1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「久々に“すげぇな、この人”と思って」賀来賢人を唸らせた“美人女優(30)”『SHOGUN 将軍』で“名を知らしめた”逸材

「久々に“すげぇな、この人”と思って」賀来賢人を唸らせた“美人女優(30)”『SHOGUN 将軍』で“名を知らしめた”逸材

  • 2026.6.10

表舞台で観客を魅了するだけでなく、共に作品を創り上げる共演者たちからも絶大な信頼を寄せられる実力派。圧倒的な演技力や思いやりに満ちた人間性、そして現場の空気を一変させる唯一無二の存在感によって、プロをも唸らせる才能がこれまでも数多く称賛されてきました。今回は、そんな“業界内からも評価が高い女優・俳優”をテーマに、5名をセレクトしました。

本記事ではその第1弾として、穂志もえかさんをご紹介します。世界的な大ヒット作で一躍その名をとどろかせ、独自の存在感を放ち続ける穂志さん。実力派の俳優やプロデューサーたちがこぞって絶賛する穂志もえかさんの類まれな芝居心と、表現に懸ける熱き情熱に迫ります―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

言葉を超えて魅せる覚悟と勝負師の眼差し

映画『少女邂逅』や『街の上で』での好演で、映画ファンから熱い注目を集めてきた穂志さん。そんな彼女の名を世界にとどろかせたのが、Disney+ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』への出演でした。本作は、配信開始からわずか6日間で全世界900万回再生を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品として同配信プラットフォーム歴代No.1の偉業を達成。日本での劇場限定上映でも週末2日間で興行収入約3,453万円、動員26,893人を記録して週末の興行動員ランキング8位に滑り込むなど、異例の大ヒットとなりました。さらに、米エンタメ界の最高峰である「第76回エミー賞」において、作品賞や真田広之さんの主演男優賞、アンナ・サワイさんの主演女優賞を含む史上最多18部門を受賞し、日本人受賞者数でも過去最多を更新。「第82回ゴールデングローブ賞」でも複数の栄冠に輝いたこの歴史的超大作の中で、穂志さんは宇佐見藤役を演じ、言葉の壁を越えた圧巻の存在感を示しました。

undefined
アニメ映画「劇場版SPY×FAMILY」の大ヒット御礼舞台あいさつ 賀来賢人(C)SANKEI

世界を震撼させた穂志さんの芝居に対し、国内の実力派クリエイターからも最大の賛辞が贈られています。俳優でありながらプロデューサーとしても手腕を発揮する賀来賢人さんが、柄本時生さんの公式YouTubeチャンネル『ゲーマーじゃないけど時生です【柄本時生】』に出演した際に、穂志さんの規格外の魅力を熱弁しました。賀来さんは『SHOGUN 将軍』をはじめとする過去の出演作で彼女のたたずまいに魅了され、自身がプロデュースする2026年公開の映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』の主演に穂志さんを指名したと言います。

賀来さんと監督のデイヴ・ボイルさんは、主人公をキャスティングするにあたり「言葉がなくても成立する、たたずまいだけで語れる人がいい」と話し合っていたそうで、その条件に完璧に合致したのが穂志さんでした。当時はまだフリーランスとして活動し、自身の未来を模索していた時期だった穂志さん。賀来さんのマネージャーからSNSのダイレクトメッセージを送るという現代的なアプローチをきっかけに面会が実現すると、その場で作品に懸ける熱意が合致。賀来さんは、自由な身からさらに一歩前へ進むためにこの勝負作へ乗ることを決めた穂志さんを次のように振り返りました。

あの子もね本当にね、超ギャンブラーだと思う。ちょっと普通の今の割と日本の女優さんとはちょっと違うかも。久々に“すげぇな、この人”と思って出典:ゲーマーじゃないけど時生です【柄本時生】『【新企画】俳優・賀来賢人とドライブします!【映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』公開記念コラボ】』(2026年5月30日配信)

“穂志もえか”という役者が持つ、単なる演技の上手さを超えた強じんなマインドは日本屈指の実力派俳優である賀来さんをも唸らせました。続けて、「めちゃめちゃ気合入っている」「筋が通ってる、ちゃんと」と話した賀来さん。大規模な国際的作品を経験した直後でありながら、自主制作に近い挑戦的な作品のオファーに、自身のキャリアを賭けて飛び込める柔軟性とハングリー精神。現状の安定に満足せず、自ら険しい道を選んで勝負に出る勝負師のような気概があるからこそ、穂志さんの芝居には、観る者を引きつけて離さない圧倒的な説得力と魂が宿るのかもしれません。

快進撃を続ける表現者・穂志もえかの現在地

ハリウッドの大きな荒波を経験し、トップクリエイターたちの心を射止めた穂志さん。現在30歳、今年31歳を迎える穂志さんの魅力は年々深みを増し、その比類なき感性を持ち味に多方面の話題作で重要なキャラクターを務めています。

2025年には、内田英治監督が触れ合うことのできない男女の切ない距離感を描いた映画『誰よりもつよく抱きしめて』に出演し、主人公と同じ症状を抱える・村山千春役を好演。また、2026年1月から3月にかけて放送されたNHK BSの人気シリーズ第3弾『京都人の密かな愉しみ Rouge 継承』では、新たなヒロインの三上洛役に大抜てきされました。パリから帰国し、伝統と文化に向き合う複雑な心の機微をみずみずしく表現した穂志さん。さらに、同年3月28日放送のテレビ東京系スペシャルドラマ『晩餐ブルース Special』では、日々の仕事に追われながらも食事を通じて心を癒やしていく物語のキーマン・上野ゆい役を担当し、お茶の間に深い印象を残しました。

そして、まさに2026年6月5日に公開を迎えた映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』では、満を持して主演の霊媒師・愛里役を熱演。本作は、アメリカで開催された「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2026」にて観客賞を受賞するなど、早くも国際的な映画祭で絶大な評価を獲得しています。さらに、続く6月12日には主人公の妻・ゆき役を演じた映画『メモリィズ』の公開も控えています。

年齢や固定観念に縛られず、常に気合と筋の通ったマインドで新しい表現を更新し続ける穂志もえかさん。これから先も、どのような素晴らしい世界を私たちに魅せてくれるのか目が離せません。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる