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植物との出会いと空間としての魅力。棲みつきたいと思える温室3選

  • 2026.4.12
調布〈東京都立神代植物公園〉外観、八丈島〈八丈植物公園〉外観、町田〈昭和薬科大学薬用植物園〉温室内

教えてくれた人:宮内元子(植物園職員)

みやうち・ちかこ/現 水戸市植物公園 元 渋谷区ふれあい植物センター園長。日本と世界各地の植物園を勝手に物件として内見するのが趣味。

住むじゃない、棲みつきたい温室はココ

小学3年生から「温室に住みたい」をこじらせてきた。ガラスと鉄骨で組み上げられた建築の堂々たる佇まいと中に詰め込まれたエキゾティックな植物たち。

一年を通して暖かさが保たれ、熱帯の果物が実り池の中で魚が泳ぎ、生活の役に立ちそうな植物が生い茂る。なによりも新鮮な酸素に満ち満ちた空間。ここなら万が一世界の終わりが来ても生き延びられそうな気がする。住みたい!いや野生に返って棲(す)みつきたい!そんな視点で紹介する温室をぜひ、訪れてみてほしい。

調布〈東京都立神代植物公園〉外観
広い平屋の温室は「自分がここに住むならば」と妄想を膨らますのに最適。それぞれの部屋の温度や湿度が違い世界各国の環境が再現されている。空調の効いた涼しいベゴニア室は暑い日にも快適に過ごせ、大きな池のある熱帯スイレン室や乾燥地植物室は冬の寒さを忘れられる。住所:調布市深大寺元町5-31-10
八丈島〈八丈植物公園〉外観
温室の天井が本州の建築より低いのは台風対策のご愛嬌。しかし温室内にはパパイヤやマンゴーなどの果樹が枝を伸ばす。特にカカオは時々「そんなに実をつけていいの?」と本人?に聞きたくなるほど結実していることがあるので、チョコレート好きにはたまらない離島の秘境。住所:八丈島八丈町大賀郷2843
町田〈昭和薬科大学薬用植物園〉温室内
コンパクトな温室ながら右を見ても左を見ても植わっているのは薬木や薬用植物。温室1階の壁面の石組みにシダ植物が植えつけられており、柔らかい緑のカーテンに覆われた壁は圧巻。こんな壁紙が欲しい。大学内にある植物園なので見学前に必ず開園日や時間を調べてから行くこと。住所:町田市東玉川学園3-2-1
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