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『OCHI! -オチ-』少女とオチが寄り添い合うジブリ作品のような本編映像&著名人28名の絶賛コメントも!

  • 2026.3.31

2025年のサンダンス映画祭でプレミア上映されたA24初の本格ファンタジー『OCHI! -オチ-』(4月3日公開)から本編映像と著名人による絶賛コメントが到着した。

【写真を見る】キュートすぎる!不思議な生き物“オチ”の赤ちゃん

世界が注目する才能を輩出し続けるA24が新たにタッグを組んだ本作の監督は、ビョークをはじめとする著名アーティストのミュージックビデオを手掛けてきた映像作家アイザイア・サクソン。『E.T.』(82)、『となりのトトロ』(88)、『もののけ姫』(97)といった自身が心より愛する作品の精神性を原点に、孤独な少女とふしぎな生き物オチが、言葉を超え心を通わせる物語を懐かしい温かさに包まれたファンタジーとして紡ぎだした。主演は『システム・クラッシャー』(19)で一躍次世代の最有望株となったヘレナ・ツェンゲル。共演には『哀れなるものたち』(23)のウィレム・デフォー、『博士と彼女のセオリー』(14)のエミリー・ワトソン、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのフィン・ウォルフハードらが名を連ねている。

このたび解禁されたのはオチ語を話せるようになったユーリがオチと絆を深めていく本編映像。様々な追っ手から逃れたユーリとオチは、ようやく訪れた束の間の安息のなか、焚火を囲んで静かな夜を過ごしている。「夜が明けたら、一緒に住みかへ行こう」と語りかけるユーリに対し、オチは驚きながらもうれしさを隠せず、思わずユーリの手のひらに身を寄せる。喉の渇きを癒すためミルクを口にするユーリを見て、自分も飲みたいと手を差しだすオチ。ユーリはそんなオチに応えるように、小さな口元へそっとミルクを注ぐ。やがてオチは「住みかにはママがいる。会いたい」と寂しさをにじませるが、ユーリは「私は全然」と遠くを見つめながら返答をする。

2人きりの旅をとおしてユーリとオチは成長していくが、どちらもそのカギとなるのは母親の存在。母親とはぐれたオチは存在を恋しがり、母親に捨てられた過去を持つユーリは恋しい想いも抱きつつ反発心が勝ってしまう。寂心の隙間を2人で埋め合うユーリとオチの姿はまるでジブリ作品に登場する主人公と相棒のよう。鈴虫の鳴き声とオチ語が響き合うなか、ほのぼのとしたやりとりの裏に、それぞれの家族との関係性が垣間見える印象的なワンシーンとなっている。

また各界著名人からの絶賛コメントも到着。アニメ「PUI PUI モルカー」の原案&監督で今年4月からは新作「キャンディーカリエス」の放送を控えているストップモーション・アニメーターの見里朝希をはじめNHKの「どーもくん」や「こまねこ」を手掛けるアニメーション作家の合田経郎、さらに「いきものニュース図解」などで知られる作家、イラストレーターのぬまがさワタリらが本作の魅力を称えている。気になるその内容は次ページをチェック!

<コメント>

●見里朝希(ストップモーション・アニメーター)

「いまの時代に敢えてパペットを動かして撮影するという、『グレムリン』や『E.T.』に似た手作り精神が宿った映画に出くわせて大興奮です!動物のように繊細な動きを魅せるオチに『どんな感情なんだ!』とツッコみたくなるシュール可愛さがありますが、徐々に感覚だけで感情を読み取れるようになる絆の成長に心揺さぶられました」

●ぬまがさワタリ(作家/イラストレーター)

「『ヒックとドラゴン』の物語をさらにパーソナルな箱庭で展開するかのような、生きものファンタジー映画の新たな良作。つぶらな瞳がカワイイだけじゃなく『毒』もあったり、『ぬいぐるみじゃないぞ』と突きつけるように作り込まれた生きものの佇まいから目が離せない。そのリアリズムと生命力が、ラストの光景を輝かせる」

●合田経郎(アニメーション作家)

「グレムリン、ET、宮崎駿監督作品など、いろんな名作ファンタジーの匂いを感じつつ、美しくもかっこいい、とても新しい作品でした。それにしても、OCHIの子のかわいさよ…。何日たっても、頭から離れてくれません。」

●石黒亜矢子(絵本作家)

