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「全部あなたのミスでしょ?」息をするように責任逃れをする先輩。上司が突きつけた「動かぬデータ」で自滅した話

  • 2026.4.11
「全部あなたのミスでしょ?」息をするように責任逃れをする先輩。上司が突きつけた「動かぬデータ」で自滅した話

以前の職場には、トラブルが起きるたびに他人のせいにする困った先輩がいました。

「私はちゃんと言ったけど?」

「これ、あなたの確認漏れじゃない?」

自分の失敗であっても、言葉巧みに後輩になすりつけるのが常套手段でした。もちろん私もそのターゲットの一人で、職場の空気はいつもどんよりと重いものでした。

反論すれば倍になって返ってくるため、誰もが黙って耐える毎日。しかし、そんな先輩の悪質な手口が、ついに白日の下にさらされる事件が起きたのです。

消え失せた重要ファイルと先輩の執拗な攻撃

その日の朝、オフィスは異様な緊張感に包まれていました。

午後のプレゼンで使用するはずだった極めて重要なプロジェクトデータが、共有サーバーから跡形もなく消え去っていたのです。

「ちょっと!データがないんだけど!誰が消したわけ!?」

フロアに響き渡る声の主は、やはりあの先輩でした。そして予想通り、その険しい目は真っ直ぐに私に向けられました。

「昨日の夜、最後にシステムを触ってたのはあなたよね? もしかして操作ミスで消滅させたんじゃないの?」

「いえ、私は何も削除していません。最終確認をしてからログアウトしました」

私が必死に弁解しても、先輩は聞く耳を持ちません。まるで私が犯人だと断定するかのような詰問に、私の胃はキリキリと痛み出しました。周囲の同僚たちも巻き込まれるのを恐れ、ただ俯くばかりです。

また私が泥をかぶるしかないのか……。そう絶望しかけた、まさにその瞬間でした。

アクセス履歴が暴いた真実と凍りつくフロア

「朝から騒々しいな。一旦落ち着け、今サーバーのアクセス履歴を調べるから」

騒ぎを聞きつけた上司が、静かな足取りでやってきました。

キーボードを叩くタイピング音だけが、静まり返ったオフィスに響きます。やがて、画面を見つめていた上司の手がピタリと止まりました。

「……ファイルが削除された時間は、今朝の9時ジャストだな」

「それ見たことか!私はその時間帯、別室でミーティングの準備をしていましたよ!」

勝ち誇ったように声を張り上げる先輩。しかし、上司は呆れたような、ひどく冷ややかな眼差しを先輩に向けました。

「その時間に、この共有フォルダを開いて削除コマンドを実行しているのは……君のIDだよ」

「えっ……ウソ……?」

その瞬間、先輩の顔からサァッと血の気が引いていくのが手に取るように分かりました。口をパクパクさせていますが、見苦しい言い訳すら出てきません。

「まずは、自分のしでかしたミスを正直に認める姿勢を持ちなさい」

上司の静かで重みのある叱責が始まりました。日頃から他人に責任を押し付けていた先輩の自業自得な末路に、周囲の空気はこれ以上ないほど冷え切っていました。

私は心のなかで盛大なガッツポーズ。胸につかえていたモヤモヤが一気に吹き飛ぶ、最高の瞬間です。

それ以来、先輩が他人に濡れ衣を着せることは完全にゼロになりました。すっかり影を潜めた先輩のおかげで、今の職場はとても快適で風通しの良い環境になっています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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