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25歳で“賞味期限”切れ?1回飲むだけで数万円…「金銭感覚が狂っていく」港区女子の残酷なリアルと絶望の末路【作者に聞く】

  • 2026.4.25

若さと美しさを兼ね備えた女性が集まる「ギャラ飲み」という世界を知っているだろうか。高収入の男性たちに飲食代を負担してもらい、さらにお金を得る。そこで手にしたステータスが自己価値と結びつくが、市場価値が高いのは20代前半の短い期間だ。そこから先は、どのような景色が待っているのか。

前作『14歳で整形した私 ~「ブス」の呪いから解けて自分を好きになる日まで~』で大きな反響を呼んだ漫画家・うみの韻花(@umino_otoka)さん。彼女の最新刊『人生、もっとうまくやれたのに 港区女子の絶望と幸せ』を紹介するとともに、制作の裏側を聞いた。

壊れていく金銭感覚と「港区女子」の誕生

作者のうみのさんがギャラ飲みの存在を知ったのは、2021年ごろに見かけたネットニュースの記事がきっかけだったという。一定の容姿レベルを満たした女性たちが、港区や六本木に集まる富裕層の男性から呼び出される。男性側は、若くて世間を知らない女性に華やかな世界を見せ、金銭感覚が崩壊していく過程を楽しむ。こうした背景から「港区女子」という言葉が浸透していった。本作は、そんな歪んだ構造の中に身を投じた女性の姿を冷徹かつ丁寧な筆致で描いている。

「面接で落ちた」からこそ徹底したリアリティの追求

うみのさんは本作を描くうえで、徹底したリサーチを重ねたという。

「私は夜職の経験はありますが、ギャラ飲みの経験も港区で働いた経験もありませんでした。実は面接で落ちてしまったんです(笑)。だからこそ、実態を調査するために元港区女子の方へ何度も取材し、システムや実体験を細かくヒアリングしました」

漫画としての「嘘っぽさ」を排除するため、彼女たちが好むブランド品、服装、さらには大学の見学まで行い、主人公の生活を擬似体験したという。

「主人公の美春が染まっていくにつれ、性格も歪んでいくのですが、読者に共感してもらえるよう葛藤の描写を大切にしました」

第3章以降は、美春の目のハイライトを徐々に減らしたり、年齢や整形に合わせて顔の比率を微調整したりと、視覚的な変化にもこだわったと語った。

取材協力:うみの韻花(@umino_otoka)

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