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「マジか!?」「超エリートじゃん」SNSに走った衝撃…主演作250本超え『Vシネマの帝王』の“意外すぎる前職とキャリア”

  • 2026.4.23

芸能界で華々しく活躍するスターたちの中には、意外すぎる経歴や、世間を驚かせた大きな転換点を持つ方々がいます。かつての職業での輝かしい実績や、逆境を跳ね除けた並外れた努力、そして覚悟を持って挑んだ新境地。今回は、そんな“驚きのキャリアを持つ芸能人”をテーマに5名をセレクトしました。

本記事ではその第1弾として、竹内力さんをご紹介します。“Vシネマの帝王”として、圧倒的な威圧感とカリスマ性を放つ竹内さん。しかし、私たちが知る姿とは正反対の「堅実な世界」に身を置いていた意外すぎる過去に迫ります―。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“Vシネマの帝王”となった足跡

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プロ野球 DeNA対広島 試合前イベント 竹内力(C)SANKEI

竹内力さんは1964年1月4日生まれ、大分県出身。1986年、故・大林宣彦監督の映画『彼のオートバイ、彼女の島』でスクリーンデビュー。演技初挑戦ながらも新鮮な印象を残した竹内さんは、その後も数多くの映画やドラマに出演し、キャリアを積んでいきました。

大きな転機となったのは、『難波金融伝 ミナミの帝王』シリーズの出演です。大阪・ミナミの闇金を舞台に、主人公・萬田銀次郎を演じたこのシリーズは爆発的なヒットを記録。竹内さんは一躍ビデオ界のトップスターへと上り詰めました。1997年には、自ら映像製作会社「リキプロジェクト」を設立。俳優のみならず、歌手、映画プロデューサーとしても多角的な才能を発揮しています。

“リーゼントの銀行員”という伝説…札束を数える指先に宿った“帝王”の片鱗

Vシネマの帝王として、見る者を震え上がらせるほどの威圧感を放つ竹内力さん。しかし、そのキャリアの出発点は、意外にも堅い職業として知られる銀行員でした。高校卒業後、恩師の強い勧めで当時の三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。大阪の淡路支店に配属された彼を待っていたのは、スーツにネクタイ、そして緻密な計算が求められる銀行マンとしての生活でした。しかし、竹内さんはそこでも異彩を放ちます。なんと、16歳の頃からこだわり続けていたリーゼント姿のまま、銀行の窓口に立っていたのです。

支店長にはずっと言われていましたよ。その度に『俺、辞めますから』って(笑)。でも、成績が良かったから辞めさせてくれなかった。そんなもんですよ、世の中は。2年2カ月辞めさせてくれなかったんだけど、最後までリーゼント出典:テレ朝POST『竹内力、リーゼントで通した大阪の銀行マン時代。営業成績が良すぎて2年以上『辞めさせてくれなかった』』(2023年7月25日配信)

テレビ朝日のWEBメディア「テレ朝POST」でのインタビューで明かされた、竹内さんの衝撃の仕事スタイル。一見、不真面目に見えるその姿も、竹内さんは“数字”という絶対的な結果で周囲を黙らせました。彼が編み出したのは、九州弁で親しみやすく話しかけ、倉庫に眠っている粗品を惜しみなく配る“粗品攻撃”という独自の営業方法。これが爆発的な功績を挙げ、竹内さんの営業成績はトップクラスだったといいます。

この銀行員時代に培われた経験は、後の俳優人生、特に『ミナミの帝王』シリーズの萬田銀次郎役に色濃く反映されています。劇中で見せる、目にも留まらぬ速さで札束を数える指先の動き。それは役作りのための練習ではなく、かつての本物の銀行マンとして数えきれないほどの現金を扱ってきた実体験に裏打ちされたものでした。

また、どんなにルールに厳しい組織にいても自分自身のスタイルを貫き通した意志の強さと、圧倒的な結果を出して周囲をねじ伏せる勝負強さ。これらは、冷徹ながらも筋の通った銀次郎の説得力そのものとなりました。銀行員という、一見正反対に見えるキャリアこそが、彼をVシネマの頂点へと押し上げる最強の「武器」となったのです。竹内さんが銀行員として活躍していた事実に、SNSでは「マジか!?」「めっちゃエリート」「知らんかった」「衝撃」「意外すぎる」といった驚きの声で溢れました。

俳優・タレント・歌手・映画プロデューサー…多方面で活躍する現在

強面の渋すぎる容姿に鋭い眼光、そして圧倒的な貫禄と高い演技力で、Vシネマの帝王として君臨した竹内さん。主演作品は250本を超え、数多くのシリーズ作品で唯一無二のキャラクターを確立しました。

しかし、竹内さんの才能は役者だけに留まりません。1997年には自ら映像製作会社「リキプロジェクト」を設立。自社作品のみならず、「第76回ベネチア国際映画祭」のベニス・デイズ部門に出品された映画『ある船頭の話』や、「第48回報知映画賞」で作品賞に輝いた映画『月』などの製作・制作にも携わるなど、輝かしい功績を残しています。また、2015年には演歌歌手デビューを果たすなど、その表現の幅はとどまるところを知りません。

2026年現在、還暦を超えてなお竹内さんのエネルギーは増すばかりです。2023年から始動した最新主演シリーズ『欲望の街』は、かつてのファンのみならず、若い世代からも熱狂的な支持を得ています。一方で、バラエティ番組で見せるお茶目な素顔や、サービス精神旺盛なキャラクターも大きな魅力です。“竹内力”という男の生き様は、これからも私たちに驚きと興奮を届け続けてくれるでしょう。


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です