「最初、この映画は悲しいこと辛いことが起きるのではないかとドギマギと身構えながら観ました。そしてやっぱりハラハラしたけど、愛がいっぱいの映画でした。なかでもお父さんが、最高でした」

●篠原かをり(作家、文化昆虫学者)

「これは自分と、家族と、人間と、自然と再会する物語だ。胸が痛むほどに愛くるしいオチ。しかし、この野生動物を可愛いと感じることの罪深さにも思いあたる。地球のどこかに、この賢く、美しい生き物が暮らしていると思えたら、私たちは傲慢さを手放して、もっと自由に生きていけるのではないだろうか」

●SYO(物書き)

「懐古趣味の傑作ではない…時代を渡る新たな名作だ。物語、世界観、主題…風格と親しみが共存している。レジェンドの名に値するA24製の帰巣ファンタジー」

●杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)

「もしもA24が『ヒックとドラゴン』をつくったら的なファンタジー。一人と一匹の冒険が倒したのは“先入観”という名のモンスターだったのです。グローグー、グレムリン、グルート、スティッチ等不思議バディ好き必見!」

●赤ペン瀧川(映画プレゼンター)

「OCHIよ、驚きと感動をありがとう!どこか懐かしさを感じる世界観と圧倒的な映像美。“種を超えた愛”を描く王道ファンタジーだ!子どもと一緒に安心して観られるA24作品なんて…新鮮すぎる!」

●伊藤さとり(映画評論家)

「未知の生物と出会える喜びは映画館からだった。自分の知らない世界の入り口も映画館だった。ファンタジーと冒険は映画にとって最高の組み合わせ。きっと大人は幼少期の記憶を呼び戻され、子どもは憧れに胸躍らせるはず。『OCHI!-オチ-』には私の『好き』がいたるところにあって見つける度にワクワクが膨らんだのよ」

●児玉美月(映画評論家)

「未知なる生物と子どもが種を超えて互いに心を通わせる『OCHI!-オチ-』は、アナログの手触りもあり、幼かった頃に魅了された映画の魔法を再び思い出させてくれる。私たちは見知らぬものを勝手に恐れ敵とみなすが、一度でも触れ合えば明日の友となりうることを衒いなく教訓として掲げる本作は、いまだからこそ切実に響く」

●長内那由多(映画、海外ドラマライター)

「これっていつの映画?これってどこで作ったの?かつてレイトショーでめぐりあった、無国籍ファンタジー映画のような手触り感。凝りに凝ったクラフトワークに霞まぬ天才ヘレナ・ツェンゲルの名前もぜひ覚えてほしいところ。パンチもいいけど、オチも可愛いぞ」

●森直人(映画評論家)

「MV界の俊英アイザイア・サクソンが満を持して映画監督デビュー。『グレムリン』や『ダーククリスタル』など80年代ファンタジーの精神を受け継ぎつつ、奇想溢れる世界観で魅了する。手作り玩具の質感を残したパペットと自然の造形が不思議な生命を宿す。ミシェル・ゴンドリー譲りの豊かなクラフトマンシップを堪能!」

●中井圭(映画解説者)

「異なる他者を思いやり、家族の愛に回帰する。このストレートな物語を驚くほど精緻な手作り表現で描いたとき、我々が思い出すのは、80年代のファンタジー映画への懐かしき憧憬」

●ヒナタカ(映画ライター)

「『E.T.』の本編には存在しなかった『指と指を合わせる』交流に、これほど新しく美しい形があったとは!『ミツバチのささやき』のような空気をまとう、『もののけ姫』の精神を受けつぐ旅路の果てに見た光景を、ずっと忘れられないだろう」

●ISO(ライター)

「幻想的な映像的快楽に満ちたファンタジーと、“役割”に縛られた人々の解放を祈る現代的な視座が交差する。このAI時代にアナログな手法で生みだされた<オチ>には、紛れもなく本物の魂が宿っていた」

●村尾泰郎(映画/音楽評論家)

「鳥がさえずるようなオチの声。ルーマニアに伝わるパンフルートの不思議な音色。そして、USインディーの奇才、デイヴ・ロングストレス(ダーティー・プロジェクターズ)が初めて挑んだサントラのエキゾチックな調べ。ビョークやグリズリー・ベアのミュージック・ビデオを手がけてきた新鋭、アイザイア・サクソンの初長編監督作だけに、様々な音楽的なアイデアと映像へのこだわりが魅力的な異世界を生みだしている」

●末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)

「大義無き争い、固定観念に縛られた社会、形骸化した規則、そして歪な家父長制と家族の崩壊など、あらゆる“現実”がたっぷりと詰め込まれた寓話が、図らずも現在進行形のリアルと地続きでシンクロする。コミュニケーションという“信頼”がどこまで世界を変えられるのか、幾通りもの“絆”の形が描かれる本作は、いま、僕らが観るべき映画、見守るべき映画、信じるべき映画」

●よしひろまさみち(映画ライター)

「80年代SFジュブナイルを彷彿とさせつつ、ノスタルジーに浸りきらない新しいアドベンチャー。オチをCGキャラにしなかったのは大正解!」

●折田千鶴子(映画ライター)

「絵本や神話世界に現代の元気少女が飛び込んで、古い価値観や先入観をひっくり返していくような、痛快でワクワクの異色冒険ファンタジー。可愛いオチと少女の旅路は“学び”も盛り沢山で、胸がキュンとなる成長譚でもあって。ぬくく懐かしい手触りの映像にも魅せられる」

●清藤秀人(映画ライター)

「実写でもCGIでもパフォーマンスキャプチャーでもない摩訶不思議なビジュアルを駆使して描かれる、少女と生き物の“融和”の物語。自然界からかき集め、再構築した独特のサウンドに誘われ、気がつくと伝説の世界にどっぷりと浸かっている自分がいた」

●春日太一(映画史研究家)

「A24配給でウィレム・デフォーが出ているが、実は子どもたちに観てほしい映画なのに驚いた。美しい景色のなかで繰り広げられる、少女と可愛らしい小動物の冒険。融和と共存の尊さを問いかけるファンタジー。――ここにあるのは『E.T.』『ヒックとドラゴン』のようなワクワク感だ。あと、エミリー・ワトソンがジブリの世界から飛びだしたみたいでカッコいい」

●ゆいちむと映画(映画好きOL)

「まるで半世紀前の映画へ迷い込んだかのような、あたたかい冒険譚でありながら、本作は血の色もえぐみも隠さない。分断と不信が深まるこの時代に、なぜファンタジーが必要なのか。その答えを、大人になってしまった私たちに教えてくれる作品です」

●志賀玲太(QuizKnockライター)

「ずっと、美しい。ファンタジーと聞いて想像するものからすると、広がる景色は少しミニマルかもしれない。ただ、練り上げられた語りと比喩、『家族』に揺れる人々、そして〈オチ〉。これらが成しているのは、確かな『他者と関わる感触』をくれるおとぎ話だ。隙なく組み上げられた、積み木の城を見ているような作品だった」

●小野寺系(映画評論家)

「ビョークの伝説的MV『Wanderlust』のクリエイターであるアイザイア・サクソンの生みだす映像世界は、真に独創的だ。驚くべきことに、山や草木、川や鉱物、土くれですらも、登場人物と同じ価値を持って画面に映っている。手を伸ばせば触れられそうな、この質感と生命力は、ほかのどんな映画にもない」

●あんこ(映画大好き芸人)

「なんて危険な生き物だ…体の小さいオチだけど、可愛さにおしつぶされちゃう!リアルとファンタジーのはざまの世界観が摩訶不思議さを醸しだし、シュールさとユニークさが織りなす映像はそのひとつひとつが、絵画のように美しい。唯一無二の“オチ映え”の連続に惚れ惚れ。『OCHI!』の魅力に心躍ること間違いなし…!」

●ヨダセア(cula編集長/映画、洋楽ライター)

「少女と不思議な生物の絆という由緒正しき王道ストーリー、どこかノスタルジックな映像と自然の癒し、ウィレム・デフォーが見せるシュールさと人間臭さ…すべて織り込んで無二の現代映画に昇華する、これぞ“A24らしさ”全開の1作だ!“違い”を嫌い、罵り合う声も目立つこの時代にこそ、このように“理解と歩み寄り”を描く純粋な物語が必要だろう」

●muu(イラストレーター)

「A24初の挑戦となるファンタジー作品。圧巻の映像美のなか、『ヒックとドラゴン』を彷彿とさせる少女とオチの旅は、優しく心に余韻を残す、誰もが楽しめる一作」

●堀米春寧(絵描き)

「何度でも奏でて色に出会おう 分かたれたって愛の中心へ向かう旅を続けていよう」

文/サンクレイオ翼

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