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母の「やりたい仕事を選びなさい」を無視した私が、遠回りしてたどり着いた『本当の夢』とは?

  • 2026.4.10

母の助言を無視しプライベートの安定を求めて就職した女性。
でも、過酷な現実と理想のズレに葛藤し、自分の本音と向き合うことに──。
遠回りの先で見つけた選択とは?
今回は筆者の知人から聞いた、仕事について前向きになれるエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

プライベートを重視した

もともと私は、教員を目指して教育学部のある大学に進学しました。

でも実際の仕事内容に触れていくうちに、教員不足や残業の多さが気になるように。

『自分の時間を大切にしたい』『子どもは好きだけど別にすべての時間を捧げるような仕事人間にはなりたくないかも』といつしか思うようになっていったのです。

結果、自分の時間もそれなりに確保でき、給料も安定している一般企業への就職を決めました。

でも内定を伝えたときに母が、
「一度きりの人生、本当にやりたい職に就きなさい」
とポツリと言ってくれた言葉が、ずっと心の片隅に残っていました。

厳しい現実

それでも、私はその言葉を振り切り、教員になるという夢を捨てて就職。

ところが現実は想像以上にハードでした。

深夜残業は当たり前で、疲れが溜まっていることもあってか、ギスギスした職場の空気。

数年で心身ともにすり減ってしまい、退職してしまったのです……。

ふとSNSを見ると、教員として忙しくも充実した日々を送っている大学時代の友人たちの投稿が目に入りました。

楽しそうな彼女たちが眩しくて羨ましくて、一時期はSNSもあえて見ないようにしていたほどです。

再挑戦

「何事も遅すぎることはないのよ」
「後悔しないように、やりたいことをやりなさい」

『これからどう生きていこうか』と悩み落ち込む私に、そう母がかけてくれた言葉が、今度こそ胸に深く刺さりました。

その言葉に背中を押され、改めて教員を目指すことを決意した私。

2年間の準備期間を経て、念願の採用試験に合格!

今では教壇に立ち、大変なことばかりで忙しいものの、生き生きと働く充実した日々を送っています。

大切なこと

私のように『仕事より日々の生活が大切だ』と思う人も多いかもしれません。

でもあのとき、実際にやりたかった職とは別の道を進み、挫折し、母の言葉があったおかげで、私にとって大切なことが何かを理解できました。

人生に無駄な時間なんてないのです。

今もずっと私を応援してくれている母には感謝の気持ちでいっぱいです。

【体験者:20代・女性公務員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

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