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更年期?ただの疲れ?気候も心も揺らぐ春の不調におすすめのツボを教えます。

  • 2026.4.14

気候や環境の変化が多い春は、体調も崩しやすい。
さらには更年期みたいな症状も重なってしんどい・・・。
この時期を乗り越えるために、自分でできることはある?
鍼灸師の種市敢太さまによる解説です。

春に体調が崩れる人へ

春は気温差、気圧、生活変化の3因子が重なる非常に身体の反応が忙しい時期になります。
ストレスが非常に発生しやすい時期ともいわれています。
今まで寒かった日からだんだんと暖かくなりますが、日によって寒さが強かったり風が強かったりなど、気温に対して体が反応するために疲れやすくなります。
気圧も移動性高気圧と低気圧の通過があり、春に3日の晴れなしといわれるように、気圧の変動も非常に忙しい時期です。
頭痛などがある方にとっては、かなり辛い時期になるでしょう。
そして生活変化。これは、仕事をしていると新年度が始まり、新入社員が入ってくるなどのイベントが重なります。
場合によっては、自分自身の環境が変わることもあるでしょう。
家族を持っていれば、子どもの入学式や卒業式など、そういったイベントとも重なる時期です。
新しい生活を考えるときには、様々な悩みが出やすく自律神経が乱れる要因にもなります。
更年期と重なることで春の症状が増幅することがあります。
加齢だけではなく、ホルモンの異常に伴う身体の不調が起きやすい時期です。
どうしてそういったことが起きてしまうのか、どのように対処したらいいのか、この記事ではその内容を解説していこうと思います。

更年期の基礎

更年期は45歳から55歳前後の閉経前後10年でなるといわれています。
エストロゲンの変動と低下に伴い、様々な不調が起きる症状です。
不調が起きる原因には、視床下部の調整機能の不安定化や自律神経系への影響があるといわれています。
症状はホットフラッシュ、発汗、不安、抑うつ、イライラ、倦怠感、関節痛、冷えなど多岐にわたって出現します。
東洋医学では、更年期の原因を「腎虚」と考えています。
腎というのは成長や生殖、ホルモン機能に相当し、加齢によってこの腎の精が減少してしまうことに原因があると考えられています。
春に更年期が悪化する理由は西洋医学的には、気温差による自律神経の負荷、気圧の変動による血管反応の不安定性が挙げられます。
東洋医学では、春は肝が活発になる季節で、腎とのバランスが悪くなりストレスに対して弱くなってしまうといわれています。
では、この更年期の症状をどのように対処していけばいいのでしょうか。

春に崩れる更年期症状へのセルフケア方法

1)頭痛・眩暈・動悸
ストレスに伴い、血管の反応が不安定になっている状態です。
簡単なセルフケアとして、まずは深呼吸をゆっくり大きくしてみましょう。
首と肩の緊張も出ているはずなので腕を大きく回してストレッチするのもいいでしょう。
おすすめのツボとして、親指と人差し指の間にある合谷というツボが有効です。
親指でやや強めに圧迫し、5秒を5回、深呼吸をしながらゆっくり行ってみましょう。
肩の力がふわっと抜けていきます。


2)ホットフラッシュ・寝汗・睡眠の質の低下
体の体温を調節する機能がうまくいかなくなっている状態です。
就寝前の深部体温をコントロールするために、ベッドに入る1時間前であれば、シャワーだけにするなど深部体温を上げないことが重要です。
寝室の温度も温めすぎないようにしておくのがいいでしょう。
特に、手袋や靴下などは絶対に履かない方が、体の体温調整はしやすくなります。
おすすめのツボとして、足の内くるぶしから指4本上に上がった所にある三陰交というツボがおすすめです。
寝る前にゆっくりと持続圧を10秒3セットで押してみましょう。
足などにボディクリームを塗る流れで、一緒に行うのもおすすめです。


3)メンタル(イライラ・不安・抑うつ)
神経の過剰な反応が出やすくなったり、ちょっとしたことがストレスになってしまったり、心が揺らぐ原因になってしまいます。
血糖値などが足りていない場合にストレスは起きやすいので、食事の調整やラムネなどを間食で食べるのがおすすめです。
SNSやテレビなどは、過度な情報入力になってしまうため、脳はさらにストレスを感じてしまいます。
春なので、桜でも見に行きながらゆっくりと散歩するのがいいでしょう。
おすすめのツボは手のひらを上に向けた状態で、手と手首の境目にあるシワの真ん中から指3本分いったところにある内関というツボです。
なんかちょっとイライラしているなと思ったら、指で軽く圧をかけて呼吸をしながら、吐くときにゆっくり圧をかけてみてください。
深呼吸による交感神経の抑制と、内関のツボの刺激で、過剰な興奮が安定してきます。

症状がなかなか落ち着かなかった場合

セルフケアや生活に気をつけていても、なかなか症状が治まらないことがあります。
その場合は婦人科の受診や鍼灸治療などを受けてみると良いでしょう。
婦人科ではホルモンの治療により、体の反応を正常に戻していきます。
鍼灸治療では、自律神経の調整や血流の改善、腎機能の調整など、体がホルモンバランスの乱れに適応できるよう調整していくことができます。
両方とも同時に通うこともできますので、ご自身の身体に合った方法を探してみてください。

春に頑張りすぎると・・・

体の不調があっても、春は頑張らなければいけない時期になっています。
しかし、春に頑張りすぎてしまうと、ゴールデンウィークの頃に燃え尽き症候群になってしまい、5月のうつ病に発展してしまうこともあります。
忙しいという状況はなかなか変えることはできませんが、自分の体は変えることができます。
ぜひ自分の体に向き合って、体への投資をしてみてください。

[執筆者]


種市 敢太
和装はりきゅう師

鍼灸とテクノロジーの融合で最先端の鍼灸技術を研究。
都内で鍼灸治療と育毛鍼灸・美容鍼灸をテーマにした鍼灸治療院を2店舗経営している。
業界には珍しく師を持たない鍼灸師として、独学で西洋と東洋の鍼灸技術の学びをし8年間予約困難を継続している。

BODYREMAKER鍼灸治療院
https://body-remaker.com/

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