1. トップ
  2. 3年前、「日曜劇場」で日本中をクギヅケにした“国民的俳優” 実は『難関大学 理系』出身!「とんでもない天才」類を見ない逸材

3年前、「日曜劇場」で日本中をクギヅケにした“国民的俳優” 実は『難関大学 理系』出身!「とんでもない天才」類を見ない逸材

  • 2026.5.21

芸能界には、学歴や知性、そして確かな実績で人を惹きつける俳優がいます。今回は、“圧倒的知性と功績で脚光を浴びた芸能人”の第4弾として、阿部寛さんをご紹介します。

理工学部で培った論理的な思考力とモデル時代から続く圧倒的な存在感を持つ阿部さんの魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です 
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

賞品の車が目当てだった応募が、43号連続表紙の伝説に

undefined
映画「はいからさんが通る」断髪式 阿部寛(C)SANKEI

阿部さんは1964年6月22日生まれ、神奈川県出身です。阿部さんの芸能界入りのきっかけは、大学生らしい意外な動機でした。中央大学在学中の1985年、「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、『メンズノンノ』のモデルになりました。

本人はMEN’S NON-NO WEBのインタビューで、次のように話しています。

大学生のとき、賞品のクルマ欲しさに『ノンノボーイフレンド大賞』に応募したら、運よく優勝して…そうしたら『メンズノンノ』のプレ創刊号をつくるという話になって、「表紙はプロのモデルじゃなく、まったく色のついていないフレッシュな存在でいきたい」という編集部のチャレンジ心があったようで、僕が起用されたんです
出典:『阿部 寛、「メンズノンノには特別な敬意があります」。36年ぶりの表紙撮影とモデル時代、そしてこれからについて。』MEN’S NON-NO WEB 2026年1月1日配信

車がほしいという動機で応募したことがきっかけとなり、創刊号から43号連続で『メンズノンノ』の表紙を飾る記録につながりました。

宇宙への憧れから難関私立大学へ…数学好きが育てた知性

阿部さんを“知性派”として語るうえで外せないのが、中央大学理工学部電気工学科を卒業している点です。阿部さんは、感覚だけでなく論理を積み上げる分野を学んでいました。

子どもの頃から数学が得意で、宇宙に関わる仕事を夢見て同学科に進学したそうです。セリフ覚えでも「いつまでにここまで覚えよう」と計画を立て、入浴中に「ここまでやらないと今日は出られない」と決めて覚えるそうです。努力を仕組みに変えられるところに、理系的な思考の強さが感じられます。

偏差値32の学園を立て直す弁護士から公安刑事まで演じ切る実力

阿部さんの功績は、作品ごとにまったく異なる役柄を演じ分けてきた点にあります。代表的なのが、ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)と『VIVANT』(TBS系)です。

ドラマ『ドラゴン桜』では、元暴走族の弁護士・桜木建二を演じました。2005年版では偏差値36の龍山高校、2021年版では偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園を舞台に、生徒たちを東大合格へ導きます。桜木が厳しい言葉で生徒を追い込みながら、最後まで見捨てない姿は、視聴者に「背中を押される先生」として記憶されました。

社会現象を巻き起こした2023年放送ドラマ『VIVANT』では警視庁公安部の野崎守役で出演しています。砂漠や大使館、捜査現場で野崎が乃木たちと真相へ迫る姿は、大作の中でも物語を支える重要な存在として強い印象を残しました。学園ドラマから国際サスペンスまで成立させる幅の広さが、阿部さんの強みです。

『VIVANT』続編へ

直近でも、阿部さんは主演作を重ねています。2025年にはTBS日曜劇場『キャスター』で主演し、報道番組で真実を追うメインキャスター・進藤壮一役を演じました。同年9月26日公開の映画『俺ではない炎上』では、大手のハウスメーカーに勤める主人公・山縣泰介役を務めました。

同作では、山縣が突然自分のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散されてしまい、殺人犯として仕立て上げられてしまいます。無実を訴えても日本中から追われる会社員を演じ、SNS時代の冤罪と炎上を題材にしたサスペンスに挑みました。

SNSでは「見応えがある」「めちゃくちゃ面白かった」「文句なしの名作」といった感想が寄せられていました。

さらにTBSは、2026年の日曜劇場枠で『VIVANT』続編を放送すると発表しました。阿部さんを含む総勢26名のキャストが発表されています。

ここで、阿部さんの軌跡をたどる“今観るべき代表作”を時系列でご紹介します。

1.ドラマ『TRICK』(2000年)

仲間由紀恵さん演じる山田奈緒子と、阿部さん演じる騙されやすい天才物理学者・上田次郎が超常現象を暴くシリーズです。上田が霊能力者への挑戦状を出し、金欠の奈緒子が研究室を訪ねるところから物語が動きます。理屈っぽく抜けている上田役は、阿部さんのコメディセンスを印象づけました。

2.映画『テルマエ・ロマエ』(2012年)

阿部さんは古代ローマの浴場設計師ルシウスを演じました。現代日本にタイムスリップしたルシウスが、日本の風呂文化に衝撃を受け、古代ローマに持ち帰る物語です。興行収入は59.8億円で2012年の日本映画興行収入第2位を記録し、阿部さんは第36回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しました。

3.ドラマ『ドラゴン桜』(2005年、2021年)

阿部さんの代表作として外せないのが、ドラマ『ドラゴン桜』の桜木建二役です。生徒たちへ勉強を通じて人生を切り開くというメッセージを、偏差値36の高校、2021年版では偏差値32の学園を舞台に突きつけます。逃げそうな生徒を最後まで見捨てない姿が、長く記憶に残る理由です。

理系の学びを土台にコメディや社会派ドラマ、大作サスペンスまで走り続けてきた阿部さん。偶然の応募から始まったキャリアを、努力と挑戦で大きく広げてきました。SNSでは「とんでもない天才」「唯一無二」など、その存在感に圧倒される声が見られます。これからの活躍にも目が離せません!


※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる