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『スリコマニア』が最新防災アイテムをチェック! 商品開発の裏側も伺いました

  • 2026.4.1

防災用品は専門店でそろえるもの、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし最近では、日常的に利用するショップでも防災用品が手に入るようになってきました。そのひとつが、雑貨でおなじみの3COINSです。

3COINSでは「SOBANI(ソバニ)」という防災シリーズを展開しています。その名の通り、“もしものときに備えていつもそばに置いておけるアイテム”をコンセプトにしたアイテムがそろっています。

今回は、3月2日に発売された新商品と、それらを企画した3COINS商品部の中田美穂さんのお話を交えながら、3COINSならではの防災の考え方についてもお伝えします。

今回の新商品についても、「何を備えればいいのかわからない」という声に応える形で、まずは“最低限必要なものをセットにする”ことを意識したといいます。「最初の一歩」をサポートすることで、防災へのハードルを下げたいという思いが込められています。

「防災へのハードルを下げたい」という思いから生まれた新商品

3COINSといえば雑貨のイメージが強いですが、防災用品を展開する理由について中田さんは「日々の生活の中で切り離せないのが突然起こる災害。雑貨を楽しむ延長線上で、防災のことも考えてもらえたら」と話します。

地震、防災に関して「備えておくべきもの」の情報はたくさんある一方で、実際に自分にとって何が必要なのか、何を備えるべきなのかを判断するのは難しいもの。中田さんご自身もその点に悩みを感じていたといいます。

そこで今回の新商品では、“最低限必要なものをセットにする”ことを重視。そこを起点に、それぞれにとって必要なものを足していくことで、備えへの安心感にもつなげたい考えです。

防災アイテムをこれからそろえたい人の「最初の一歩」を後押しし、防災へのハードルを下げたい——そんな思いが込められています。

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“とりあえずこれ”で安心感が生まれる「衛生セット」

最初に紹介するのは「衛生セット/SOBANI」550円(税込)です。

セット内容は、携帯歯ブラシ、アルコールシート(10包)、マスク(3枚)、携帯トイレ(3回分)。避難生活の中で清潔を保つために必要なものが、コンパクトにまとまっています。

避難生活では「食べること」や「寝ること」に意識が向きがちですが、実際には衛生環境が大きなストレスになります。歯磨きができない、手が洗えないといった状況が続くと、体調面だけでなく気持ちの面でも負担が大きくなります。

実際に筆者が東日本大震災で被災した際、地震の影響で水道水にサビが混ざって使えなくなり、歯が磨けなくて困ったことがありました。1日で使えるようになったのが不幸中の幸いでしたが、当時は“このまましばらく使えなかったらどうしよう……”と不安を感じました。

このセットの良さは、そうした“細々とした衛生用品”が最初からひとつにまとまっている点です。防災用品をそろえようとすると、「あれも必要、これも必要」と考えてしまい、準備のハードルが上がりがちです。しかし、最低限必要なものが最初からセットになっていることで、「まずはこれを用意すればいい」という安心感につながります。

付属の巾着にまとめて収納できるため、防災バッグの中でバラバラになる心配もありません。実際に入れてみると、取り出しやすく管理もしやすいと感じました。これからの季節は、このセットにボディシートやドライシャンプーも入れておくことをおすすめします。

“使い方がわかる”工夫がうれしい「避難セット」

次に紹介するのは「避難セット/SOBANI」550円(税込)です。

こちらは、目隠しポンチョ、軍手、ホイッスル、反射バンドがセットになっています。避難時に身を守るためのアイテムがそろっています。

身長125cmの息子に目隠しポンチョを着せてみました。全身がすっぽりと覆われるほど大きいため、成人男性でも使えそうです。1セット550円なので、家族1人ずつに購入しても家計への負担が小さい点も魅力に感じました。

防災用品をそろえる際、「ポンチョや軍手は必要そう」とイメージできる方は多いと思いますが、反射バンドまで意識している方はそれほど多くないかもしれません。夜間の避難や停電時には、周囲から自分の存在を認識してもらうことが重要になります。そうした視点のアイテムが最初から含まれている点に実用性の高さを感じました。

また、印象的だったのは、それぞれのアイテムの使い方について説明書が付いていることです。防災用品は「持っているだけ」で安心してしまいがちですが、実際には使い方がわからないと意味がありません。普段使い慣れていないものでも、どんな場面で使うのかがイメージしやすくなっています。

さらに、巾着には中身がわかるイラストが描かれており、防災バッグの中でもひと目で判別できます。家族で共有する場合にも「どれが何のセットか」がわかりやすい点は大きなメリットです。

“そばに置ける”サイズ感がちょうどいい「5年保存水」

最後に紹介するのは「災害・非常用5年保存水 500ml」162円(税込)です。
※実店舗のみの販売。価格は3月中旬時点の編集部調べです

これまで3COINSでは防災食の展開はありましたが、長期保存できる飲料は今回が初めての登場とのこと。

防災備蓄というと、大きなペットボトルの水を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし実際には、持ち運びやすさや使い勝手の面で500mlサイズの水は非常に便利です。コップがなくてもそのまま飲むことができ、外出時や車内でも扱いやすいのが特徴です。

わが家では防災バッグの中だけではなく、車の中にも数本入れておくようにしています。移動中に被災する可能性もあるため、「どこにいても使える備え」として分散しておくことが安心につながります。

ボトル裏面には、災害伝言ダイヤルの利用方法が記載されています。平時に落ち着いて行動できることも災害時はパニックで忘れてしまったり、できなくなってしまったりすることもあります。必ず手に取るアイテムにこういった情報が載っているのは安心材料にもなります。

身近なショップでこうした長期保存水が手に入るという点も大きなメリットだと感じました。特別な場所に行かなくても備えをそろえられることは、防災に対するハードルがかなり下がると感じました。

防災は“特別なこと”ではなく“日常の延長線”

今回紹介したアイテムは、どれも手に取りやすい価格帯でありながら防災に必要な要素がしっかりと詰まっています。

防災というとどうしても「しっかり準備しなければ」と構えてしまいがちです。しかし実際には、そのハードルの高さが備えを後回しにしてしまう原因にもなります。3COINSの「SOBANI」シリーズは、そうしたハードルを下げ、「まずはここから始めてみよう」と思えるきっかけを作ってくれる存在だと感じました。

“そばに置いておける防災”という考え方を、日々の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した商品は、一部店舗での取り扱いとなります。各店舗の取り扱い・在庫状況は、オンラインストアの各商品ページ内「店舗在庫」にてご確認いただくか、ショップリストの絞り込み検索にて「大型店」「超大型店」をご選択ください。

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<執筆者プロフィル>
海老原葉月

ライター、整理収納アドバイザー1級

カインズ、スリコのマニアとして知られる

13歳、11歳、1歳の三兄弟を子育て中。東日本大震災、令和元年房総半島台風にて被災した経験から、防災に関する情報を発信。

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