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8日間連続“Netflixトップ”を打ち立てた『引っ張りだこ女優(36)』溢れる“カリスマ性”に「天才的」「今、1番注目してる」

  • 2026.6.15

一つの役に全身全霊で向き合い、強い感情や身体表現で作品の世界に引き込む俳優たちがいます。今回は「熱演で魅せる名優」をテーマに、印象的な演技で観る者を魅了してきた俳優たちをピックアップします。

その第3弾としてご紹介するのが、仲里依紗さんです。強い個性と華やかさで知られる一方、怒りや笑い、切なさを巧みに演じ分け、作品ごとにまるで違う熱を宿してきた女優でもあります。モデルから女優へと活躍の場を広げ、配信ドラマでは思いきりの良い役どころも見せてきた仲さん。その魅力に迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品を選定・構成しています
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

自由奔放、着こなし一流……ファンを虜にする“仲里依紗らしさ”のルーツ

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日産 新型「ルークス」先行披露会 仲里依紗 (C)SANKEI

仲里依紗さんが芸能界に足を踏み入れたのは、2004年。『ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!』で特別賞を受賞したことがきっかけでした。さらにファッション雑誌『CANDy』のモデルオーディションでもグランプリを獲得し、同誌の専属モデルとして活動を開始。早くから「見られること」を仕事にし、人前で視線を集める経験を重ねていきました。 

モデルの仕事で培った表情のつくり方や立ち姿、そして画面映えは、のちに俳優として作品に立ったときの存在感にも自然と結びついていきます。モデル出身ならではの華やかさを、役ごとの印象の変化へと広げてきたところにこそ、仲里依紗さんの幅広さがあると言えるでしょう。

多くの人を惹きつける圧倒的なカリスマ性は、SNSでも話題に。「天才的」「今、1番注目してる」「着こなしが一流」「自由を謳歌してる感ハンパない」「大好き!」「キャラも含めて唯一無二」と、彼女らしさを楽しむ声が並びます。モデルとしての土台があったからこそ、女優・仲里依紗の魅力がより一層際立っているのかもしれません。 

Netflixドラマ『離婚しようよ』――怒りと笑いの全部のせで熱演

仲里依紗さんの名演としてまず挙げたいのが、Netflixシリーズ『離婚しようよ』です。2023年6月22日から全世界独占配信が始まった、TBSスパークル初のNetflixオリジナルドラマで、脚本は宮藤官九郎さんと大石静さんが共同で手がけました。別れたいのに別れられない女優と政治家の夫婦が離婚を目指して動き出す――松坂桃李さん、錦戸亮さんらが出演するホームコメディです。

仲里依紗さんが演じるのは、女優・黒澤ゆい。夫は松坂桃李さん演じる政治家・東海林大志です。「良い妻」として知られる国民的人気女優ゆえに、気持ちが離れても離婚へ踏み切れない――別れたいのに別れられない矛盾を抱えた役どころです。

仲里依紗さんは、この黒澤ゆいを迫真の演技で熱演。大きく波打つ感情の起伏が、そのままコメディの勢いを生み出しました。難役を堂々と演じきった姿には、制作側からも厚い信頼が寄せられたといいます。

SNSでも反響は大きく、「松坂桃李との絡みが最高」「夫にキレるとこ親近感わく」「仲里依紗の演技あってこその面白さ」「さすがの神演技」といった称賛の声が続出。

配信面でも国内外で注目を集めました。配信開始後、Netflixの「今日のTV番組ランキング(日本)」で1位を8日間にわたって獲得。さらに、2023年6月26日〜7月2日の週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で10位にランクインし、TBSスパークル初のNetflixオリジナルが国内外のランキングに名を連ねる快挙を達成したのです。 

黒澤ゆいは、仲さんの“熱演”を語るうえで欠かせない一役と言えるでしょう。

受賞歴が物語る女優・仲里依紗の底力

こうした“振り切る”芝居は、一朝一夕に身についたものではありません。仲さんは若手のころから、複数の映画賞で演技を評価されてきました。

ひとつの節目になったのが、映画『純喫茶磯辺』です。この作品で、第63回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞と、第30回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞。一作で複数の新人賞に選ばれたことが、早くからの評価の高さを物語っています。

さらに、第34回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞しました。対象となったのは、『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』と『時をかける少女』という色合いの異なる二作品。タイプの違う役を演じきった点が評価され、同じ二作品の演技は日刊スポーツ映画大賞の新人賞にもつながりました。

派手な個性や華やかさで知られる一方、若手のころから映画賞で着実に評価を重ねてきた仲里依紗さん。その受賞歴は、彼女が確かな実力を備えた女優であることを物語っています。

36歳で“女子高生”役に挑む話題作

『離婚しようよ』のような振り切った役だけが、仲里依紗さんの持ち味ではありません。2026年6月現在、公開を控える作品を見渡すと、作品ごとに求められる芝居の色合いは実にさまざまです。

  • 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』(2026年8月21日公開予定)
    まず2026年8月21日公開予定の劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』です。「死者を一人も出さない」ことを使命とする救命医療チームMERを描いた人気シリーズの、劇場版第3弾。
    2023年公開の第1作が343万人を動員して興行収入45.3億円、2025年公開の第2作が392万人動員で興収52.9億円と、回を追うごとに規模を広げてきました。
    今作は東京を舞台に、首都機能が危機に陥る大規模な物語です。仲さんが演じるのは主人公の喜多見幸太(鈴木亮平)と再婚した循環器外科医の高輪千晶。一刻を争う命の現場で今度はどんな活躍を見せてくれるのか、今から期待が高まります。
  • 映画『高校生家族』(2027年1月8日公開予定)
    続いて2027年1月公開予定の映画『高校生家族』です。原作は仲間りょうさんの同名漫画。主演は香取慎吾さん、監督は瑠東東一郎さん、脚本は上田誠さんが務めます。
    家族全員がそろって高校生になってしまうという、設定からして振り切ったコメディです。仲里依紗さんが演じるのは、母親の家谷静香役。母でありながら高校生でもあるという役どころで、36歳にして女子高生を演じます。
    香取慎吾さんとは15年以上ぶりの共演となり、『離婚しようよ』とはまた違う方向の“振り切り”が楽しみな一作です。 

  • 映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(2026年12月25日公開予定)
    そして2026年12月25日公開予定の映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』です。名曲『上を向いて歩こう』をめぐる物語で、故・中村八大さん、故・永六輔さん、故・坂本九さんの“689トリオ”を中心に描かれます。
    同曲は1963年に全米ビルボードチャートで3週連続1位を記録した楽曲です。出演は岡田准一さん、松坂桃李さん、仲野太賀さんら。仲里依紗さんが演じるのは、永六輔さんの妻である故・永昌子さんです。夫の才能と人生をそばで支える人物で、感情を激しくぶつける役とは対照的に、静かな包容力が求められる役どころと言えそうです。 

一つの役に全身で向き合い、作品ごとに違う熱を宿してみせる――。仲里依紗さんは、まさに「熱演で魅せる名優」と呼ぶにふさわしい女優の一人です。次はどんな役で、どんな熱を見せてくれるのか。これからの出演作からも目が離せません。


※記事は執筆時点の情報です

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