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かつてグラビア界を熱狂させた『美人女優』 ドロドロ不倫で魅せた“濃密シーン”に「刺激的すぎる」「エグい」相次いだ反響

  • 2026.5.13

グラビアアイドルとして人気を集め、その後、女優として過激な作品にも体当たりで挑むスターがいます。今回は「過激作品にも挑んだグラビアの経歴を持つ女優たち」をテーマに5名をセレクトしました。

本記事ではその第3弾として、倉科カナさんをご紹介します。グラビアアイドルとして人気を集めた倉科さんは、女優へと活動の幅を広げ、2017年放送のドラマ『奪い愛、冬』では泥沼の略奪愛に溺れるヒロインを熱演。数々の過激なシーンが大きな話題を呼びました。可憐なルックスの奥に秘められた芯の強さと、役柄にひたむきに向き合う女優魂に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「ギリギリの精神状態だった…」バイト3つ掛け持ちで家計を支えた高校時代

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自賠責保険広報キャンペーンに起用 倉科カナ 2010年ごろ撮影(C)SANKEI

倉科カナさんは1987年12月23日、熊本県に生まれました。 華やかなルックスからは想像できませんが、高校時代は牛丼屋、ファミレス、懐石料理屋など3つのアルバイトを掛け持ちしながら家計を支えていたそうです。当時を「ギリギリの精神状態だった」と振り返るほど、苦労の絶えない青春時代を過ごしました。

そんな倉科さんの運命が大きく動いたのは、高校3年生だった2005年のこと。 「SMAティーンズオーディション2005」に応募して見事グランプリを受賞し、高校卒業後に地元・熊本から上京して芸能界の扉を開きました。

そして翌2006年、講談社主催の「ミスマガジン2006」でグランプリを獲得。圧倒的なスタイルと天真爛漫な笑顔を武器に、瞬く間にトップグラビアアイドルへと駆け上がっていきます。

2008年11月には、ファースト写真集『Sunny Flower』(双葉社)を発売し、 あどけない笑顔と健康的なスタイルで、瞬く間に多くのファンを魅了しました。 

そんな倉科さんに再び転機が訪れたのは2009年のこと。1775人が参加した激戦のオーディションを勝ち抜き、NHK連続テレビ小説『ウェルかめ』(2009年後期)のヒロイン・浜本波美役に大抜擢されたのです。この国民的ドラマへの出演を機に知名度は一気に全国区へと広がり、女優として大きなブレイクを果たしました。

ドロドロの略奪愛で魅せた体当たり演技

国民的ドラマで清純派としてのイメージを定着させた倉科さんですが、そこからさらに殻を破り、女優としての凄みを見せつけたのが、2017年にテレビ朝日系で放送されたドラマ『奪い愛、冬』です。鈴木おさむさん(2024年3月放送作家業・文筆業引退)が脚本を手がけた本作で、倉科さんは主人公・池内光を演じました。 

光はデザイン会社で働く女性で、後輩の奥川康太(三浦翔平)からプロポーズされ、幸せの絶頂にいました。しかしそこへ、3年前に突然姿を消したかつての恋人・森山信(大谷亮平)が、ライバル会社のデザイナーとして現れます。信にはすでに妻・蘭(水野美紀)がいましたが、二人の愛は再び燃え上がり、光は後戻りできないドロドロの略奪愛へと身を投じていきます。

本作の見どころは、何と言っても過激な描写とキャスト陣の体当たり演技です。倉科さんは過激な濃密シーンや泥沼の愛憎劇に真っ向から挑み、女優としての新境地を切り拓きました。SNSでは「刺激的すぎる」「エグい」「艶っぽい」「熱演」「引き込まれた」など驚きと称賛の声が見られました。

クローゼットに潜んでいた蘭が「ここにいるよ~」と飛び出してくる戦慄のシーンや、SNSで罵詈雑言を浴びせられる場面など、蘭の異常な嫉妬と嫌がらせに追い詰められていく光——。

エスカレートしていく嫌がらせの数々は視聴者の度肝を抜き、「昼ドラみたいにドロドロ」「予想以上に怖い」と大きな反響を巻き起こしました。さらに「登場人物みんなヤバすぎる」「クセ強くてハマってしまう」など、先の読めない展開にのめり込む視聴者が続出。「狂気じみててまさにホラー」といった声も上がり、ドラマが放つ特異な熱量と倉科さんの迫真の演技が高く評価されました。

女優人生の代表作

倉科カナさんのキャリアは、グラビアでの活躍から始まり、いまや唯一無二の表現者へと結実しています。ここでは、その歩みを象徴する代表作を時系列でご紹介します。

  • NHK連続テレビ小説『ウェルかめ』(2009年 / NHK総合):
    倉科さんが1775人の中からオーディションでヒロインを勝ち取った出世作。徳島県を舞台に、雑誌編集者を目指す主人公・浜本波美を瑞々しく演じ、全国的な知名度を獲得しました。

  • 『刑事7人』シリーズ(2015年〜/テレビ朝日系): 
    東山紀之さん(2023年12月31日芸能界引退)主演の長寿刑事ドラマシリーズ。倉科さんは帰国子女のクールで男勝りな女性刑事・水田環役を好演。長年にわたってシリーズを支える重要なレギュラーメンバーとして存在感を発揮しました。

  • 『正直不動産』シリーズ(2022年〜 / NHK): 
    山下智久さん主演の大ヒットお仕事コメディ。主人公・永瀬のライバルである、ミネルヴァ不動産の営業社員・花澤涼子役を熱演しました。男社会の不動産業界で奮闘しながらトップを目指す芯の強い女性を見事に体現し、作品に絶妙なスパイスを加えています。 

  • 『隣の男はよく食べる』(2023年/テレビ東京系): 
    菊池風磨さんとW主演を務めたラブコメディ。仕事に打ち込み、彼氏いない歴10年を更新中の35歳・大河内麻紀役を演じました。料理上手な独身オトナ女子が、よく食べる年下イケメンとの恋に揺れる姿を、不器用かつキュートに表現し、多くの共感を呼びました。 

グラビア出身という抜群のスタイルとパブリックイメージを逆手に取り、泥沼の愛憎劇や過激なラブシーンにも臆することなく体当たりで挑み続けてきた倉科カナさん。確かな演技力で視聴者を圧倒し、常に新たな一面を見せてくれる倉科さんのさらなる飛躍から、今後も目が離せません。 


※記事は執筆時点の情報です

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