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"あなたのために教えてあげてる"と悪口を報告し続けた私→『一番性格悪いの、あなただよ』と返され、言葉を失った

  • 2026.4.2
ハウコレ

私はずっと、自分が"いい友達"だと思っていました。知っていることを黙っているほうが、不誠実。それが私の正義でした。でも本当のことを言えば、それだけではありませんでした。

「教えてあげなきゃ」という使命感

サークルの飲み会の翌日、私は友人にメッセージを送りました。「昨日の飲み会で、Aさんがあなたの悪口言ってたよ。ノリが悪いって」。知っておいたほうがいいと思ったから。本当にそう思っていました。友人が戸惑っているのを見て、教えてよかったと感じました。

私だけが知っている、という優越感

でも私が報告を続けたのは、あの子のためだけじゃありませんでした。誰かが誰かの悪口を言っている場面に居合わることで、情報を持っている自分がグループの中で特別な存在になれる気がしました。AともBともCとも仲良くしながら、友人との間には"秘密"を持っている。誰も知らない関係を、私だけが握っている。

友人が私の報告を受けるたびに少しずつ傷ついて、周囲に不信感を持ち始めているのに気づいていました。それでも止められなかった。友人を孤立させることを意識していたかと聞かれたら、していなかったと答えたい。でも、そうじゃなかったと思っています。「あなたのことを思って」と言いながら、私が守りたかったのは友人じゃなく、友人に必要とされている自分だったのです。

いつも通りのメッセージを送った夜

ある夜、また聞いた話があってメッセージを送りました。「Dさんがあなたのこと『空気読めない』って言ってたよ。性格悪いよね。私はそう思わないけど、気をつけたほうがいいかも」

悪口を伝えて、最後に私は味方だと示す。何度も繰り返してきたパターン。しばらくして、既読がついて、返信が来ました。「ありがとう。でも正直に言うね。一番性格悪いの、あなただよ」。そのメッセージを読んだ私は画面を見つめたまま、動けませんでした。

そして…

反論の言葉を探したけれど、何も出てきませんでした。私がしてきたことを並べれば並べるほど、反論できる余地がどこにもなかったから。「あなたのために」と言い続けた私が、一番性格が悪い。

それから友人への報告をやめました。怖くなったからです。誰かを孤立させながら自分だけ安全な場所に居座り、必要とされる快感を貪っていただけでした。善意だと信じていたものが、ただの支配だったのです。友人とはそれ以来、連絡を取っていません。謝る言葉が見つからないというより、謝る資格があるのかどうかが、まだわからないでいます。

(20代女性・学生) 

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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