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15年前、『カイジ2』で異彩放った“イケメン俳優”「異次元」の血筋に絶句。“確かな実力”で鮮烈に輝く「国宝級」の逸材

  • 2026.6.11

実力派と呼ばれる俳優の歩みをたどると、その背景に、由緒ある「家系」が見えてくることがあります。今回は「偉大な家系を持つ実力派俳優」をテーマに、5名をセレクトしました。

本記事ではその第3弾として、柿澤勇人さんをご紹介します。舞台を主な活躍の場としながら、ドラマや映画にも出演を重ねてきた実力派俳優の柿澤さん。その家系をたどると、芸の道を究め、後世にその名を残した人物たちに行き当たります。華麗なルーツとともに明かされる、柿澤さんの魅力とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品を選定・構成しています
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

祖父と曽祖父が人間国宝

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映画「gift」の舞台あいさつ 柿澤勇人(C)SANKEI

柿澤勇人さんは、代々芸の道を歩んできた一族に生まれました。曽祖父は、浄瑠璃の語り手として名をはせた故・清元志寿太夫さん。祖父は、三味線奏者の故・清元榮三郎さんです。二人はともに人間国宝に認定され、伝統芸能の世界に確かな足跡を残しました。

とりわけ祖父・清元榮三郎さんは、芸に人生を重ねた人でした。外出のときも旅先でも、三味線を手放すことはなかったといいます。腕に針を刺す点滴や採血さえ嫌ったと伝えられ、その徹底ぶりからは、芸の世界に身を置くことの厳しさがうかがえます。SNSでは「異次元すぎる」「凄すぎる」「ビックリ」「知らなかった」など驚きを隠せない声が見受けられます。

そうした環境で育った柿澤さん自身も、やがて俳優の道へと進みます。 2007年、劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』で舞台デビュー。その後、2009年末に四季を退団してホリプロに所属し、舞台を軸に、ドラマや映画でも活躍の場を広げていきました。 

映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』で演じた村上保役

柿澤さんがまだ若手だったころの出演作のひとつが、2011年11月5日に公開された映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』です。原作は福本伸行さんの漫画で、藤原竜也さん演じる伊藤カイジを主人公にしたシリーズの第2作にあたります。

ベースになっているのは、原作の「欲望の沼」編。そこへ、福本さんが自ら考えた映画オリジナルのゲーム「姫と奴隷」が加わっています。物語のカギを握るのが、モンスターパチンコ台「沼」です。この一台をめぐって、登場人物たちが繰り広げる心理戦が大きな見どころ。カイジの前に立ちはだかる裏カジノの支配人・一条聖也を伊勢谷友介さんが演じ、香川照之さんや生瀬勝久さんが脇を固めます。

そんな実力派ぞろいの一作で、柿澤さんが演じたのが村上保です。まだ若手だったころの出演ですが、舞台で磨いてきた表現力は、映像の世界でも存分に発揮されました。 

村上保を演じた柿澤さんには、SNSでも「あまりの負けっぷりに笑いがでた」「冷たい感じがめっちゃ素敵」「沼った」といった声が並んでいます。

『カイジ2』への出演は、その後、映像作品でさまざまな役を重ねていく柿澤さんにとって、ひとつの出発点になりました。 

2026年も続く活躍

舞台と映像を行き来する柿澤さんの活動は、2026年も途切れることがありません。連続ドラマでの初主演から、ミュージカルでの大役まで、節目となる出演作が続きます。

  • ドラマ『終のひと』(TBS・ドラマストリーム枠)
    柿澤さんにとってドラマ初主演となった深夜ドラマです。演じたのは、「嗣江葬儀店」を営む社長・嗣江宗助。余命わずかの残された時間と向き合いながら、葬儀屋として人の最期に寄り添う人物です。柿澤さんはこの役づくりのために髪を銀髪に染め、これまでとはまるで違う佇まいで撮影に臨みました。原作は清水俊さんの同名漫画で、共演には西山潤さんや筒井真理子さんらが名を連ねています。
     
  • ミュージカル『ジキル&ハイド』
    フランク・ワイルドホーンさんが手がけた名作ミュージカルが、2026年3月に新演出で再演されました。柿澤さんが挑んだのは、ヘンリー・ジキルと、その裏の顔であるエドワード・ハイド。善と悪というまったく異なる二つの人格を一人で演じ分ける大役を、佐藤隆紀さんとのダブルキャストで務めました。

  • ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』
    トニー賞6部門に輝いた作品で、日本での上演はこれが初めてとなります。柿澤さんは主人公のエヴァン・ハンセンを、吉沢亮さんとのダブルキャストで演じる予定です。エヴァンは、社交不安障害を抱え、孤独な日々を送る高校生。SNSが広がった現代ならではの孤独や葛藤が、物語の核になっています。 

祖父と曽祖父が芸を究めた家庭に生まれ、劇団四季の舞台からキャリアを歩み始めた柿澤さん。そこから映画やドラマへと表現の場を広げ、いまもこうして舞台の大役に挑み続けています。SNSでも「実力が凄い」「もはや柿澤勇人さんも国宝級です」「大好き!」「めっちゃカッコいい!」など称賛の声が。

血筋だけでは語り尽くせない積み重ねの先に、2026年7月開幕予定のミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が控えています。舞台と映像を自在に行き来する柿澤勇人さんから、これからも目が離せません。


※記事は執筆時点の情報です。

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