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池袋の最新タワマンで、20階から25階を境に“明確な価格差”が生まれるワケ

  • 2026.6.2
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出典:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産業界で15年の実務経験を持つ、ライターの西山雄介です。東京を代表する繁華街として知られる池袋ですが、近年は再開発によって街の風景が大きく変わりつつあります。

今回は池袋の新たなランドマークとして注目を集める、2つのタワーマンションを業界の視点から解説します。

駅直結のアプローチと分かれる販売戦略

野村不動産などが手がける「プラウドタワー池袋」は、東池袋駅から徒歩3分の場所に建設中のタワーマンションです。隣接する北街区には住友不動産などが手がける「グランドシティタワー池袋」があり、合計で約1500戸が同時期に供給される大規模なプロジェクトとなっています。

両物件とも東池袋駅に直結しますが、プラウドはペデストリアンデッキで、グランドシティは地下通路でつながる形となり、駅からの距離という点ではグランドシティの方が近い立地となります。

また販売の進め方にも違いがあり、野村がモデルルームを先行して公開する一方、住友はじっくりと販売を進める傾向が見て取れました。

眺望の広がりと階数によって生じる価格差

再開発エリアの最南端に位置するプラウドタワー池袋は、都心方向への眺望が広く確保された設計が特徴です。ただし北向きの住戸は、約20メートル先にあるグランドシティタワーと向かい合う形になります。

一方で南向きの住戸は、低層階では眼下に雑司ヶ谷霊園があり、高層階になると視界が抜けて都心のビル群を見渡せます。階数によって見え方が大きく変わるため、20階から25階あたりを境目として、明確な価格差が生まれる構造となっているのです。

向きや階数による眺望の違いと価格帯を把握し、住戸選びの軸を定めておくと安心です。

街全体の大規模な再開発と長期的な資産性

池袋は一時期「消滅可能性都市」に指定されて批判を浴びましたが、近年は公園の整備が進むなど、ここ10年で評価が大きく好転しています。西口側では旧マルイ跡地の開発など複数の再開発が進行中で、東口側でも大規模な再開発が控えており、街全体として10年から20年単位での進化が続く見込みです。

池袋エリアの資産性を考える際は、単一の物件だけでなく街全体の再開発計画で評価する視点が重要です。同じ再開発で隣接するグランドシティタワー池袋との比較は欠かせない要素であり、デザインや価格戦略の違いを実際のモデルルームで確認してみてください。こうした長期的な変化を踏まえると、資産価値が維持されやすい立地といえるでしょう。

参考:
市街地再開発事業(南池袋二丁目C地区)(豊島区)
南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業(東京都都市整備局)



筆者:西山雄介(宅地建物取引士・マンション管理士などの資格所有)
不動産業界歴15年。新卒で東証プライム上場のマンションデベロッパーに入社後、計2社で新築・中古販売および管理業務に従事。実務現場を経て管理職も歴任し、組織運営にも携わる。現在はその多角的な視点を活かし、実務解説から不動産投資、法律事務所案件まで、専門性の高いコンテンツ制作・ディレクションを行っている。


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