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「夏休みは1〜2カ月が当然」→仕事が人生のメインではない?北欧女子が語る“驚愕の労働観”に「日本と違いすぎて涙出た」

  • 2026.4.21

「仕事は人生のメインではない」。そんなスウェーデン流の価値観を綴った漫画が、いま大きな反響を呼んでいる。X(旧Twitter)に投稿されたオーサ・イェークストロム(@hokuoujoshi)さんの作品『スウェーデン人は休むために働く(人が多い)』は、公開からわずか1カ月で4.3万いいねを突破した。

2011年に日本へ移住し、漫画家として活動するオーサさん。北欧と日本の文化の懸け橋として走り続けてきた彼女に、両国の決定的な「働き方」の違いと、日本で驚いた仕事の作法について話を聞いた。

「夏休みは1~2カ月」。子どもが病気で休むのも“当たり前”な北欧の空気感

スウェーデン人の仕事への考え方「仕事に関してリラックス」01 画像提供:オーサ・イェークストロムさん
スウェーデン人の仕事への考え方「仕事に関してリラックス」01 画像提供:オーサ・イェークストロムさん
スウェーデンでは5週間の長期休み 02 画像提供:オーサ・イェークストロムさん
スウェーデンでは5週間の長期休み 02 画像提供:オーサ・イェークストロムさん
バカンスでは誰も働かなくなるという…03 画像提供:オーサ・イェークストロムさん
バカンスでは誰も働かなくなるという…03 画像提供:オーサ・イェークストロムさん

オーサさんによれば、スウェーデン人と日本人の最も大きな違いは「人生の軸」がどこにあるかだという。

「多くの日本人にとって仕事は人生の中心ですが、スウェーデン人にとっては休暇がメイン。休暇を楽しむために働いている感覚です。残業も少なく、子どもが病気で休むことや育児休暇を取ることはごく自然に受け入れられます。夏休みを1~2カ月取っても『仕事をして当たり前』というプレッシャーはほとんどありません」

この「自分を優先できる」環境が、メンタル面での健やかさに繋がっていると分析する。

「トイレットペーパーを折る心」。日本人が持つ“仕事への誇り”はスウェーデンの失い物

一方で、オーサさんは日本の仕事への姿勢に深い敬意も抱いている。

「日本では、どんな仕事をしている人でも自分の役割に誇りを持っていると感じます。トイレ掃除の方がトイレットペーパーを丁寧に折る『おもてなし』の心。これは今のスウェーデン人が少し失ってしまった素晴らしい美徳です。ただ、力を注ぎすぎて健康を損なわないか心配になることもあります。もう少し、自分の幸せを大事にしてもいいのではと感じますね」

「深夜のメール返信」に衝撃。漫画家として直面した日本のビジネスマナー

日本で漫画家として活動する中で、スウェーデンではあり得ない事態にも遭遇した。

「深夜に編集担当の方へメールを送ったら、すぐに返信が来たときは本当に驚きました! スウェーデンでは考えられないことです。また、敬語がない文化で育ったので、お客様の名前に『さん』を付け忘れて担当さんに叱られたことも(笑)。書店を回って色紙を描く宣伝活動も、日本ならではの温かい文化で驚かされました」

「育児は描かない」。二児の母となったオーサが守る、家族のプライバシーと未来

現在は二人の子どもの育児に追われる毎日。今後の作品テーマについては慎重に模索中だ。

「育児漫画も考えましたが、まだ小さい子どもたち本人の許可が取れないので、今のところ描く予定はありません。でも、作品には出なくても、彼らはいつも私の側で元気に過ごしています! そのパワーを糧に、また新しいテーマで皆さんに作品を届けたいです」

スウェーデンの「優しさ」と、日本の「誠実さ」。両方の視点を持つオーサさんの漫画は、多忙な現代人に「本当の豊かさとは何か」を問いかけている。

取材協力:オーサ・イェークストロム(@hokuoujoshi)

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