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浮遊感がすごい【アリウム】8選|ギガンチウムほか、植えっぱなしOKの品種も[ガーデニング]

  • 2026.4.8

浮遊感がすごい【アリウム】8選|ギガンチウムほか、植えっぱなしOKの品種も[ガーデニング]

大きなボール状の花序が中空に浮かぶようなアリウム・ギガンチウム。唯一無二の浮遊感が楽しめます。最近はガーデンで見かけることもふえてきて、ほかにも魅力的な仲間たちが流通するようになりました。みんなの視線を引きつける個性派を紹介します。

秋植え球根だけど、ポット苗も出まわる

巻頭の写真で紹介したアリウム・ギガンチウムは、小花がボール状に集まった花序が直径15㎝にもなります。いやでも目を引く存在感ですが、なんだかどこかで見たような気がしませんか? なんとアリウムの和名はネギ! ネギ坊主なのです。

アリウム(ネギ)属は、4月に花をつける長ネギから9月に咲くニラまで、世界に約700種があります。なかでギガンチウムのように花を楽しむ観賞用品種の多くは、寒さに強い秋植え球根です。が、近年は生産者が球根から芽を出させたポット苗で、春~初夏に出まわるものもふえています。

ギガンチウムのような大型種は北海道などを除いて夏越しが難しいものの、小型の種類は球根を植えっぱなしで翌年も開花可能。この春はポット苗から始めて、お気に入りがみつかったら秋に球根も探してみませんか。

バラエティー豊かなアリウムの仲間8選

中空に浮かぶ大きなボールが目立つ【ギガンチウム】

開花期:5~6月
草丈:90~120㎝

国営武蔵丘森林公園など、公共のガーデンで群れ咲くようすは圧巻です。個人の庭で数株咲いていても視線を引きつける存在感があります。ただ、開花時には葉が枯れることが多いので、ほかの植物と組み合わせて株元をカバーするのがおすすめ。白花の品種もあります。

冴え冴えとしたブルーのアリウム【カエルレウム】

開花期:5~6月
草丈:60~80㎝

アリウムといえばギガンチウムの印象が強烈ですが、花序は直径約5cmと小ぶりながら魅力的な青い花もあります。球根も小ぶりなのでお値段もお手ごろ。たくさん咲かせて切り花でも楽しみましょう。球根は植えたままで翌年も花が楽しめます。

見上げるほどの草丈が楽しい!【‘サマードラマー’】

開花期:6~7月
草丈:130~200cm

‘サマードラマー’はおとなの背丈より高く伸びあがり、茎頂に角のような突起をもった蕾をつけます。まるで天を突くような蕾がキュート! 多くのナチュラルガーデンで人気沸騰中の品種です。倒れにくいように、日当たり水はけのよい場所に植えつけます。

しゃがんで覗き込みたくなるサイズ【カラタビエンセ】

開花期:5~6月
草丈:20~30㎝

のっぽさんに続いてはおちびちゃんのアリウム。大きな葉の真ん中から真ん丸の花序をのぞかせる個性派です。ブルーグレーの葉も美しいから、できるだけ多くの株でグラウンドカバーのように咲かせたい! アリウムの葉は枯れやすいけど、カラタビエンセは◎。

シャンデリアのように花を吊り下げる【シクラム】

開花期:5~6月
草丈:60~120㎝

庭植えでは草丈100cmほどになり、下向きの花を茎頂から吊り下げます。微妙な花色が光に透けると一段とすてきで、シャンデリアみたい。アリウムの仲間はほんとに個性派ぞろいです。茎から上に向かって掲げる小さなネギ坊主のような蕾が、ほどけるように咲く姿がまたユニークです。

輝くばかりの花色で目を引く【モーリー】

開花期:6~7月
草丈:20~40㎝

コンパクトで鉢植えでも楽しみやすく、アリウムのなかでは珍しい黄色の花。花序は丸くならないけど、花つきがよくて明るい雰囲気に。南ヨーロッパから北アフリカ原産なので、乾燥に強くて丈夫。日当たりで水はけのよい場所なら、手間なく育って来年も咲きます。

切り花でおなじみの純白の小花【ネアポリタナム(コワニー)】

開花期:4月下旬~6月
草丈:30~40㎝

切り花ではコワニーの名前で人気があります。白い小花が20輪ほど茎頂に集まり、しだいに広がっていくさまがかわいらしい。アリウムのなかでは早咲きで、アネモネなどと咲かせてもよいでしょう。茎葉はネギ科特有の臭いがしますが、花には芳香があります。

多肉などとドライガーデンにも【シューベルティ】

開花期:6~7月
草丈:約40㎝

長さの異なる花柄が直径30㎝ほどの花序を形づくり、まるで花火のような華やかさがあります。草丈は低めですが、花は長く残って存在感たっぷり。咲き終わったあとのシードヘッドもきれいなので、多肉植物を植えたドライガーデンなどに利用してもよいでしょう。

アリウムの仲間の楽しみ方いろいろ

ネギ科のアリウムの蕾はネギ坊主状態です。丸い蕾が閉じ込められていた薄い膜は、やがて中心から裂けて小さな花がこぼれ出てきます。そのようすもユニークで、アリウム育ての楽しみのひとつです。

シューベルティで紹介したように、アリウムの仲間は咲き終わった花がら「シードヘッド」がきれいなものが目立ちます。ナチュラリスティックガーデンやドライガーデンには、造形的な姿をそのまま残してアクセントにするのが人気です。

ギガンチウムなど、アリウムの葉は開花時には枯れやすいのが難点です。花壇の後方に植えたり、このあと咲く草花の葉で株元を隠すのがおすすめ。せっかくの花盛りをきれいに楽しみましょう。

アリウムの仲間にはハーブのチャイブや、ニンニクやニラも含まれます。ギガンチウムのような派手さはなくてもかわいらしい花々です。食用だけでなく、株を少し残して花も楽しんでみませんか。アリウムのさまざまな魅力をぜひ味わってください。

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