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「行き渋りが始まったらどうする?」【年齢別・ママ自身のお悩み対策】新年度疲れ×ゴールデンウィーク明けの注意点まとめ【医師監修連載⑨】

  • 2026.4.23
mamagirl

こんにちは、発達専門の小児科医・ママ友ドクター®ゆみ先生こと西村佑美です。3人の子どもを育てる母として医師として、読者の皆さんがとまどってしまうような子育てのお悩みを題材に、その要因や予防策、解決の糸口となるヒントをお伝えしていきたいと思います。
連載8回目の記事を見逃した方はコチラをチェック!

未就学児編「行きたくない」は甘えじゃない!

4月から新しい環境に飛び込んだお子さんたち、本当によくがんばっています。そして、それを支えてきたパパ・ママも同じくらいがんばってきたはずです。そんな1カ月を経てやってくるゴールデンウィークでほっと一息。新緑の季節でお出かけしたくなる季節...ですが、この連休、実は「行き渋りのトリガー」になりやすいってご存知でしたか?
今回は、GW明けに増える登園・登校の行き渋りについて、その理由と家庭でできる対処法をお話ししますね。

「行きたくない!」と言って泣く3歳の時の次男

保育園・幼稚園の行き渋りは、2〜3歳ごろから小学校入学前まで、どの子にも起こりうることです。「毎朝泣かれると心が折れる…」というママの声を私もたくさん聞いてきました。ママにとっては本当に辛い悩みだと思います。
未就学児の行き渋りの多くは「分離不安」と「疲れ」が重なって起きています。
登園前にぐずるのはなぜか?新年度から1カ月、子どもたちは園という集団の場でものすごいエネルギーを使っています。大人でいえば、転職初月にフル稼働しているようなもの!連休中にリラックスして、また「行かなきゃ」になる。その切り替え、幼い子には特に難しいのです。さらに生活リズムのズレも影響します。普段の起床・就寝時間から1~2時間以内のズレなら、連休明けに修正できると言われているので、神経質に時間管理するより楽しく過ごすことを優先してOK!ただし2時間以上ズレると連休明けに体がついてこなくなるので、そこは意識しておいてくださいね。

未就学児への3つの対応
「泣いて登園」は正解?不正解?

泣きながらでも登園できているなら、基本的には見守ってOKです。
園の先生に「連休明けでちょっとぐずっていて」とひと言伝えておくと丁寧に対応してくれます。
ただし食欲がない・体重が減っている・毎日のように発熱するなど身体症状が続く場合は、かかりつけの小児科医に相談を。「ちょっと気になる」くらいのタイミングで動くのがいちばんいいタイミングです。

小学生編「5月病」は子どもにも起きる
月に1〜2回休んでいい日を作ってもOKなんです!
小学生の行き渋りサインはコレ!

・朝、起き上がれない
・お腹が痛いと言う 
・準備がやたら遅くなる 
・前夜から「明日行きたくないな」と言う 
・帰宅後に異様に荒れる、泣く 
・夜なかなか寝付けない、夜中に目が覚める

これらは「甘え」ではなく「SOS」かもしれません。特に大型連休前まで元気にがんばっていた子ほど連休明けに影響が出やすい。がんばり屋さんほど要注意です。

小学生への3つの対応
ママ編 ママ自身が消耗しないことが最大の対策

行き渋りが続くとき、いちばん消耗しているのは実はママの方!「毎朝泣かれてもう限界」「仕事に遅れる、どうしよう」「私の育て方が悪いの?」そんな罪悪感と焦りの中でがんばっているママに、伝えたいことがあります。
「行き渋りは親の失敗じゃない」
子どもが「行きたくない」と言える相手は、安心できる人だけです。それはつまり、ママへの信頼の証。「この人には本音を言っていい」と思われているということです。だから自分のこれまでの対応を責めなくて大丈夫。あなたの子育ては間違っていません。

ママ自身への処方箋

「うちだけなのかな」「こんなこと相談していいのかな」と悩みをひとりで抱え込んでいるママがとても多いです。責任感が強い親ほど自分でなんとかしようとして消耗します。担任の先生、スクールカウンセラー、かかりつけの小児科医など、頼れる場所は必ずあります。
例えば私が主宰する子ども発達相談アカデミーVARYでも、毎週私が直接子育てに関する質問や悩みにお答えしていますよ。困ったことがあれば、ぜひ頼ってください。
完璧にこなせないから、何が起きるか分からないから子育ては楽しい!と私は思っています。

新年度からゴールデンウィーク明けのシーズンは、子どもにとっても、ママにとっても「一年のうち特に消耗しやすいタイミング」のひとつです。
でも、この時期を丁寧に乗り越えた先に、子どもたちはひと回り成長します。「行けた日」は行動を言葉にして、「行けなかった日」は体や心を休める日。
完璧じゃなくていい。一緒に悩んで、一緒に考えて、「あなたのことをちゃんと見ているよ」という姿勢でいることが、何より子どもの力になります。親子で一緒に乗り越えていきましょう!

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