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『ウィキッド』のマリッサ・ボーディ、車椅子のせいで搭乗拒否 航空会社から「立てないならお断り」

  • 2026.4.26
マリッサ・ボーディ(Marissa Bode) Frazer Harrison / Getty Images

現在公開中の映画『ウィキッド 永遠の約束』でエルファバ(シンシア・エリヴォ)の妹ネッサローズを演じているマリッサ・ボーディ。ネッサローズは足が不自由で車椅子を使っているが、マリッサも同様。11歳のときに事故に遭い、それ以来車椅子で移動している。その車椅子を理由に飛行機への搭乗を拒否されたことをSNSで公表し、物議を醸している。

事件は講演会に出演するためにペンシルベニア州に移動していると気に起きた。まずマリッサはユナイテッド航空で中継地へ。ここまではスムーズな旅だった。しかし中継地でサザン・エアウェイズ・エクスプレスに乗り換えようとしたところ、問題が発生。マリッサ曰く「搭乗ゲートで『チケットを探すのを手伝ってくれませんか?』と係員に声をかけたら、2人の係員が私を見て『立てますか?』と聞いてきた。私が『いいえ』と答えたら『申し訳ありません。それならば搭乗をお断りさせていただきます』と言われた」。

マリッサ・ボーディ(Marissa Bode) Unique Nicole / Getty Images

マリッサは怒りを隠さず「係員によると、この航空会社の飛行機はすべての搭乗口に階段があるんだって。信じられない。そんなこと聞いたこともなかった。つまりこの航空会社の飛行機に乗った乗客の中に、障がいのある人はこれまで1人もいないということ?」と画面に向かって語っている。「これはあからさまな差別だ」と批判も。マリッサによると係員たちは彼女の車椅子の重さについて言及、それを飛行機に乗せることについても懸念を示したという。サザン・エアウェイズはコミューター航空会社で、小型プロペラ機を使って米国内で短距離路線を運航している。ちなみに彼女の車椅子は約16キロ。

マリッサはこれまでの経験から、車椅子で空旅をすることの難しさを知っていた。だから出張前に確認していたという。マネージャーが事前に航空会社に連絡、「問題ない」と言われていたこと、それにもかかわらず登場を拒否されたことを訴えている。「飛行機に乗るときはいつも何か起きる」「車椅子が問題を引き起こさなかったり、見下されたりしないで飛行機に乗れたことは滅多にない」とも。結局今回は、3時間半かけて車で移動した。

今回の事件は、単なる手違いや連絡不足ではないとマリッサは話す。「ただの間違いではない。これは私たちの命に関わること。私たちの存在そのものがかかっている。車椅子は私の自由そのものだ」。

ジョナサン・ベイリー(Jonathan Bailey)、ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)、マリッサ・ボーディ(Marissa Bode)、イーサン・スレーター(Ethan Slater) Don Arnold / Getty Images

ちなみにアメリカでは航空機アクセス法により、障がいを持つ乗客への差別が禁止されている。しかしサザン・エアウェイズは運送約款で同社の「小型機の設計上、乗客は数段の階段を昇降できる必要がある」とし、場合によってはスロープを利用できる可能性があると書いている。今回のマリッサの告発で、同社の対応に注目を集めている。

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