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不倫夫「新しい嫁が来るから出ていけ!」私「追い出されるのは誰かな♡」復讐の幕開け

  • 2026.4.19

義実家に同居し、義母の在宅介護が始まったのは、義母の足腰が弱くなり、杖なしでは歩けなくなったころのことでした。
義母は頭がしっかりしており、自宅で過ごすことを強く望んでいました。
そんな義母の介護は、夫と協力すれば在宅で支えられる範囲だと思っていたのですが、夫は「俺には仕事がある」のひと言で、介護に関わることを拒否。その結果、病院への付き添いや入浴介助、日々の身の回りのお世話まで、そのすべてが私の肩にのしかかりました。
それでも私は、いつか夫も変わってくれると信じていたのです。

最初のうちは仕方がないと思っていました。私にできることはやろうと思っていたのです。

しかし私が年に一度の帰省を申し出ても、その間の介護すら引き受けようとしません。ヘルパーを雇えばいいだろう、と突き放されるだけでした。

私は介護に専念するためにパートを辞め、収入を失っていました。にもかかわらず、夫からは専業主婦を見下すような言葉を投げられる日々。家計を支えてもらっている負い目もあり、私はうまく言い返すことができずにいたのです。

風邪をひいても介護は私…

ある日、私は風邪をひいて体調を崩しました。義母のお世話もあるので早く帰ってきてほしいと夫に連絡しましたが、返ってきたのは「俺に頼るなよ」という冷たいひと言。

風邪をひいたのは自己管理が悪いからだと責められ、義母に風邪がうつったらどうするんだと追い打ちをかけられました。結局体調が悪くても義母の介護は休めず、十分に休むことができませんでした。

そのころから、夫が帰宅しない夜が目に見えて増えていたように思います。仕事だと言われればそれ以上は聞けない空気があり、私はただ不安を飲み込んでいたのです。

義母も息子の態度を気にかけていましたが、私は心配をかけまいと平静を装っていました。

突然の離婚

そんな日々が半年ほど続いたある日、夫が突然離婚を切り出しました。好きな人ができた、再婚したいのだと——あまりの唐突さに言葉を失いました。

不倫ではないのかと問い詰めると、夫は不貞行為はしていないと主張し、だから慰謝料は発生しないはずだと、独自の理論を繰り広げます。

さらに義母については施設に入れると言い放ち、私にはすぐに荷物をまとめて出て行くよう迫りました。

「ここには新しい嫁が来るから早く出ていけ」と夫。介護に費やしてきた日々も、夫婦としての時間も、何もかもなかったことにされるような宣告でした。人格を否定するような暴言も浴びせられ、私の存在は介護要員でしかなかったのだと思い知らされます。

来週には相手の女性が引っ越してくる――。その計画を知ったとき、悲しみは一瞬で怒りへと変わりました。長年尽くしてきた結果がこれなら、もう情けをかける必要はありません。

不倫発覚の経緯

実は、夫の不倫に最初に気付いたのは義母でした。数カ月前に義母から指摘を受け、私は調査を依頼しました。

調べてみると、夫が言い張っていた「不貞行為はない」という主張は事実と異なっていました。たしかな証拠が手元にあります。

夫から離婚を告げられたとき、私はすでに覚悟を決めていました。義母から不倫の疑いを聞かされて以来、介護の資格取得や今後の生活設計を少しずつ進めていたのです。

夫が不倫相手を招き入れようとしていたこの家も、実は義母がすでに動いていました。

もともとこの家は、義父の遺言により義母が相続することになっていたよう。変更しないままでいた名義を、義母は弁護士を通じて書き換えたのです。

家を追い出されるのは誰?

夫が「まだ荷物を片付けていないのか」と催促してきた日、私は伝えました。「追い出されるのはあなたのほうだよ」

「この家の名義変わったの。あなたが勝手に決める権利なんてない」夫は意味がわからないという顔をしていました。

さらに私は不貞の証拠写真とともに、弁護士が作成した慰謝料の請求書類を夫の目の前に突きつけました。目の前の事実をひとつずつ理解するたび、夫の顔からは血の気が引いているようです。

加えて、不倫相手への内容証明もすでに送付済みだと伝えると、夫は声を荒らげて取り乱しました。相手の女性は実家暮らし。その上両親は、夫が既婚者であることを知らされていなかったようで、後から聞いた話では、すでにこのとき夫のスマホは不倫相手からの着信でいっぱいだったようです。

夫は必死に撤回を求めてきましたが、すべてが遅すぎました。自分が追い詰められた途端に謝罪を重ね、助けてくれと縋る夫の姿を、私は静かに見つめるだけ……。もはや、この人に差し伸べる手は残っていませんでした。

夫の末路

その後、夫は不倫相手のご両親に交際を猛反対され、破局したと聞いています。慰謝料や財産分与で経済的にも行き詰まり、現在は会社の寮に身を寄せることになったのだとか。本来受け取れるはずだった義父の遺産の遺留分も、無知ゆえに請求期限を過ぎて失ってしまったようです。

「後悔している」「許してほしい」という連絡が届きましたが、義母も私も返事はしませんでした。今は義母とふたり、穏やかに暮らしています。

介護は続いていますが、私が前を向けたことで家の中が明るくなったように感じます。ずっと支えてくれた義母と、1日でも長く一緒に過ごせるよう、これからも寄り添って歩いていくつもりです。

◇ ◇ ◇

介護は本来、家族が手を取り合って向き合うべき大切な問題です。

しかし家族は、身近な存在ゆえに「やってもらって当たり前」という甘えが生じ、敬意を失ってしまうケースも少なくありません。本来味方であるはずの家族が、一方に負担を押し付け、追い詰めるような関係になってしまうのはとても悲しいことです。

大変なことはあれど「家族だからこそ、互いに支え合いたい」という思いやりが、何よりの力になるのではないでしょうか。

【取材時期:2026年3月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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