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学びもグルメも充実! シドニーに新名所「シドニー・フィッシュマーケット」がオープン

  • 2026.4.17
Hearst Owned

2026年1月、「シドニー・フィッシュマーケット」が移転リニューアルし、南半球最大級の魚市場として生まれ変わった。 街の中心部からも近いロケーションで、高いクオリティの新鮮な魚介類が食べられるとあって、地元民や観光客に大人気だ。

RASMUS HJORTSHOJ

総工費は約920億円の最新エコロジカル施設

ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が再開発を進め、5年の工事期間と総工事費8億3600万AUドル(日本円で約919.48億円)をかけた「シドニー・フィッシュマーケット」がついにオープン。

新市場は、1966年に開場した旧市場にほど近いブラックワットル湾に建設。魚のウロコの形をしたソーラーパネルを設置し、省エネルギー性の高い設備や水の再利用システムを導入するなど、環境に配慮した設計が特徴だ。市場に集まるのはオーストラリア全土とニュージーランドからの魚介類が中心。

「シドニー・フィッシュマーケット」。全長200メートルの屋根は機能性にも優れており、400個以上のソーラーパネルが設置されたカセットが、建物の1日のエネルギー消費量の最大5%を発電。

Rasmus Hjortshoj(左上のみ), Sydney Fish Market(ほか3枚)

(左上)見たことのない魚もたくさんあって楽しい。「シドニー・フィッシュマーケット」では、環境に配慮した持続可能な漁業から調達された魚介類であるかどうかも厳重にチェックしている。

(右上)キハダマグロの競りの模様。魚介類の競りはバイヤー席のキーパッドを使用するか、遠隔操作で商品の入札を開始。競売場では100種類以上の魚介類が取引されている。

(右下)とにかく広いので、迷子にならないよう待ち合わせ場所を決めておくといい。

(左下)オイスターは1つ2AUドル前後とリーズナブル。

Alan Adimou

一般人が参加・体験できるコンテンツが盛りだくさん

広大な35,000平方メートルの敷地内には、漁船が行き来する波止場や卸売市場、競り場などがあり、有料で舞台裏の見学ツアーがあるので興味がある人は参加しても?

また、体験型施設として「シドニー・シーフードスクール」を併設。「魚のフィレをおろす方法」や「生魚のマリネ」、「BBQマスター」、「パエリアとピンチョス」、世界各国の料理、子供向け料理教室などさまざまなクラスがあり、シドニーの人気店のシェフが教えてくれるスペシャルな回や、先住民の調味料を使ったシーフード料理の回もあり、料理好きは興味津々のラインナップだ。

実際、「シーフードBBQ」の回に参加してみたが、使用されている魚介類の鮮度は抜群で、各クラスは平均して200AUドル前後と決して安くない価格だが半年先まで予約がいっぱいなのもうなずける。

「シドニー・シーフードスクール」の模様。市場の魚介類を使った料理メニューが中心で、シーフードの揚げ物を学ぶ、パブのつまみのような料理クラスの回も。レッスンはすべて英語。

Alan Adimou

グルメスポットは40軒以上

小売店が密集するフロアに軒を連ねるのは、鮮魚店、デリカテッセン、寿司バー、グローサリー、精肉店、ベーカリー、チーズショップ、スイーツショップ、ジェラテリア、ワインショップなど、40軒以上。

生のオイスターや刺身の盛り合わせ、寿司はオーソドックスなものから変わり種まで、生の魚介類メニューが充実。

惣菜系はフィッシュ&チップスはもちろん、中華系や韓国系といったアジア、ギリシャや中近東の魚介類を使った料理も数多く(さすが移民の国オーストラリア!)、何を買うか迷ってしまう。

(左)買ったものを食べられるスペースは敷地内にいくつかもうけられている。
(右)各国のシーフード料理が揃うのがシドニーならでは。

Alan Adimou

購入したフードは波止場前のテラス席で食べるのがおすすめ。ワインやクラフトビール、カクテル、モクテルなどと一緒に、海を眺めながらプチシーフードパーティーを楽しみたい。

メキシコ人もびっくり! 揚げた海苔がタコシェルになっている「スシタコ」。左がサーモン、右がマグロで各9.8AUドル。具材の下に酢飯が入っているのでボリューミー。

Leigh Griffiths

特におすすめはこの2軒

また、施設内に入っているレストランやカフェも新店が多く見逃せない。「TOUCH WOOD」は、シドニーきってのおしゃれエリア、マリックビルの大人気店「Baba's Place」のヘッドシェフだったコートニー・ブライドが厨房を指揮し、蟹とXO醤バターのクランペットや、蒸し魚のスパイシーアチャール&グリーンサルサ添えなど、移民文化のテイストをエッセンスとして加えた、モダンオーストラリア料理が堪能できる。

ワインやビール、コーヒーもローカルのものを厳選。オールデイダイニングで10時からオープンしているので、朝食に訪れるのもいいかも?

自然光がたっぷり入る、居心地のいい店内。オイスターやクルマエビがのったシーフードプラッターとスパークリングワインがおすすめ。

Sydney Fish Market

「LUA by Luke Nguyen」は、ベトナム系オーストラリア人シェフ、ルーク・グエンの炭火を使ったモダンベトナム料理の店。

タマリンドとニョクマムで味付けした牡蠣の生春巻きや、さっきまで生きていたロブスターをしょうがやネギのソースと一緒にご飯とグリルしたホットポットなど、洗練されたベトナム&アジア料理に舌鼓。

(上)新鮮な魚介類を使ったモダンベトナム料理なんて魅力的すぎる!

(下)写真右がルーク・グエンシェフ。レストラン経営のほか、料理・旅番組にも多く出演しているスターシェフだ。

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「シドニー・フィッシュマーケット」は、グルメ・観光・体験が融合したシドニーの新しい名所として、今後もますます盛り上がっていくのは間違いない。

週末のお昼時は家族連れなども多く大渋滞になるので、時間をずらして訪れるか、平日に行くのがおすすめだ。

Sydney Fish Market
住所/1 Bridge Rd, Glebe, Sydney NSW 2037, Australia
電話/+61 2 9004 1100
営業時間/日~木曜7:00~22:00(金・土曜24:00) 無休
レストランやカフェは各店舗による
https://www.sydneyfishmarket.com.au/
Instagram @sydneyfishmarket

Special Thanks
Tourism Australia(https://www.australia.com)
Destination NSW ( https://www.visitnsw.com/jp)

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