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地元で愛されてきた「うさぎや」のどら焼きが復活! 阿佐ヶ谷に和菓子店「たおや」がオープン

  • 2026.4.6
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東京・阿佐ヶ谷に和菓子店「たおや」が2026年4月3日(金)にオープン。阿佐ヶ谷の名店「うさぎや」の味を継いだ「どら焼き」が味わえるとあって注目されている。

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阿佐ヶ谷「うさぎや」の味を守り続ける拠り所

「うさぎや」は上野・日本橋に暖簾分けされた店舗があるが、それぞれ製法やこだわりが異なる。なかでも阿佐ヶ谷の「うさぎや」は、店主・瀬山妙子さんが手がける、ほっとするようなやさしい味わいで知られ、地元はもちろん、遠方から訪れる人々にも愛されてきた名店だ。

2024年5月に惜しまれつつ閉店したが、当時「うさぎや」で働いていた和菓子職人の中屋直子さん(写真右)と、フロアスタッフの込山裕美子さん(写真左)がその味を受け継ぐことに。阿佐ヶ谷の地に、どら焼きを中心とした和菓子店「たおや」として築き、「うさぎや」の味を守っていきたいという想いのもと、瀬山さんの許諾と協力を得てオープンする運びとなった。

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和菓子職人の中屋さんは、「うさぎや」で約16年にわたり腕を磨いてきた人物。味や見た目は当時のままに、材料も同じ卸業者から仕入れるなど、変わらぬおいしさを守り続けている。

あんこには北海道産小豆を使用。早朝から丁寧に炊き上げ、ふっくらとした甘みの中に小豆本来の風味をしっかりと引き出している。厨房には、あんこと焼き上がったどら焼きの皮の甘い香りが広がり、思わず心がほどけるようなひとときに。

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どら焼きの皮は、卵とはちみつ、砂糖を合わせ、小麦粉を加えて手ごねで仕上げる。空気を含ませながら丁寧に混ぜ合わせた生地を、専用の機械で一枚ずつ銅板に流し込み、蒸らしながら焼き上げることで、むちっとやわらかく、ほどよい弾力のある食感に。表面の香ばしさも際立つ。そこに粒あんをたっぷりと挟んで完成。皮からあんこまで、それぞれの素材の持ち味が引き立ち、見事な調和を生み出している。

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パッケージや内装には、かつての「うさぎや」を感じさせる要素が随所に。「たおや」のロゴは、南天の木をモチーフにしたデザイン。もともと「うさぎや」にあった南天の木を込山さんが受け継ぎ、現在は店舗の外に植えられている。デザインを手がけたのは、込山さんの夫であるデザイナー。さらに、「どら焼き」を並べる番重には、中屋さんが当時「うさぎや」から譲り受けたものを使用するなど、記憶が息づく。

また、「うさぎや」店主の瀬山さんは作家・棟方志功や武者小路実篤とも親交があり、倉庫に眠っていた書や絵を店内に展示。作家による「うさぎや」への愛が込められた貴重な作品の数々も見逃せない。

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ラインナップには「どら焼き」(¥290)をはじめ、「みたらし団子」(¥160)や「あんみつ」(¥550)、「赤飯」(¥550)など、「うさぎや」の味を受け継ぐ品々が並ぶ。今後は季節の生菓子も予定している。

中屋さんと込山さんの想い、そして「うさぎや」の歴史が息づく和菓子を、ぜひ味わってみてはいかが。

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たおや
東京都杉並区阿佐谷北1-4-11
営業時間/10:00〜18:00
※売り切れ次第終了
定休日/月・火曜
※支払いは現金のみ
Instagram/@taoya0403

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