにホントにありがとう!」
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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